2014年12月15日月曜日

2014年12月の竜舞亭第一例会の話。:Jade Regent#15-Forest of Spirits後編その3

私にとっても今年最後のセッションとなる今回だが、年末にあった衆議院選挙の都合により急遽部屋が変更、美術室を割り当てられることに…兎に角使い辛い部屋だった。
それはさておき、プレイヤーからも言われていたが、"Forest of Spirits"というタイトルにも関わらず章の半分を4層に渡る巨大ダンジョンで過ごすという看板に偽り有りな仕様となっているこの章だが、それも今回でようやっと結末を迎えることになる。

今回の面子は以下の通り。意外と、というべきか当然というべきか振り直し能力を他者に与える気功師モンクの抜けた穴は大きいか。
プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララ人間ファイター(両手武器使い)/バーバリアン
口の悪さに定評があるナギナタ使いの突撃兵。流石にACの低さが厳しい感じに。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
ミンカイの初代皇帝の魂が宿ると言われる妖刀”翠閃”を振るうパーティーのまとめ役。ホブゴブリン絶対殺すマン。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツ人間アーケイニスト
微妙に主人公/ヒロイン枠より外れつつ有るアメイコの妹。慣れないアーケイニストの能力に未だ苦戦気味。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
サーレンレイ信者の自称天使のクレリック。今回は脆い前衛の回復に忙殺気味。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。今回年齢相応の振る舞いをする場面が。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #052『Forest of Spirits』終盤に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年11月30日日曜日

2014年11月の竜舞亭第一例会の話。:Jade Regent#14-Forest of Spirits後編その2

前回の「広うなり申した」でも触れた件、そもそも龍舞亭第一例会自体がそうなのだが、卓の平均年齢が高いということもあり「皆で揃って月1のセッション」というのがなかなか難しくなりつつある。それでも当卓はまだ面子に恵まれており龍舞亭に席を置いてからほぼ休み無く開催出来ていたのだが、とうとう脱落者が発生してしまった為、パーティーの再構成(といっても変更はシオンのみだが)を行うこととなった。

 という訳で、今回の面子は以下の5名。個人的には矢張り6人体制の方が遊び易くあり、出来れば何処かから人員を追加したいところだが…流石にPathfinderキャンペーンに途中参加、11レベルとなると色々難しい。
プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララ人間ファイター(両手武器使い)/バーバリアン
口の悪さに定評があるナギナタ使いの突撃兵。隣に座ったジョナサンにダイス運を奪われていたと主張(出目の悪さはいつも通りだが)。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
ミンカイの初代皇帝の魂が宿ると言われる妖刀”翠閃”を振るうパーティーのまとめ役。空を駆ける首切り判事。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツ人間アーケイニスト
微妙に主人公/ヒロイン枠より外れつつ有るアメイコの妹。ザ・ニュー・紫苑として秘術使いに覚醒。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
サーレンレイ信者の自称天使のクレリック。最近の主な仕事は壁役…胸が、とかではない。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。20を出すと言って20の目が出る凶運の持ち主。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #052『Forest of Spirits』終盤に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年11月29日土曜日

2014年11月の幻想TRPGコンベンションの話:Pathfinder RPG『Risen from the sands』

DAC愛知の準備やDACへのGM参加等様々あり、久方振りの(確認したらほぼ半年振り)参加となる幻想TRPGコンベンションへのGM参加だが、今回は幸いにして4th Cageの方に翻訳が上がっていたのと、低めのレベルで未経験者へのアピールもしておかなければということでFree RPG DAY 2014(Paizo Publishingが1年に1回配布する無料シナリオ)にて公開されたシナリオ『Risen from the sands』でのプレイヤー募集を行ったところ無事、しかも珍しく5人プレイヤーでの立卓という好条件で立卓となった。

 今回参加してくれた面々は以下の通り。初心者3(但し全員d20経験者)、GMの負担軽減かつ好き勝手やるベテラン2とGMとしても願ったり適ったりの非常に有り難いメンバーだった。

プレイヤー名前種族クラス
竹竹ガルヴァン=トーフドワーフファイター
伝統的な”斧と楯”スタイルで高いACを誇るドワーフの重装戦士。ドワーフらしく寡黙ながらもやる時はやる男(主にクリティカル的な意味で)。
竜也大次郎エル人間パラディン
本名エリジュール=ヤマダ=ドラエモンド。バルディッシュを振るう微妙に柄の悪い突撃兵。
こおりオルガハーフオークローグ
ミックーに微妙に立場を脅かされながらもヒロインを主張するハーフオーク乙女。今回の主な被害担当
makkouウッデ人間クレリック
パーティーで2番目に堅いデズナ信仰のクレリック、但し変態。
waizミックーハーフエルフソーサラー(荒ぶる血統:賢者)
ツインテールの悪魔ことパーティーの知識枠担当、あと眼鏡(GMの趣味で)。

 尚、以下はPathfinder Module『Risen from the sands』関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年11月20日木曜日

DAC2014の話:Pathfinder RPG 『the Moonscar -Mythic Adventrues-』

 そして当日、周囲の面々に挨拶をしたり、卓の電源を確保したりしているうちに時刻となり、開始の挨拶にスペイン宗教裁判ネタを入れるも軽く流されセッション開始。
今回このイカレた卓に参加してくれた面子は以下の通り。


プレイヤー名前種族クラス
こうぞうアルバート人間(地球人)ファイター(両手武器使い)/バーバリアン/クレリック(カイデン=カイリーエン/神聖なる戦略家)ホライズン・ウォーカー/神話:チャンピオン
マウンテンデューが大好きなホラ吹きのヒゲを友人に持つ2500年代の地球より次元転移を果たした第一次スパルタン計画被験者。基本的にチェーンソー(たまに転移)突撃マン。
Jun『吊られた男』トアマンドハーフリングファイター(武器の達人)/Slayer/神話:トリックスター
”小鬼”、”巨人殺し”の異名を持つ短躯の軽戦士。愛用のエルヴン・カーヴブレイドと首吊り縄がトレードマークで多分吹き替え版トム=クルーズみたいな声。好きな敵は自分より2サイズ大きな敵。
ミイラアナスタシア人間(?人)ファイター(荒ぶる闘士/Trench Fighter)/ガンスリンガー(謎めいた異邦人)/Brawler/神話:チャンピオン
その手に”戦士の銃”を持つ”赤い帝国”に国と地位を奪われた亡国の姫君。逃亡生活が長かった為か随分といい性格に。
大西メーリスサンサーラン亜種(ARGオリジナル)オラクル(二重の呪い)/Pathfinder Savant/神話:ハイエロファント
ダイキツを信奉するサンサーランに似た何かの女。神話級ホーリィ・スマイトその他が猛威を振るう。
梅酒テヌフェルドゥエルガル亜種(ARGオリジナル)ウィザード/ローアマスター/神話:アークメイジ
DAC2012にも登場したドゥエルガルに似た何かのウィザードが転生して帰ってきた。何処かで覚えてきた新たな武器”言霊”が猛威を振るう。
白雨Diana Jenkins人間(タルドール人)Arcanist/アークメイジ
寒い国から帰ってきた秘術師で安定の真なる中立枠。
尚、以下はPathfinder Module『the Moonscar』に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年11月18日火曜日

DAC2014の話:0日目-1日目朝。

 今年が最後とも言われており、何よりDAC愛知の主催となった都合上少々難しい事が出来る又とない機会なので今年もDACにPathfinder RPGのGMとして参加する。15Lv+神話階梯4+というキワモノにも関わらず幸い応募多数だそうでプレイヤーが集まってくれたのは有り難かったが、結果として数名の抽選漏れが発生してしまったのは何とも申し訳無く思う。個人的には「卓が立つ程度の人員が集まれば御の字」と思っていただけに尚更に。
ただ、様々有り兎に角準備時間が足りず、また此方の精神状態も良好とは言えなかった為、本当に直前迄準備に追われる羽目に…最近毎度こんな感じだが。
加えて、前回の大惨事(1時間程放浪して酷い店を掴まされた)を回避すべく仕方無く前日呑み会の幹事を引き受けたら募集が雑だったこともあり(とはいえ聞いて回る時間も無かったが)人数が膨れ上がり上げる羽目に。私人として振る舞いたい時に公人の仕事を強要されるのは避けたかったんだが。そもそも高レベル2日間卓のGM担当者が地元でない場所で幹事に立候補せざるを得ない状況もだが、任せた上に無理難題を投げつけるのは勘弁して欲しかった。そして他人の善意に胡座するのも…次は無理な要求した奴と他人任せで安穏としている奴の脳を片っ端から引きずり出すことに決めたが。

 その辺りも含めて何とか準備を終えてトランクに荷物を詰め込み、名古屋駅から新幹線こだまのグリーン車に乗り込み一路東京へ。出発直前にNTTとwi-fi契約をしていたのを思い出して使用してみたが、利用者が多い為まあ使えるかなという程度。品川下車で新宿乗り換え、参宮橋に到着してスタッフの方々に挨拶を済ませ土産を投げつけ、荷物等を部屋に置き前日呑みへと参加する為に新宿へ。

一次会は13名程で時間も時間なので取り敢えずメシを喰おうという流れにしたが、場所があまり宜しくなく席移動が大変だった上、騒がしかったこともあり残念ながら結局あまり話したい相手と話すことが出来なかった。個人的には精々6名程度が全体と話せる限界で、それを越える呑み会はあまり気乗りがしないというのもある。

そして終了後、名前も顔も知らぬ6名を回収して同じ店の上のフロアへと移動して二次会となったが…個室なので静かで良かったが、結局交流の無い2卓呑み会にしかならず…まあ当然だが。それでも期待の新人にして希代の変人と少し話が出来て、鳥取の美味い酒を堪能出来たところで時間となり、風呂に入る為に宿へと帰還する。
同室はでるたぁ、独楽屋、りゅうく(敬称略)。色々とロクでもない話が出来たのは大変楽しかったのだが、通しで様々迷惑を掛けてしまったのは大変申し訳ない。

 翌日起床後、部屋に残ったでるたぁ氏に爆発の言霊/祝福を投げかけて他の面子といつもの展望レストランで朝食。個人的にはあの景色を見るだけでも朝食に500円を払う価値があると思う。とはいえ前日あまり眠れなかった上に既知の間柄でもなかった為言葉少なく終わり、部屋に戻ってVAAM+ドリンク剤でいつもの儀式をキメていざ出撃。

2014年10月13日月曜日

2014年10月の竜舞亭第一例会の話。:Jade Regent#13-Forest of Spirits後編1

3週連続セッションの3週目…やっと此処まで来られたと言うべきか。大体毎年この位の時期に多重衝突みたいな予定が入っている気がするが。

 しかし、今回は竜舞亭第一例会3卓のうち2卓が開催中止、こちらの卓も開催可能人数ギリギリな部屋の様子を見るに「竜舞亭の部屋、広うなり申した」と言いたくなる状況である(実際のところ、此方の卓はそれなりに宜しくない状況に陥りつつあるが)…しかもその上、台風襲来直前といった有様だったが。

とはいえ、今回も無事にセッションを開催する事が出来たが、例に依って2名休みとなった。

プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララ人間ファイター(両手武器使い)/バーバリアン
口の悪さに定評があるナギナタ使いの突撃兵。今回は欠席。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
ミンカイの初代皇帝の魂が宿ると言われる妖刀”翠閃”を振るうパーティーのまとめ役。そろそろオニの血が恋しい。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師/無数の型の達人)/ファイター(武器の達人)
微妙に主人公/ヒロイン枠より外れつつ有るアメイコの妹。まさかの《鶴翼》エラッタ再びにより無い胸を痛めることに。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
サーレンレイ信者の自称天使のクレリック。主な仕事は呪芸と敵を土下座させること…バード?。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。11レベルとなり、やっと弾切れしない限り打ち続けられるように。
ろうなむ幻術のセルバンデスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナーを信仰する謎多き幻術師。今回も残念ながら欠席。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #052『Forest of Spirits』終盤に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年10月6日月曜日

the Moonscar -Mythic Adventrues- テストセッションの話。

3週連続セッションの2週目はDAC2014で行うMythic Adventrues版the Moonscarのテストセッション。高レベル環境かつ初めて扱う神話級ということで流石にテストセッションが必要だろうということになり企画したのだが、矢張りというべきか東海圏でPathfinderの高レベルを扱える人間の絶対数が足りず、結果として遠方の友人を含めて何とか開催する事が出来た。毎度ながらこういった部分での協力には感謝すると共に、もう少しプレイヤー人口を増やしたいとは思うのだが…この辺りはゲームとしての流行もあるのでなかなか難しい。

ともあれ、今回神話級の戦いに身を投じてくれた猛者は以下の4名。急な募集かつ台風接近という環境ながらよく集まってくれたと本当に感謝している。
プレイヤー名前種族クラス
2xxPパーテルデーモン絶対殺すマン(ティーフリング亜種)キャバリアー(獣の騎手、重騎兵)/ファイター(両手武器使い)/マンモスライダー/チャンピオン
空飛ぶ超大型スピノサウルスを駆り突撃で600点超過ダメージを叩き出すデーモン狩人。
Waizエルノアアンドロイドスレイヤー/トリックスター
魔法強化されたキーン・ヴィシャス・チェーンソーを操るキャスト(PSO)じみた何か。モデル元(盗賊会議キャラ)の性能を受け継ぎ相変わらずの悪魔を騙す酷い奴。
VANファラージャ人間クレリック/ハイエロファント
パーティーを支える回復の要。真っ先に死に掛けたのはご愛敬。
ひろくんマルドレクティーフリングウィザード(死霊術)/アークメイジ
スケルタル・ドラゴンとプラネターを引き連れスタッフ・オヴ・マギを振り回すネクロマンサー。
…とはいえ、具体的な内容に関しては本番が控えている為一切書けないのだが。印象に残った部分に関して幾つか。

・会場
 今回はライン氏と同時開催で向こうの希望もあり何とか集会室を借りられる場所で、ということになり千種生涯学習センターを利用したのだが兎に角僻地でしかも周囲にまともな昼食を摂れる店が無いという。しかも当日は台風直前の大雨で更に厳しい状況に。季節的に施設の空調がマトモに動いておらず(あの暑い中で暖房だった)それも厳しかった。駐車場が広いのはいいが、というよりも車で来なければならない人が多すぎるからのアレじゃないかと思うが。

・神話級キャラクター
 どうも、比較的理解り易い術者よりも、特技の組み合わせから再選択しなおす必要がある前衛の方が大変そうだという印象だった。特に気軽に高ダメージが叩き出せるようになった(旧訳がアレで議論されていたが、そのぐらいは常識で判断しろと言いたくなった)《渾身の一打》や、短い文章に酷さが要約されている《降下突撃》等、文字通りの意味で桁違いのダメージ・レースになりそうな気配がある。

・神話級の敵
 勿論、敵も強化されている。大体の神話級クリーチャーにDR/エピックとヘヴィ・フォーティケーションが付くのはご愛敬だが。

・神話級呪文
 こちらも大概が酷い感じに強化されており、非常に面白い。今回は時間が短かったこともあり(竜舞亭と同じく16時終了)、戦闘遭遇ばかりになってしまったがその為ヘイスト(移動速度が増えて移動アクションが追加される。あと増強すれば水の上も走れる)のような補助呪文が猛威を振るっていた。

・Technology Guide
 導入前は不安があったが、使ってみるとこれも非常に面白い。確かに強力ではあるが、価格も高くエネルギーの問題もあり、また誤作動表のリスクがある為このレベル帯では比較的普通に(他のアイテム群と変わりなく)扱える品物になっていた。但し、誤作動で希にパワーアップするが。

 総じて、遊んだお陰で神話級の冒険というものが大体どんな感じになるかは掴めた。シナリオ自体も1度通して遊んでおり後はこれを猛者共に向けて調整し直すだけである。取り敢えず、参加する方々は楽しみにしていて欲しい。

2014年9月29日月曜日

2014年09月の竜舞亭第一例会の話。:Jade Regent#12-Forest of Spirits中編

Jade Regentも12回目、1回休みがあるが1年間続けて進行は大凡半分ということになる。
実は今回より3週連続でのセッションとなっており、どれも高レベルである為それなりに準備に時間が掛かり、おまけに仕事もちょっと忙しいのでかなりギリギリの状況になっている。とはいえ娯楽は娯楽で必要で、幸いなのはどのシナリオも公式の既製品であり、あとは翻訳し(次回のMoonscarについては翻訳も終了しているが)クリーチャーデータを調整してマップを出力するだけなのだが…何より、最近気力をセッション準備可能状態に持っていくのが辛い…いい加減歳か。 

さておき、今回も無事にセッションを開催する事が出来たが、例に依って2名休みとなった。

プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララ人間ファイター(両手武器使い)/バーバリアン
アルドーリ流のナギナタ裁きで敵を葬る突撃兵。口が悪い。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
ミンカイの初代皇帝の魂が宿ると言われる妖刀”翠閃”を振るうパーティーのまとめ役。。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師/無数の型の達人)/ファイター(武器の達人)
微妙に主人公/ヒロイン枠より外れつつ有るアメイコの妹。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
サーレンレイ信者の自称天使のクレリック。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。今回も欠席。
ろうなむ幻術のセルバンデスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナーを信仰する謎多き幻術師。今回も残念ながら欠席。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #052『Forest of Spirits』中盤に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年9月16日火曜日

2014年08月の竜舞亭第一例会の話。:Jade Regent#11-Forest of Spirits前編

間1回の休止が入ったものの、昨年末より始まったJade Regentキャンペーンもようやっと折り返し地点に到達してキャラバン一行もミンカイの地に足を踏み入れる事となり、また表紙にもこのキャンペーンの仇敵となる”翡翠の宰相”(プレイヤーからは「魔戒騎士」と呼ばれていたが)が登場し、否が応にも盛り上がらずにはいられないという所である…しかしながら、今回は2名休みと何とも残念な始まりになってしまった…この辺りは社会人セッションの何とも難しい処だが。


 ともあれ、今回の面子は以下の通り。気が付けばキャラクター達も10レベルとなり、多くの単一クラスにとって戦力面で大きな境界となる11レベル迄あと一歩となった。

プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララ人間ファイター(両手武器使い)/バーバリアン
アルドーリ流のナギナタ裁きで敵を葬る突撃兵。色々あり出身がブレヴォイとなった。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
ミンカイの初代皇帝の魂が宿ると言われる妖刀”翠閃”を振るうパーティーのまとめ役。今回はインクィジターのえげつなさを如何無く発揮する。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師/無数の型の達人)/ファイター(武器の達人)
微妙に主人公/ヒロイン枠より外れつつ有るアメイコの妹。その胸は平坦であった。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
サーレンレイ信者の自称天使のクレリック。今回はロマンス担当。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。今回も欠席。
ろうなむ幻術のセルバンデスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナーを信仰する謎多き幻術師。今回は残念ながら欠席。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #052『Forest of Spirits』中盤に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年7月31日木曜日

DAC愛知2014の総括と謝辞と様々の話。


まずは最初に。

相変わらずの個人主催という安定性に欠き不安要素も多い運営ではありましたが、今年もd20 Around Convention in 愛知 2014を無事終了することが出来ましたことをここに報告します。
参加者の皆様にはこの場を借りて重ねて御礼申し上げます。


まず、此方の様々な失態があり、開催日を2度改める羽目になってしまった事に関してはこの場を借りて謝罪致します。連休の方は勘違いでの応募忘れ、もう1回は宿が確保出来なかった(どうやっても学校には勝てないので)ことが理由なのだが、予約時に「連休なら宿も空いてるんですけどねえ」と聞かされた時には叫びたい気分だったが。

 基本的な姿勢や方針については去年に粗方書いてしまったので其方を読んで貰うとして、改めて思ったのはこの規模だからこそあの独特の雰囲気や全ての卓に目が行き届く気安さが生まれたのだろうという事と、そして何より参加者の間で少しでも何かが生まれたのであればそれこそが私にとって何よりの収穫となる、ということである。一応あの施設には予約が大変だが300人規模のホールもあり、やろうと思えば以前のDAC愛知や東京のような大規模なイベントをもっと安価に開催出来るが、そうすると間違い無くスタッフの増員を計らねばならなくなり、また所謂”お客様”問題も発生してくるだろう。それは主催としてはどちらかといえば避けたい事態であり、また宣伝不足等はあるにせよ今でさえギリギリ迄告知をしてあれが精一杯(プレイヤー、マスター共に)なので、これ以上を見込むには東海圏では無理があるように感じている(今後の動向もあるし)。

卓配置にも実は結構気を使っており、例えばa1やc1のような「比較的会話、ロールプレイが盛んな卓」はなるべく隅に放して配置するようにし、c4、c5のような様々な意味で「目立つ」卓は皆の目が行くように出口近くに配置していた。この辺は自己満足の部分も多分にあるにせよ、それなりに機能はしていたようで何よりだった。
卓のレイアウトについては一応事前に自由に使って貰って構わないと言ってあったが、注意等も書いておくべきだったか。これは1日目の荷物受け取りも同様だが(2日目は作成してコンビニで印刷して張り出しておいたが)。

ただ、5版もHJでの翻訳が継続されるであろうと当然考えておりどちらかといえば初心者向けの傾向で開催したが、結果としてはどちらかといえば熟練者向けの卓の方が人気が高く、この辺は大きく見誤ってしまった事については本当に申し訳無かった(両日共に7卓に限定するとは決めていたのだが)。

 プレゼントについては大半がPathfinder関連となってしまったが、これは谷間の時期ということもあり、D&D関連商品が殆ど手に入らなかったという事情もある。もう少し後でならば色々入手出来るようになっていたと思うが。ただ、一応D&Dでも使用出来る品を揃えたのでその辺りは喜んで貰えたようで此方も胸をなで下ろしている。カードについては一応きちんとシャッフルしたのだが、それでも偏る偏る。しかしそれでも欲しい人に行くべき商品が行ったというのが多く、こちらとしても喜ばしく思っている。あとブラインドボックスは意外と好評だったようなので次回はもうちょっと増やすべきか?(Pathfinderのアレはシナリオ独自も多く、扱いに困るモノも多いので、最新フィギュア・パックのReign of WinterはコモンでWW1ロシア兵がいっぱい入っている為に避けた)

 懇親会については、実は直前の変更もかなりあり快く受け付けてくれた為、次回はその辺も告知しておくべきだろう。しかし、座席がある会だからか、特に1日目は大量に食事が余ってしまい、店のご厚意で詰めて貰ったのだが…食中毒警報が発令されている中、夜中近くに2パックのカルパッチョを喰らう様は我ながらちょっとどうかと思った。レストランの大皿料理で美味いのは間違い無いんだが…宿に酒が持ち込めなかったのが心底残念でならない(酒があれば余裕)。
2日目懇親会は人数超過で一緒の送迎バスに乗れなかったのが残念。あとバスの方はサービスで出して貰っているので余り無理を言わないようにお願いしたい。

セッション時間に関しては、特に2日卓で顕著に足りない状況が見られた為、こちらは2日目は開会式前に再開出来るようにしてしまうのも手か。

 ともあれ、あの程度の規模であればまず問題無く開催出来るので、来年も又お付き合い頂ければ幸いです。
只、皆知っての通り兎に角会の仕切りが下手なので、其処は何れ誰かに任せてしまいたい。


以下は開催期間前後にあった色々。


・開催前日
 前日に残業が投げつけられスケジュールが酷い事に。しかし、前呑み会を企画している以上参加しないという選択肢は無く、会社終了後一旦車を家に置き名古屋へ。ここで失敗だったのは、地元民にとっては当然の待ち合わせ場所であるクリスタル広場も、他の県の人達にとっては想像の外にあるような施設だったようで、集合が遅れる…特に地下にあるというのは予想外だった模様。しかし其処は織り込み済みで、時間に余裕を取ってあったので特に問題もなく。
今回使った店(栄 旬彩酒房 設楽)は参加者の「地元の酒が呑める店がいい」というリクエストに応じて使ってみたのだが、個人的にはかなり好印象で特に料理が面白かった。次回は一次会を飲み放題、二次会は同じ店で酒だけを楽しむという流れにするのも面白いかも知れない。
私は作業があったのでそのまま帰宅、他の面子は1時頃迄呑んでいた人も居た模様。

帰宅後(途中電車を乗り換え損ね乗り過ごしたが)作業を進める、とはいえ既に大半は終了しており後は袋に詰めたり旅行鞄に詰めたりメールをチェックしたりする程度だったが。
しかし、それなりの時間に寝たものの興奮かストレスが或いはその両方かで眠れず(開始1週間前は何というか当日遅刻する夢をやたら見た)。結局半分寝たような頭で明け方を迎え、仕方無く起きたが今だから言えるがこの時点での体力、気力は共にイベント開催不可能なレベルだったと言える。


・コンベンション1日目
しかし、風呂に入り朝食を摂り、身なりを整えていると不思議なもので体調がみるみる回復し、すっきりとしてくる。我ながら本当に気力の生き物なのだと痛感する。車を駆り駐車場に到着すると、丁度waiz氏も到着し駐車場で荷物下ろしを手伝って貰い、他にpomta氏や当日参加予定のひろさんやオカ氏と共に会場の開場時刻を待つ。この辺りの手伝いは本当に助かった。
会場設営をと各種チェックを済ませ、1日目の受付はClare氏に手伝って貰い何とか完了。気力はあっても駄目な頭で金勘定はするものじゃあないと痛感する。次回はもう少し単純な計算式にしておくべきか。
しかし、開始してしまえばスタッフは特別する事も無く、1日目はneile氏卓の昼食に混ぜて貰い隣の喫茶店でパスタを貪るが…注文を忘れられていたのかさっぱり来なくて時間を浪費する事に。途中にちょっとした業務があった程度でこれといった問題も無く1日目は終了。以下は卓に対する簡単な印象等を

a1:『ネヴァーウィンターの失われし王冠』/DMマシュー
 お互いの確認不足やメールのやり取りでの不安があり、心配ではあったが結果として海外DMの手腕を間近で見られる又とない機会となり、非常に勉強になった。また、DMとしても満足頂けたようで、懇親会では別れ際に固い握手を交わして貰えた。

a2:盗賊会議:The Infernal Syndrome /梅酒
 どちらかといえば心配事の少ない卓だったが、強いて言えば前日に結構な量を呑んでいた事ぐらいだったか。こちらも大きな問題も無く完了したようで(マスターの出目以外は)何よりだった。

a3:六重の試練 /VAN
 Pathfinderのどちらかといえば初心者向け卓を担当して貰ったが…まあ、初心者向けとは言いづらい面子となってしまった。しかしながら、あの無茶なシナリオをそれなりに楽しんで貰えたようで何よりである。

 コンベンション終了後は毎度の如く懇親会。今回も様々卓を周り話していたが、最終的に持ち込みの酒(一応少量であればという前提で許可を貰ってあった)を楽しむ駄目な酒呑みと化していた。とはいえ、矢張り色々な人と色々な話が出来るこの機会があればこそコンベンションを開催した甲斐もあろうというものであり、ここだけは次回以降も変わらずやっている事だろうと思う。ただ、大量に余った食事は少々申し訳無い気分となったが(比較的安全なモノは翌日の朝食となっていたが)。
あと、懇親会についてだが、私の趣味もあり飲酒がメインになっているとはいえ、酒が呑めなくても充分楽しめる会だと思っているので呑めないから参加を見合わせた人は次回に是非。

 懇親会終了後は風呂でさっぱりして(サウナ併設の水風呂を堪能していたが)いつもの如く大部屋でカードゲーム(D16氏や大阪組とMOWで凄惨な試合を繰り広げていた。MOWはイニシャライズが軽い割に戦略性が非常に高くオススメ)やら深くロクでもない会話やら何やらに興じたり、airo氏によるDACのテストプレイというものも開催されていたが、この修学旅行の夜のような雰囲気も何とも楽しいものである。この辺りは宿泊者でなければ楽しめない代物なので、興味がある方は次回以降是非。

此方は流石に気力の生き物といっても肉体的限界には勝てず、早々に部屋で潰れる。


・コンベンション2日目
 朝6時に起き、忘我の心地でのんびりと朝の準備を済ませながら8時に大部屋を覗きに行くと扉が開いておらず、仕方無く隣の喫茶店に1人で朝食を食べに行く。丁度食べ終わり店を出る直前に友人数名が来たが、こちらも忙しかった為挨拶して先に店を出る。
サーキュレーターを引き取りに大部屋へと行くと、2人ぐらいしか居ない…馬鹿な、おかしい、プリキュアの時間なのに(DACだと、この時間は駄目な大人がプリキュアを見る為にTVの前に集合している)。取り敢えず開場時間等を告げて準備に。とはいえ卓設営は既に済んでいるので受付準備程度だったが。
そして今度はひろさんに手伝って貰い相変わらず計算の出来ない会計を受け持ち、何とか2日目を開始する。この時、当日見学希望の人が居たが、折角なのでということで何とか卓に入れないかと相談し、waiz氏のPathfinder卓に入って貰うことに。これは、単純に見学だけで時間を潰すのは意外と困難であることや、居心地が宜しくないというのもあったが。

以下は卓に対する簡単な印象等

b1:イシュタルの尖兵 /kitt
 DACですら遊べるかどうか不明な貴重なGamma World卓を有り難う御座いました。噂に名高いイカレっぷりに興味があり、機会が有れば参加してみたかった卓の1つ。

b2:走れっ! アウルベア!! /梅酒
 こちらも前日同様心配の少ない卓だったが、思わぬ盛り上がりと展開を見せていたようでこの辺りはDMとシナリオの優秀さならではだろう。
しかし、くれぐれも身体の方は大事にして欲しい。

b4:秘薬の効能 /waiz
 色々無理を言い手伝って貰っている部分もあるが、それ以上に参加したプレイヤー、特に初心者がそれなりに居たが、楽しんで貰えたようなので今後に期待したい(受け持つのは主に私だが)。

c1:ネヴァーウィンターに忍ぶ闇 /周防蘇芳
 実の処、私が思うに「ロールプレイングゲームのマスター」という点では東海随一であり、また初心者プレイヤーを楽しませ、次に繋がる卓を建てられるという点でも信頼を置いている氏に参加して貰えたのは非常に有り難かった。氏に後程言われたが、直接要請をしなかったのはそれはそもそもコンベンションの方針として行わないことにしているのと(これは誰であっても変わりない)、加えて氏の夏コミー原稿の事を鑑みてである。

c2:The Worldwound Incursion /neile
 こちらも「マスターが余るようならプレイヤーに廻して欲しい」という要請があったものの、卓の応募を見て無慈悲にマスターに回って貰う事になった。とはいえ、これだけ魅力的な卓であればプレイヤーに廻すという事が出来なかったというのもあるが。(1日目に時間を喰われすぎたのが懲りたのか)2日目は弁当という前のめりな姿勢で臨んだにも関わらず、セッション終了時間ギリギリ迄掛かっていたのが印象的だった(そもそもAPを2日で片付けろというのも結構な無理があるが)。

c3:Start Game /D16
 文字通りの意味で日本のD&Dの中心的人物である氏による恐らく日本最速のコンベンションでのD&D第5版プレイということで、機会が有れば参加してみたかった卓の1つ。特に「軽く遊べ、かつロールプレイングも楽しめる」5版の動向は非常に気になっていただけにWotCの動向は色々と残念だった…望みが消えた訳ではないが。
また、こちらも確認を怠り迷惑を掛けてしまった事にはこの場を借りて謝罪を。

c5:Dance with Dragon 2014 /airo
 今年の一番人気卓であり、ある意味DAC愛知での花形卓であり今後も宜しくお願いします。また様々な悪巧みへの協力もありそれらも含めて本当に感謝しております。
実のところ、この卓に限った話ではないが、何か特別な事を希望する場合、それが参加者にとってメリットのあるものであれば極力対応するようにしている。あくまでこちらの出来る範囲内で、だが。この辺りでの利害が私とairo氏の間で一致した事が今回特に「この規模のコンベンションだからこそ出来る事」に反映されたのではないかと思っている。

そして、2日目が終了して慌ただしい事この上なく撤収となってしまったのは本当に申し訳無い(懇親会の時間もだが、何より終電の時間がある為あのようにせざるを得ない)。


・翌日
 早朝のチェックアウト後、Pathfinder界隈の友人数名と共にコメダで朝食、そして稲武にある蓬莱泉吟醸工房へと向かい生酒を購入、そのまま尾張旭にある行きつけのcafeぼあこにて昼食。店主氏にも言われたが貸し切りでTRPGセッションというのも面白そうではある(昼食には困らないだろう。駅から遠いのが難だが)。長居しても良かったが、あまり居ると根を張って動けなくなりそうだったので早々に店を出て友人達を送り出し、無事に夏の大仕事が終了した(翌日、別の友人と岐阜県博物館へ遊びに行っていたが)。

そして今年のお土産の数々。大変美味しゅう御座いました(これとほうらいせん2瓶をほぼ1週間で開けた)。ただ、酒は土産としては色々難しいのでくれぐれも無理せぬようお願いしたい。

2014年7月21日月曜日

2014年07月の竜舞亭セッションの話。:Jade Regent#10-The Hungry Storm後編

 自分で選んだ道とはいえ、年甲斐もなく無謀な事をしている所為かどうにも時間が足りない。しかしそれでも娯楽があるからまだ生きていられるし、何より意外とこうしてきちんとした手応えのある物事に関わるのが好きだからこそ多少困難でもやっているのである…だからこそ、徒労でしかない物事に時間を割かれるというのを何より嫌うのだが。

という話は置いておき、龍舞亭のJade Regentキャンペーンも今回で9回目、今回の参加者は以下の通り。今回は1人欠席、しかも戦闘火力の要であるジョナサンが不在(代理操作で対応)という状況に。
ガンスリンガーは比較的扱いが簡単なクラスだが、それでもやはり9レベルともなると本人か代理かでかなり戦力としての価値が変わるものである(特にプレイヤーがガンスリンガー然とした「刃の上を歩むような」非常に楽しそうな戦いをするので)。

プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララ人間ファイター(両手武器使い)/バーバリアン
アルドーリ流のナギナタ裁きで敵を葬る突撃兵。パーティーの戦闘の要であり、最近熟練プレイヤー各所から様々な入れ知恵を学びつつある。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
ミンカイの初代皇帝の魂が宿ると言われる妖刀”翠閃”を振るうパーティーのまとめ役。今回は危うく死に掛ける。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師/無数の型の達人)/ファイター(武器の達人)
たまにその血統を忘れられるアメイコの妹。今回新たな武器を手に入れ、嬉々として振るっていた。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
主な役割は爆撃担当なサーレンレイ信者の自称天使のクレリック。天使のような笑顔のナチュラルボーン煽動者。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。今回は欠席。
ろうなむ幻術のセルバンデスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナーを信仰する謎多き幻術師。そろそろアンデッドには飽きた模様。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #051『The Hungry Storm』終盤に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年6月30日月曜日

2014年06月の幻想TRPGコンベンション2daysの話:Tears at Bitter Manorその1

都合3回目の参加となる幻想TRPGの宿泊コンベンションだが、今回は少々高レベルだが非常に面白そうだったRPG superstar(Paizoが年に1回開催する公募形式の人材発掘企画)2013 Winner作品であるPathfinder Module:Tears at Bitter Manorを使用してのミニキャンペーン卓を企画。
直前色々あり若干、いやかなりアレでナニな状況ではあったが何とか持ちなおしての参加となった…我ながら相変わらず気力の生き物であることを実感する。

 今回参加してくれたプレイヤーは以下の4名、ともあれ開催出来た、そしてGMとしては非常に充実したセッションであった事に重ねて感謝を。
プレイヤー名前種族クラス
SHOKOルイーゼ=リリエンタールハーフエルフパラディン
プレロールドのグレートソード使いパラディン。〔裕福な家系〕特徴≒元お嬢様、高い【魅力】で所謂姫騎士。本人もノリノリの「くっ、殺せっ!」枠かと思われたが…
はやわかエイペックスハーフオークローグ(活劇戦士)
プレロールドの二刀流活劇剣士ローグ。プレイヤー氏が1日だけの参加だった為にそういう方向のロールプレイに。
だみーマローノームクレリック
プレロールドのデズナ信者援護型クレリック。名前の元ネタはMTGのアレ。
2xxPプッカサンサーランソーサラー(賢者血統)
元ラズミール信者で、転生種族サンサーランの過去生により多彩な(主にバード呪文を)操りパーティーを支える妖術師。あとGMに名前を覚えられない(プップカとかプーカァとか呼んでいた)。

 尚、以下はPathfinder Module:Tears at Bitter Manorに関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年06月の幻想TRPGコンベンション2daysの話:1日目終了後

 といったところで1日目は終了し、取り敢えず酒の無い飯というものは考えられないのでDAC愛知では馴染みの施設1階にあるレストランでpomta氏主催の懇親会へ。
話す人間が限られてしまった(とはいえコンベンションの性質上なかなか他の卓の面々と話すのも難しいが)のは少々残念だったが、それでも普段あまりこういった形で話すことのない面々と酒を交えて様々馬鹿話が出来たというのは中々良いものだった。
特に普段は色々な制約があり「セッション後に酒を呑んで感想戦」というのが難しいので尚更だが。

 会が開けてからは風呂を済ませ、ジョジョ歌留多で遊んだ後に某人の施術という名の拷問(不摂生は自分の問題だがまあ酷かった)を受け、夜ゲーム会の方が楽しみだった人達も居たようだが、こちらは流石に疲労が限界だったので早々に部屋へと退散させて貰った。

2014年06月の幻想TRPGコンベンション2daysの話:Tears at Bitter Manorその2

 そうして明けて翌日、こちらはプレイヤー向けの準備があった為に早朝5時頃に起き出してデータの整理等をしていた。この辺同室だったpomta氏には大変申し訳ないとは思ったので、次回以降があるならば何らか対策を講じたいところではあるが。

 プレイヤー及びキャラクターは1名変更が入り以下の通りに。変更に関して些かの心配もあったが結果としては杞憂に終わってくれて良かった。
プレイヤー名前種族クラス
SHOKOルイーゼ=リリエンタールハーフエルフパラディン
シナリオの傾向もあり、「ドウモ、ダイモーン=サン、イーヴルエクストラプレイナースレイヤーです」な感じに。そして、思わぬ処で家名の秘密が明らかになる。
b-げどんウドンハーフオークローグ(活劇戦士)
発音は尻上がり。エイペックスの意志を受け継いだ二刀流活劇剣士ローグ。聖剣クラリティを手に敵を切り伏せる活劇剣士の名に負けぬ活躍が。
だみーマローノームクレリック
デズナ信者援護型クレリック。「火力が足りない」という話だったので火力系に組み直した。
2xxPプッカサンサーランソーサラー(賢者血統)
倫理方面以外でのパーティーの行動の要となる元ラズミール信者で転生種族サンサーランの妖術師。

 尚、以下はPathfinder Module:Tears at Bitter Manorに関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年6月22日日曜日

2014年06月の竜舞亭セッションの話。:Jade Regent#09-The Hungry Storm中編(2)

 前回諸事情あり竜舞亭では初のセッション休止となってしまい2ヶ月振りのセッションとなる今回だが、前回が微妙に良い処で終わってしまった為、そこからの再開となる。

 これは常々言っている事で私事の余談となるが、TRPGはルールにより程度の差はあれ、本当に効率の悪い遊びである。最大限に楽しむにはある種の才能(特にコミュニケーションと社会性/社交性に関する)と知識(ルールも勿論だが、それ以上に話題への下地として)が必要となり、参加する皆は多大な時間を要求される。だが、それも「楽しい遊び」であるからこそ忍耐が許容も出来るのであり、そうでなければ、苦痛の先に苦痛しか無いのであれば誰もやらないだろう。ましてや、相手を恫喝するような者と卓を同じくして仲良く、なんてことは到底望めない。
何かあったのか? については…察せよ。

 それはさておき、今回の参加者は以下の通り。2ヶ月振りということで様々あったが、それでも矢張り皆で楽しく遊べるというのは良いものである。

プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララ人間ファイター(両手武器使い)/バーバリアン
攻撃こそ最大の防御と言わんばかりにACを下げアルドーリ流のナギナタ裁きで敵を葬る突撃兵。気が付くと斃れている被害担当その1。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
ミンカイの初代皇帝の魂が宿ると言われる妖刀”翠閃”を振るうパーティーのまとめ役。何故か女難に縁がある被害担当その2。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師/無数の型の達人)/ファイター(武器の達人)
たまにその血統を忘れられるアメイコの妹。《鶴翼》と高レベルモンクの防御力で軽傷がせいぜい。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
主な役割は爆撃担当なサーレンレイ信者の自称天使のクレリック。最近漸くパーティーの被害に対する回復力が釣り合ってきた
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
死地に飛び込んでは気概を充填して殺戮を楽しむ元少年兵のピストル使い…ドM?
ろうなむ幻術のセルバンデスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナーを信仰する謎多き幻術師。出目の悪さ故か何故か気が付くと大ダメージを受けている被害担当その3。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #051『The Hungry Storm』中盤に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年5月25日日曜日

2014年04月の竜舞亭セッションの話。:Jade Regent#08-The Hungry Storm中編(1)

(色々あり)既に1ヶ月近く経過しているが。
 個人的に言えば環境戦のような処理と負担の増える代物は出来ればやりたくないものだが、そもそも”翡翠の宰相”キャンペーンはキャラバンによる長旅がテーマであり、この章ではその中でもとりわけ極地横断に重点が置かれている以上これを避けて通る訳にも行かず、どうせやるならばと様々な要素で改変しつつ進めている。

今回の面子は以下の通り、有り難いことに今回もプレイヤー勢揃いでのセッションとなった。

プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララファイター(両手武器使い)/バーバリアン
アルドーリ流のナギナタ裁き手に敵を葬る突撃兵。だが、《一か八か》は…。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
冷気への防御の要であり、妖刀”翠閃”を振るうパーティーのまとめ役。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師/無数の型の達人)/ファイター(武器の達人)
《鶴翼》の復権で再び返り咲いたアメイコの妹。マスターとしてはそのままでも良かったのだが。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
アンデッドが多い為活躍の機会が無くぶーたれる自称14歳にしてキャラバンのアイドル。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。死地に飛び込んでは気概を充填して生の充足を実感する毎日。そして肝心な時にジャムる。
ろうなむ幻術のセルバンデスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナーを信仰する謎多き幻術師。幻術を使うもセーヴが増える為悩ましい感じに。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #051『The Hungry Storm』に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年5月20日火曜日

2014年04月の幻想TRPGコンベンションの話:D&D第4版『ラバールの迷宮』

ようやっと異様な仕事量から解放されたのと、一応主催としてもDAC愛知の宣伝に行こうと思い、午前中に他コンベンションに参加していたpomta氏にチラシを投げつけ、大須へと向かったその後に久方振りに土曜日の幻想TRPGコンベンションへとプレイヤーにて参加する。知っての通り、私は基本マスター専門なのでプレイヤーとして卓に参加するのは何年振りになるか(恐らく2010年11月のGamedayが最後…だと思うが)。高めのレベルではあったが、ベテラン1、経験者1、初心者1、立ち位置不明の私と面子的にも遊びやすかった。

尚、以下はHJ公式シナリオ『ラバールの迷宮』に関するネタバレを含みます。

2014年4月21日月曜日

DAC愛知2014開催の話。

既にサイトも公開、GM募集も開始されて半月が経過しているが。

今年も来る7月26日(土)、27日(日)の2日間に渡りDAC愛知2014を開催します。

開始早々様々トラブル続きかつ(フライヤーは去年と全く同じフォーマットだったにも関わらずアレなのには少々参ったが)、多忙により些か放置気味となっていましたがそろそろ仕事も落ち着いて来たので改めて本格始動をば。

 まず2点謝罪を…連休が取れなかったのは完全に此方のミスなので申し訳無い。また、告知早々日時変更となった事についても…特に前者は皆が望んでいただけに。日時変更は宿泊施設の都合なのだが…この時期は学生が多いというのは承知していたがまさか全滅とは。

 基本的理念に関しては去年と変わらず「コストを抑え、かつ充実したセッションを」なのだが(個人的には現在の進行と規模にさしたる不満は無い)、消費税率の増大と利用規約の変更により、若干ではあるが施設利用料金が上がったことと、前回赤字こそ出なかったもののサービス面で一部問題があった(具体的に言えば2日目のマイクとか)為にこの辺も加味して参加費の値上げとなってしまったのは申し訳無いと思う。

 一応の小テーマとしては昨今TRPG初心者が増えていることもあり、そもそも東海圏そのものがd20が盛況な土地とは言えない為にまずは初心者受け入れ可能卓をもう少し増やしたい(アンケートに反する部分ではあるが、「初心者卓が無い為参加出来なかった」という外部意見も幾つかあった)とも考えているが、この辺りはマスター次第の部分が大きい為色々難しい処ではある…手が無い訳ではないが。

兎にも角にも、まずは人が集まらなければ何ともならない為、その旨是非宜しくお願いします。

2014年3月29日土曜日

2014年03月の竜舞亭セッションの話。:Jade Regent#07-The Hungry Storm前編

新章に入り、プレイヤーの交代も行われて開始した第3章、プレイヤー側は欠員無く揃い幸先が良い…のだが、GM側は来年度にある消費税率変更の煽りを受けた多忙故にどうにも宜しくない状況に。増産率およそ3倍もだが、流石に前日土曜に休みを確保出来なかったのには参ったが。
ともあれ、今回の面子は以下の通りとなる。

プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララ人間ファイター(両手武器使い)
今回より正式参戦となるアルドーリ流のナギナタ裁き手に敵を葬る突撃兵。しかし上には上があると知る。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
今回は遅れて参加の実質的パーティーリーダー。朝の日課に「エンデュア・エレメンツを掛けて廻る」が追加された。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師/無数の型の達人)
《鶴翼》の弱体化を受けて先の成長に悩むアメイコの妹。今回思わぬ失態が。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
自称14歳にしてキャラバンのアイドル。パーティーが危機に陥ろうとも路線変更はしない模様。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。ガンスリンガーらしくギリギリの戦いに生の充実を見出す…ドM?
ろうなむ幻術のセルバンデスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナーを信仰する謎多き幻術師。やっと幻術師の手腕を覗かせ始めたが…

 尚、以下はPathfinder Adventure Path #051『The Hungry Storm』に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年3月5日水曜日

2014年02月の竜舞亭セッションの話。:Jade Regent#06-Night of Frozen Shadows後編

 色々あり、今回で1人プレイヤーが交代することとなる第2章最終回だが、今回は無事にプレイヤーが全員揃うこととなった。しかしながら会場がいつもと違う為に様々あり(それでも終了時刻は変わらないのが些か不自由だったが)GMとしては今一つな結果となってしまった。

ともあれ今回の面子は以下の通り。
プレイヤー名前種族クラス
ひろくんリツハーフキャットフォーク(ARGオリジナル)サムライ/ファイター
相変わらずアメイコ第一のクレイジ(以下略)さん。今回有終の美を飾れるのか?
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
この章の主人公という扱いの自称神官戦士。今回女性の胸部にこだわりがあることが判明する。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師)
型なんか捨てて殴りかかってくるNPCアメイコの妹。色々な意味で鉄壁。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
ようやく真実の姿(=フィギュア)を晒したサーレンレイ信徒のクレリック。腹パンしてぇ。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。危機を愛する性癖と剣より強い銃裁きが輝く。
ろうなむ幻術のセルバンデスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナーを信仰する謎多き幻術師。幻術はどうした?

 尚、以下はPathfinder Adventure Path #050『Night of Frozen Shadows』に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年2月15日土曜日

中部Pathfinder界隈2014年新年会の話。-Pathfinder Module:Doom Comes to Dustpawn

ここ数年の恒例となっている中部Pathfinder界隈の新年会(とはいえ小規模なものだが)だが、前回「どうせならセッションをやりたい」という話が出て、また個人的にも試してみたい事があった為に募集をかけてみたのだが…流石に期間が短過ぎたのか人集めに難航する…流石に突発としてはレベルが高過ぎたのか単に人望が無いのか。
また、いつもは車で移動している為その感覚で家を出たのだが、天候も悪く電車での移動に思いの外時間を喰い若干開催が遅くなる。この辺りも次回(あれば、だが)の課題か。ともあれ、何とか人も集まり開催出来た事に関してはこの場を借りて感謝したい。

今回の面子は以下の通り。残念ながら諸事情あり直前で1人欠席となってしまったが。
プレイヤー名前種族クラス
ひろくんドラハダス・リーハティーフリングファイター(両手武器使い)/アルケミスト
退化した腕と物を掴む尻尾を駆使し、愛用のルツェルン・ハンマーを振るう異形の戦士。まさかの《魔界の視界》2回獲得と両手武器がシナリオ的メタアセンと化していた。
Makkouダーウィンティーフリングローグ/アルケミスト(生体解剖者、錬心術師)
リーハの雇い主で防疫マスクを被る通称”先生”。最近では珍しい(そして最近噂の)”罠探し”持ちのローグでこちらもシナリオに合致していた。
VAN”赤目の”ヒッツェドワーフクレリック(鍛冶司)
武器や鎧にルーンを刻み熟練者らしい呪文チョイスでパーティーの土台を支える貴重な女ドワーフ。師匠と遠距離恋愛中。
2xxPサヤティエン・スーン人(ARGオリジナル)ソーサラー(混血の者:核に触れし者、賢者)
えげつない戦術を多用する見た目と名前通りの水使い。
尚、以下はPathfinder Module『Doom Comes To Dustpawn』に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2014年1月27日月曜日

2014年01月のPaizo定期便の話。

今年も月中発送月末到着のPaizo定期便が発送…無事到着したのだが、前回書いた通りここ最近のPathfinder Battlesの質があまり良いとは言えなかった為Battlesの定期購入を打ち切るかどうか思案中の今回である。
因みに今回、追加注文した為に色々付いて来たのでその辺りも。

・Pathfinder Pawns: Bestiary 3 Box
・Pathfinder Cards: Chase Cards 2: Hot Pursuit!
 相変わらず巨大以上のクリーチャーは入っていないものの、Bestiary3 Boxはこれから役立つ為有り難い。Chase Cards 2はランダムな障害(とそれを回避する為の判定)を提供するもので、便利で面白そうなのだがこちらの環境では使いづらいのが難か。


・Pathfinder Adventure Path #77: Herald of the Ivory Labyrinth (Wrath of the Righteous 5 of 6) (PFRPG)
 ワールドウーンズを舞台とする冒険も終盤手前、Paizo blogで公開された記事にもあったが冒険の失敗が即座に世界の破滅を意味するキャンペーンだけあり、Lv15開始/Lv18終了と非常に高いレベルで息の詰まるような攻防が繰り広げられている…しかし、シナリオボス絡みでDiablo2辺りでも見たようなシチュエーションが重要な要素としてあるのだが彼方の連中はこういうのが好きなのだろうか?


・Pathfinder Campaign Setting: Osirion, Legacy of Pharaohs (PFRPG)
・Pathfinder Player Companion: People of the Sands (PFRPG)
 そろそろWrath of the Righteousも終盤ということで次期キャンペーンの舞台となるオシーリオンと其処に棲まう様々の本。前者には河の悪魔こと巨大クロコダイル・ヘトコシュのデータも掲載されており、後者には生ける石の守護者こと新プレステージLiving Monolithと伝説の秘薬サン・オーキッド・エリキサーを造るThuvian Alchemistが紹介されている。


・Pathfinder Battles: Builder Series: Undead Horde Display
Builder Seriesの2作目。前回と同様に1パック1フィギュアが入っている仕様で今回はアンデッド特集。ラインナップは大半が過去の再販リペイント品だが、一部新造型が混じっている。
出来れば大量に欲しいスケルトンと新造型のイラスト版の愉快なゾンビはもう少し欲しかったが(大体1ケースにコモン3つ、レア1つずつ入っているがゾンビが2つしか入っていなかった)。


・Pathfinder Battles: Red Dragon Evolution Boxed Set
これも前回と同様に中大超大型の3種類のレッド・ドラゴンが入ったセットなのだが、残念ながらと言うべきか中型は過去に出た大型レッドドラゴンの台座変更バージョンで、しかもD&D Miniaturesにほぼ類似の(更に言えばあちらの方が造型は良い)造型のものがあり新鮮味は無い。

但し、大型と超大型は新造型かつしかも超大型はイラストそのままの造型となっておりなかなか見応えがある。

取り敢えず紅白揃えておめでたい感じに…1月末の更新だが。

Pathfinder Battles:Wrath of the Righteousの話。

そして毎度ながら荷物の大半を占めるPathfinder Battles。少し前のPaizo Blogにて前のセットの塗装に問題があったことは認識しており、改善はしたという記述があった。
だが、残念ながらあまり改善されているとは言い難い。

 今回もアクリル柱による飛行クリーチャーが多数入っているのだが、以前にも増して破損件数が多かった。

これはそもそもサイズの限界に挑戦するような箱詰めがされている(外から見て箱が変形しているのが理解るレベル)為に外力が掛かりやすいのと、フィギュア固定用の針金で止める部分に力が掛かりすぎていること、そして或いはアメリカの大寒波(アクリルは温度差に弱いので)の影響もあるかも知れず。

 しかし、流石にUnique BalorのKHORRAMZADEHのこれはやりすぎだろう(中型フィギュアはブリスターの裏側に押し込まれていた)。

小型、中型についても相変わらずで、造型は申し分無いのだが塗装に難があるのも相変わらず。ただ、今回はテーマ的にデーモン/デモダンドを多く扱っている為、羽根持ちが多く嵩張るのが難。

大型は飛行している奴が多いのでアクリル棒が多用されており、その為見栄えはするが破損も多い。流石に特殊とはいえLOCUST DEMON辺りは1/3体しかまともなのが無かったのには些か閉口したが。

今回のPromoはワールドウーンズの主でありWrath of the Righteousの最後で戦うであろうDESKARI, DEMON LORD OF LOCUSTS。今回も分割は無しでこいつも台座からアクリル棒が伸びている。造型は本当に良いが、使える機会があるかどうか。

 そして以前にも言った通り、容量的にも金銭的にも余裕が無いのでフィギュア定期購入は今回で終了し、以降は単品買いに切り替えていく予定である(容量確保の為にDAC愛知辺りでフィギュア大放出とかをやるのも良いが)。

2014年1月26日日曜日

2013年の年末と2014年の年始の話。

 1月も終わろうという頃だが。

 去年末から年始にかけては休みが短め(とはいえ12/29~1/5迄あったが)で精神的にも些か低調だったので年末に東京に出た以外は高く積み上げられたタスクの消化に忙殺されていた印象しかない。

●12月28日
仕事納め。貰えるモノを貰っているので贅沢も言えないが、せめて午前中には終わって欲しかった。その後、いつものほうらいせん吟醸工房へと車を駆り年末年始の生酒と生蕎麦を買う。丁度新酒に当たった為、独特の微炭酸による刺激のある酒を楽しむことが出来た(好き好きあるが、個人的には結構好み)。


●12月29日
 朝から冬コミーに参加すべく東京へ…とはいえ1日目は参加しないが。到着後に東京勢おすすめの店である東京駅ビモンで昼間からワインを入れながら昼食を済ませて満足。食事前に冲方丁の”新装版マルドゥック・ヴェロシティ”を読了したが、「疾走しながら虚無の爆心地へと堕ちて行く」終盤の展開は他で味わえない素晴らしさがある…前回より結構間隔があったので途中、特に4/4連中の最期は結構忘れていたが。因みに最初の読了の時もランチに肉を食いながらだった気がするが、あの時は終盤の展開に当てられ体調を崩し大変だった。

上野の常宿予約を取り損ねた為に水道橋に宿を取ったが若干歩く他は広い風呂があり、サービスも良く概ね好印象。夏は上野公園巡りがあるのであちらを使いたいが、施設の多くが閉館する冬には良さそう。

夕方より東京のd20勢と新宿炉端カバにて呑み会。無理を言って付き合って貰ったところもあり恐縮でした(直前に風邪にやられて食について考えるだけで酷いことになりその辺りをずずず氏に丸投げにしてしまった事も含め)。日本酒がおいしかった(時節柄かメニューの多くが品切れだったのが残念だったが)為につい飲み過ぎて要らん事を喋ったのは朧気に覚えている。そして帰りの電車を乗り過ごして気が付いたら千葉だった為焦る(終電に乗って何とか宿に戻れたが)。


●12月30日
 昼前よりビッグサイトへと向かい、非電源系を物色しながら去年買い逃した立体障害物を入手する。そして幾つかのサークルを見て回りながら出版物の電子化について聞いて廻るがこの辺りは以外と進んでいないようで、大抵「作っていない」という返答が返ってくる。この辺りジオ亭通信社(かつて活動していたRuneQuestのサークル)は先を行っていたなあと感心する。何せタブレットPCどころかミニノートPCが出始めた頃にサマリーの印刷とpdfを揃えて売っていたぐらいなので。
夕方よりいつもの面子で集合して新宿のロシア料理店スンガリーにて忘年回。個人的な趣味である「どうせなら高い店で良いモノを喰いたい」という動機で集まったこの回も若干欠員は出るが夏冬毎回開催されており、実に居心地が良い。
今回は(といっても最近ほぼ参加していないが)カラオケも無かったので早めに解散となり宿へ。風呂の後で夜食に夜鳴き蕎麦を啜ってベッドに倒れ込む。


●12月31日
 どうもベッドの硬さが身体に合わないのか眠れた気がしないが兎に角起床しビッグサイトへ。薄くてエロい流行り物の本を買うでもなく適当に巡っていたが、西館の趣味とセンスが合致した本に魅了される。以前タモリ倶楽部で紹介されていたタルタルソース本や醤油本等も目に付いたが(C2機関の本も期待していたが今回はそっちは無しというのが残念だったが)、個人的に気になっていた月刊lolliloopのボードゲーム本を購入して会場より脱出。最近見栄えの良さ、読みやすさといった要素は強い求心力となるのを実感しており、そういった面で本を見るとまた違った認識が出来るようになるというのを実感出来たのは大きな収穫だった。

築地で寿司と洒落込みたかったが大行列につき断念して巡り巡って東京駅で天丼となる。
その後昼過ぎに名古屋行きのグリーン車に乗り込み早々に東京を離脱中に小島秀夫の”僕が愛したMEMEたち”を読了。「美味しいものを美味しそうに見せる」という当たり前の事すら最近はなかなか経験出来ないが、兎に角何か読む本を探していたのでその指針を示してくれたこの本は非常に有り難かった。
昔と比べるにコミケそのものよりもそのついでに友人達と呑んだり観光したりに主な目的が移行しているのは歳故といったところだが、まあそういうものだろう。


●1月1日
 昼前より起き出して親戚一同への年始挨拶と寒い懐よりお年玉を子供達に渡し終え、昨日の疲れも抜けぬままに昼より酒を呑む…ただ、年末の体調不良もあってかあまり酒は進まなかったが。

Dwarven Forge's Game Tilesを塗装した話。

そして、年始休みの大半を費やして行っていたのが以前購入したDwarven Forge's Game Tiles: Revolutionary Miniature Terrain Rewardの塗装だった。それ以前にも平地タイルだけは塗装していたのだが、集中して行うには良い機会で全塗装を敢行。

塗り方としてはこちらのページの動画にもある通り大型の筆を使用し(使い潰すぐらいの作業となるので安物のナイロン筆で充分)、含ませた塗料を若干落として(エンボス付きキッチンペーパーが良い)ひたすらドライブラシで凸部にガシガシ塗料を塗るというよりも載せるというやり方で、ベースの造型が良いのでこれだけで充分雰囲気が出せる。逆に全体に塗ったものは「新築の壁みたい」と不評だった。
水で薄めすぎると弾かれる為にシタデルカラー(近所で旧色が安売りしていたので購入した)を原液で使用したが、3セット+ボーナスを塗るのに1瓶をほぼ使い尽くす。

 一応塗装前のパーツ洗浄も行ってみたが、塗装の具合にあまり大きな違いは無かった(金型成型の場合あまり離型剤を振らないのもあるが)ので半分ぐらいは洗浄をしていない。ただ一部パーツには大きなガス焼け跡があったので、その辺りは洗浄すべきだったかも知れないが。

また、先程のページの表"Paint Test Result Chart"にもある通り、この素材にシタデルカラーを直塗りすると若干べたついたような感触が残るが、これは後で適当な別メーカーの塗料(私は手元にあったREAPER Master Colorの黒を使用)でウォッシングを行ってよく乾かせば(例の乾燥機を使用。100円ショップで12cmぐらいの高さがあるA4サイズ用書類ケースを棚代わりに出来る)消える。
色については床面はFortless Grey1色、壁はCodex Greyの上からエッジにDheneb Stoneの2色で塗ったがあまり違いは出ず。小物類についてはシタデルカラーとMaster Colorを併用して塗装している。

 しかし実のところ、1セットでのPainted/Unpaintedの差額は30$程度なので手間を考えると、とも思いはしたものの、後に大量に届くReaper Bonesの塗装練習にもなるだろうと考えていた為に道具を買い揃えて挑んでみたのだが、結果としてはそれなりに満足が行くものとなった。

2014年1月25日土曜日

2014年01月の竜舞亭セッションの話。:Jade Regent#05-Night of Frozen Shadows中編

 2014年最初の龍舞亭/Pathfinderセッションとなる今回だが、様々ありまた1人欠員という状態での開始となってしまった。特に第2章は時間軸がほぼ連続している為、一応掲示板等でシナリオの流れは解説しているし、blogの形で掲載しているもののプレイヤーが矢張り話の流れより脱落してしまうことに心配がある…こればかりは此方ではどうにもままならない話ではあるのだが。

今回のキャラクターは以下の通り。上記の通り今回も1人欠席で5人開催となった。
プレイヤー名前種族クラス
ひろくんリツハーフキャットフォーク(ARGオリジナル)サムライ/ファイター
参加期間が来年のこの章の終わり迄延びた相変わらずアメイコ第一のクレイジ(以下略)さん。アメイコ絡みか否かで行動力が増減するのは猫故か。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
この章の主人公という扱いの自称神官戦士。インクィジターの特性が敵との相性と噛み合っている為に主人公に相応しい活躍を見せる。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師)
型なんか捨てて殴りかかってくるNPCアメイコの妹で実質的なサブヒロイン(?)。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
ようやくエネルギー放出を入手したサーレンレイ信徒のクレリック。指導者の領域でパーティーを前傾姿勢気味に援護する自称14歳。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。ようやく念願の銃修練を得るも本人は欠席。
ろうなむ幻術のセルバンテスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナーを信仰する謎多き幻術師。しかし主に使うのは火力呪文。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #050『Night of Frozen Shadows』に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。