2014年10月13日月曜日

2014年10月の竜舞亭第一例会の話。:Jade Regent#13-Forest of Spirits後編1

3週連続セッションの3週目…やっと此処まで来られたと言うべきか。大体毎年この位の時期に多重衝突みたいな予定が入っている気がするが。

 しかし、今回は竜舞亭第一例会3卓のうち2卓が開催中止、こちらの卓も開催可能人数ギリギリな部屋の様子を見るに「竜舞亭の部屋、広うなり申した」と言いたくなる状況である(実際のところ、此方の卓はそれなりに宜しくない状況に陥りつつあるが)…しかもその上、台風襲来直前といった有様だったが。

とはいえ、今回も無事にセッションを開催する事が出来たが、例に依って2名休みとなった。

プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララ人間ファイター(両手武器使い)/バーバリアン
口の悪さに定評があるナギナタ使いの突撃兵。今回は欠席。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
ミンカイの初代皇帝の魂が宿ると言われる妖刀”翠閃”を振るうパーティーのまとめ役。そろそろオニの血が恋しい。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師/無数の型の達人)/ファイター(武器の達人)
微妙に主人公/ヒロイン枠より外れつつ有るアメイコの妹。まさかの《鶴翼》エラッタ再びにより無い胸を痛めることに。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
サーレンレイ信者の自称天使のクレリック。主な仕事は呪芸と敵を土下座させること…バード?。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。11レベルとなり、やっと弾切れしない限り打ち続けられるように。
ろうなむ幻術のセルバンデスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナーを信仰する謎多き幻術師。今回も残念ながら欠席。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #052『Forest of Spirits』終盤に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。


ムナスカルの苦行(Munasukaru's Penance)
前回、アキノサを倒し入手した鍵を使い、塔1階の床に掘られた穴の奥にあった扉(これはアキノサがオニ達の封印を破った後、ストーン・シェイプを使って3階にあった扉を填め込んだものであることを生き残りの”流れ糸”達より聞き出した)を開け、螺旋階段を地下へと降りた。

 目眩がする程の高さを降りた底には、まるで地上のように灯籠や枯れた木々の立ち並ぶ広間の先、巨大な石造りの城壁と何本もの棘が並ぶ鉄門を備えた砦があった。砦の門の棘には未だ息のある犠牲者が串刺しにされており、彼らを助けるべく一行が城門へと近付くと、城壁の狭間よりドウマルを着込み弓を構えたホブゴブリン”枯れ花の闘士”達(Withered Blossom Warriors)が一行に火矢を射掛けてきた。そして矢を避けるべく城壁に張り付いたヒュウカクに対して、今度はレールに乗った大桶に入った煮え立つ豚油を浴びせかけられ、場所が悪かったこともあり危うく犠牲者達を殺しかける。しかし、大跳躍で城壁を飛び越えたシオンがシュリケンの連打で1匹を仕留め、他の者達もセルバンデスのパス・ウォールで文字通りの意味で突破口を開き、内部の制圧を完了した。

 助けた奴隷達から、自分達はミンカイのさる令嬢に同行していたが、森を抜ける途中で捕まりここに囚われ奴隷として扱われ、用済みとなり拷問されていたと聞かされる。更にこの場所の主であるオニのムナスカルとここの住人でありムナスカルの崇拝者であるホブゴブリンについて、更に先2階層の情報と引き替えに囚われた令嬢の救出を頼まれる。


クサツ=ユカの癒されぬ魂(Kusatu Yuka,The Souls of Unending Misery)
淫猥な彫刻が壁一面に施された次の部屋では、侵入者を射殺そうとホブゴブリン達が矢狭間の向こう側に待ち構えていたが、サチとセルバンデス(セルバンデスはサチのプレイヤーによる操作だが)がウォール・オヴ・ストーンと灰の壁を張り視線を遮りこれを防ぎ、床にあった落とし穴の罠も先行したジョナサンによって回避される。扉の向こうにはヒル・ジャイアント2体が待ち構えていたが、真っ先に飛び出したジョナサンの射撃とセルバンデスのアーク・ライトニングによりホブゴブリンもろとも倒される。

 その先にあった展示物よろしく手足を潰され拷問された死体の立ち並ぶ回廊の最奥には、まだ真新しい女性の無残な死体があった…彼女こそ外の奴隷達が探していた令嬢クサツ=ユカその人であった。しかし、死して尚ムナスカルへの無念が消えぬ彼女は、生霊となり出現して一行に復讐を懇願した。生前モンクであったユカは、パーティーの数少ない善人であるヒュウカクに憑依し”不動心”の力を与え、暫くの間協力することとなった。。


ホブゴブリンの砦
回廊の先は巨大な洞窟で、ホブゴブリン達の住処らしく奥には調理場もあった。砦へと続く橋の前で待ち構えるホブゴブリン達をファイアー・ボールで焼き払い、更にゴミの山から出てきたコックローチ・スウォームも同じくファイアー・ボールで焼き払い鎮圧し、最深部にある崩れかけた砦へと踏み込んだ。
砦の中では、この階層の支配者である豚将軍”ブトー・フトツ”(Buto Futotsu, The Swine Shogun、”卑劣将軍”とも訳そうとしたが、絵的にも豚である)が愛猪トンカツ(Tonkatsu、本当にこの名前…非常食?)がヒル・ジャイアントやホブゴブリンの愛人等多くの配下を率いて待ち構えていたが、サチがグレーター・コマンドで敵の悉くを土下座させ無力化し、突撃してきたブトーもヒュウカクの刀の錆となりセップク(hpが一定値を割るとムナスカルへの嘆願を叫びながら腹を切る)する間もなく真っ二つにされた。
因みに、このブトーが被っているのが有名なジンガサ・オヴ・ザ・フォーチュニット・ソルジャーである。




嘲りの宝塔(The Mockery Pagoda)
砦の最上階にある回廊を進んだ次の階層には、外周に動物とホブゴブリンが交合する様が彫り込まれた卑猥なる様が彫り込まれた塔が立っていた。因みにこれらの彫刻は暇だったムナスカルが己の狂気を示す為に作り上げたものである。

 塔の前には轟音を立てて流れ落ちる滝と池があり、塔の門に備わった巨大な鉄の跳ね橋が行く手を遮っていた。何かを察した一行が跳ね橋をディメンジョン・ドアで突破すると、背後でグレーター・ウォーター・エレメンタルが悲しみの踊りを繰り広げていた。そして部屋の中で待ち構えていた枯れ花の闘士達を蹴散らし、ムナスカルとその堕とし子達(息子はジャー・ノイと呼ばれるオニ、娘はスピリット・ナーガになっていた)を祀った仏像のある部屋より上階へ昇り、そこで闘士達と扉の奥より出てきた仏像型クレイ・ゴーレムを撃破した。

といったところで時間となり今回は終了。次回は怪しげな訓練場での戦闘から再開となる。欠席が無くなればそれが一番だが、残念ながら望み薄なので代わりの人員は何処かにいないものか…11レベルからのキャスターとなるとこの辺りでは探すのも骨だが。

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