2011年9月26日月曜日

人間性を捧げて不死者になる話。

忙しい合間を縫ってDark Soulsに手を出して後悔する。というのもこの後10/10迄ロクに遊べる時間が無いからなのだが。
取りあえず不死院を抜けて殺したり刺し殺されたり殺されたり爆殺されたり落下死したり殺されたり殺されたりゴミクズを掴んでリンチされたりしながら進んでいる。
バグや不具合関係については、元来テストプレイの乏しい日本の開発状況ではこんなものかと思っているし、個人的にはKing's Fieldのあの探索系ノリで遊べるというだけでも十二分に楽しい。

取り敢えず今は槍不死人の盾を叩き割りたい。あと鼠に噛まれて撤退も勘弁。

DAC2011-10Lvテストセッションの話。

先週末にスケジュール的に何とか時間を捻出して、オンラインセッションではあるが何とかテストセッションを行うことが出来た。色々あり(元々条件が厳しいというのもあったが)開催すら危ぶまれたのだが、参加してくれた皆にはこの場を借りて感謝したい。 参加してくれた猛者共は以下の通り。データはこちら。
プレイヤー名前種族クラス特徴
2xxPヘラ・N・クァンタム人間パラディン4/アルケミスト2/ファイター3/ホーリーヴィンディケーター1 クリーチャー枠。よく分からない変貌からよく分からないダメージを出すメイン盾。
まことMr.アノニマスハーフエルフレンジャー(案内人)6/ホライゾンウォーカー4悪魔殺し超特化型レンジャー、設定を拾ってシナリオ的な重要人物に。
geogeフリッツ人間ウィザード(スペルスリンガー)6/ハロワー4銃と秘術と占いを組み合わせた全く新しい(ry、というか浪漫クラス。
kdレイアン・スウィフトウィンドエルフファイター5/ウィザード2/アーケン・アーチャー3久々のプレイとなる。クラス特性と呪文の選択は流石だった。
yuki23ジョン・ドゥノームウィザード(総合)3/クレリック(シヴァナー)3/ミスティックシーアージ4なんというか、猿。筋力2を削れなかったのが残念。
例に依りシナリオ詳細は記載出来ないのだが、幾つかセッション中に気が付いた事など。

・人造にクリティカル及び急所は有効(prdj修正済み)
prdj自体が間違っていた為ルールを確認。この辺は3.5版からの手癖翻訳によるものだったのかも知れない。基本的に判定面では急所攻撃≒クリティカルである為、Pathfinderでは粘体、非実体(例外アリ)、エレメンタル以外はほぼクリティカルヒットが発生する筈である。

・以外とルールが混乱する:精神集中/術者レベル
因みに防御的発動時の精神集中判定(その呪文の術者レベル+呪文能力値)に失敗しても呪文を失うのみで機会攻撃は発生しない(この辺は3.5版でも同じだが)。また、1標準アクション未満の発動呪文は機会攻撃を発生させない。術者レベル判定は術者レベルのみで判定を行う。

・とあるd20サプリ
敵のモデルにしようとしたがバランスも何もない能力値の為断念。もっともこれは今に理解った話でもないが。

取りあえず時間的な問題もあり、セッション自体はざっと流す感じになってしまったが、もうちょっと手を加え、せめて東京の猛者共と渡り合える程度には仕上げておきたい処である。 もっとも、その前にまずは竜舞亭のPathfinderキャンペーン最終回を無事に終わらせなければならないが。

2011年9月21日水曜日

2011年09月の幻想世界のTRPG空間の話

前が6月のDAC愛知前のテストセッションでの参加だった為、少々間が空く事となったが(勤直と他との兼ね合いで、色々大変だったというのもある。DACの翌週だった7月は兎も角、8月の夏コミー最終日は物理的に無理)今回も10月に控えたDAC2011の東京の猛者共を皆殺しにする為のテストセッションの予定だったのだが、色々あり20面ダイスを見る事すら初めてのプレイヤー、しかも女性を迎えるという事で流石に戸惑ったが…他の卓を見てこちらしか選択肢が無かったと納得する。何せ他は仮面ライダーとなにかマギカなので…ただ、Pathfinderを示して「正統派ファンタジー」と言って良いのかどうかは少々疑問だが。

今回の犠牲者こと参加者とキャラクターは以下の通り。
今回も直前迄絶対間に合わない絶望に襲われながらプレロールドキャラクターを仕上げてのプレイとなった。後述のスペルカードインデックスは好評なのだが、いかんせん中心軸が取れていないのでその辺りは要調整だが。
プレイヤー名前種族クラス特徴
カズまタイダルハーフオークファイター(両手武器)斧戦士。名前はひたすら状況に巻き込まれるところから来たとか。
坪井ラッキーハーフオークパラディン初心者プレイヤーさん。最後に良い処を持って行ったのは流石パラディン
Waizクリスチーネ・ゴーダハーフオークオラクル(金属)殴りオラクル。しかしこのパーティーではイマイチ噛み合わず。
MINEボブノームソーサラー水の精霊血統のソーサラー、《呪文霧氷化》の凶悪さが光る。
Pomtaラトクリフハーフエルフモンク(ゼンアーチャー)いつもの秘術強化型ゼンアーチャー。ダイス目の呪いで1発目が当たらなくなる
シナリオに関しては、例に依って話す事は出来ないのでプレロールドキャラクターの解説とかをぼちぼちと。 ダウンロードはこちらから。  ハーフオークと善が多いのは、シナリオ(第3次十字軍のワールドウーンズ)的にこんな処に来るのは善属性とハーフオークぐらいのもんだという偏見…ではなく、単純に強くて作りやすいからである。


1.ハーフオークファイター  前回と同じなので省略するが、今回はプレイヤーの志向と噛み合ったからかクリティカルからの爆発力が素晴らしかった。そして良く死んでいた(3回)。
2.ハーフオークパラディン  《輝ける突撃》と特徴の〔戦列突破〕による突撃アセンで敵を爆発させる主人公キャラ、という扱いだった筈だがいかんせん複雑過ぎたか。しかし、クリティカルが回り敵を切り伏せる様は非常に楽しげだった。ラスボスに止めを刺したのもこのキャラ。
3.ハーフエルフ-モンク:  こちらも既に手癖で造れるレベルになったいつもの秘術使いモンク(ハーフエルフの”秘術修練”を使い、秘術呪文のアイテムを使いこなす)。但し、《完璧な打撃》を持ってしても出目の悪さは如何ともし難い。但し、特殊ルールのダブル20による即死も出してたが。
4.ハーフオーク-オラクル  金属神秘による実質的なセカンドタンク。但し、この面子では前衛火力が高い為、回復特化の方を持ってくるべきだったか。
5.ノーム-ソーサラー  ウィザードでは出来ない呪文副系統の書き換えによる《呪文霧氷化》呪文を撃つ、がコンセプトだったのだが実は後に〔魔法の家系〕を使えば6レベルでも《呪文霧氷化》ファイアボールを叩き込めることを思いつく。upしたシートはその方向で書き換えています。アンティシペイト・ペリルとヘイストジャンキー御用達のサモナーヘイストがあまり使われなかったのが残念。


幻想世界コンベンションはほぼDAC本家と同じ時間なので、タイミング等が図りやすいメリットがあり、今回も最初こそ色々な説明に時間を費やしたものの、全体に若干急ぎすぎの感はあったものの、慣れた後半はそれなりにスムーズにセッションを進めることが出来たと思う。
ただ、会話についても結構気を遣ったのもあったが、自覚はしているのだがやはり初心者を相手にする能力が極端に弱いのは今後の問題だろう。楽しんでくれたならそれで嬉しいのだが…次回は初心者向けシナリオを用意しようと思う。
また、スペルカードインデックスを作って思ったのだが、箇条書きよりも4版のパワーカードのように単一の小さな紙で特技や特別な記述を抜き出して書いた方が使う方の理解度が上がり、扱いやすくなるというのが理解ったので、次回はその辺も準備しておきたい…尤も、準備する側の苦労は増える一方だが。

何だかんだでシナリオは無事終了し、仕掛けの動作具合と問題点もはっきりと理解った上、それに対するアイデアも結構思いついた為、これらもシナリオに反映させていきたいところである。 しかし、流石に無理が効かなくなってきたのか家に帰り着いて見事に意識を失った。マスター業は楽しいが過酷である。

2011年9月8日木曜日

2011年09月の竜舞亭セッションの話。

台風直撃の最中に出発かつ到着が遅れた(とはいえ開場の20分後程度)所為で施設駐車場が全滅。幸い午後からは雨も上がったものの、よりにもよって荷物の多い時にというのが何とも厳しい限りである。
あと、部屋が死ぬほど蒸し暑かったのも厳しかった。
プレイヤー名前種族クラス特徴
ろうなむトシアキ人間パラディン(輝きの騎士)三下系パラディン。危うく馬が喰われそうに。
Waizプリセラハーフエルフローグ(活劇剣士)/ファイター(両手武器)フェイント系戦士。いつも通りいいとこを持っていく主人公的存在。
歪人ルチア・カストールノームクレリックババァ系クレリック。次回復活なるか?
オットー獅子のテオドリック人間ドルイド(獅子のトーテム)嬉しくないネコミミ系ドルイド(男)。今回珍しく召喚クリーチャー壁が活用された。
Makkouリリアナエルフウィザード/ディアボリスト似非魔法少女。ローブofアーチマギ購入で調子に乗ってる。しかしプレイヤーは(夜勤明けで)ボロボロだ。
2xxPヴォールトハーフオークモンク/インクィジター/レンジャー異端審問官のゼン・アーチャーにして悪魔狩人。目が、目がぁ!
延長宣告により本来最終回の予定だったものを延長したCouncil of Thieves第12回。実は今年頭には今回で終了する予定で、それについても正当な理由とネタ(これは最終回で書くが)があったのだが色々あって延長となった。話としては着々とウエストクラウンを掌握しつつある盗賊会議に対抗する為、分散、壊滅、同士討ち状態にあるウエストクラウン側勢力の巻き返しを図るの巻。

前回の間にあった色々を説明、そこで頭だけエリニュスことカズラエが消えていることも説明してセッション開始。色々あって盗賊会議に囚われたドッターリ・ガードの支配貴族マーティス家の次期首領であるロドロスを救出する為に連中の所持する牢獄へと向かうが、(名声点で判定を行った結果)その所長ことスカルクとは特に戦闘もなく現状を知らされ、更にエカルディンの愛人の座に就きたい彼女によりチャマディの居場所と引き替えに地下牢獄を襲撃した(ついでに次期総帥であるロドロスもさらわれた)謎の勢力の掃討を頼まれ、これと戦う羽目に。
壁が破壊されて穴の開いた牢獄に巣喰っていたシャンブリング・マウンドを蹴散らそうと各人が躍り込んだところで穴から伸びてきた舌にセキサバが捕まれ、穴の向こうへ(半分のサイズの穴をどうやって通ったかは聞いてはいけない)。穴の向こうには下水道に隣接した地下洞窟が広がっており、フロフェモスが巣を作っていた。更に(匂いと味が酷い為フロフェモスは手を出さなかった)ドロウズルとトーテンマスケも襲撃に加わり戦闘を繰り広げる事となる。
因みに今回、いかにしてマップを隠すかを考えた末にA4サイズの地図を出し、そこに大地図を組み合わせるという形式を利用してみたのだが、概ね上手く行ったようである。
しかしマスターとしては誠に残念ながら、出目が悪くセキサバを飲み込むことは出来ずに(もし殺していた場合騎乗パラディンであるトシアキが悲惨な事になっていたが)蹴散らされて終わる。

その後、スカルクより教えられたチャマディの隠れ家へと向かい、チャマディの愛人でアーバダーのクレリックであるギヴェルを説得し、チャマディと対面して説得することとなった。契約書を見せ、名声チェックに成功し、無事説得は成功したものの、既にイスガーから来た謎の女(というかマモンの高位司祭”蜘蛛の女王”カルテッサ)とバーブド・デヴィルのマモン・クレリックメラヴェンジアンにより狂気に囚われたエカルディンを説得するのは難しく、止めるのであれば差し違える覚悟が必要になると言い残しチャマディは姿を消す。

そしてその後、檻のヘルナイト達のマスコットであるゴブリンのジンコーによりヘルナイトの本拠地であるタラニク家に襲撃が来たので救援要請が来たところで一旦切り、昼食となった。
再開後、拷問を続ける襲撃者の裏切ったヘルナイト達を退け、その後続々と集まるネシアン・ウォーハウンドに騎乗したビアデッド・デヴィル(シナリオではヘルキャットだったが、[火]への抵抗が弱い為変更)、豚悪魔ことチョルトヴ(AP#27掲載)、更にはシーラスフィアも登場し街を火に沈める気満々で暴れ回らせたものの、地獄の騎乗達はヴォールトの矢の雨で早々に沈み、範囲攻撃の数々も身かわし持ちの前ではあまり効果を発揮せず、追加で現れた裏切り者のアラ・ヴェレンニのゴースト(マモンに自らを捧げたことにより、ゴーストとなった)や盗賊会議の暗殺者も残念ながら英雄達を仕留めるには至らず(パワーワード・ブラインドでヴォールトを追い詰めたり、例によってスレイング・アローのセーヴにトシアキが1を振った後で無かったことになったりしたのだが)無事タラニク家を守りきることが出来た。

次回はいよいよ最終回、ネタは既に全て準備済みなので万全の状態で戦闘を繰り広げたいところである(DACが翌週に控えているのもあるが)。