2014年1月26日日曜日

2013年の年末と2014年の年始の話。

 1月も終わろうという頃だが。

 去年末から年始にかけては休みが短め(とはいえ12/29~1/5迄あったが)で精神的にも些か低調だったので年末に東京に出た以外は高く積み上げられたタスクの消化に忙殺されていた印象しかない。

●12月28日
仕事納め。貰えるモノを貰っているので贅沢も言えないが、せめて午前中には終わって欲しかった。その後、いつものほうらいせん吟醸工房へと車を駆り年末年始の生酒と生蕎麦を買う。丁度新酒に当たった為、独特の微炭酸による刺激のある酒を楽しむことが出来た(好き好きあるが、個人的には結構好み)。


●12月29日
 朝から冬コミーに参加すべく東京へ…とはいえ1日目は参加しないが。到着後に東京勢おすすめの店である東京駅ビモンで昼間からワインを入れながら昼食を済ませて満足。食事前に冲方丁の”新装版マルドゥック・ヴェロシティ”を読了したが、「疾走しながら虚無の爆心地へと堕ちて行く」終盤の展開は他で味わえない素晴らしさがある…前回より結構間隔があったので途中、特に4/4連中の最期は結構忘れていたが。因みに最初の読了の時もランチに肉を食いながらだった気がするが、あの時は終盤の展開に当てられ体調を崩し大変だった。

上野の常宿予約を取り損ねた為に水道橋に宿を取ったが若干歩く他は広い風呂があり、サービスも良く概ね好印象。夏は上野公園巡りがあるのであちらを使いたいが、施設の多くが閉館する冬には良さそう。

夕方より東京のd20勢と新宿炉端カバにて呑み会。無理を言って付き合って貰ったところもあり恐縮でした(直前に風邪にやられて食について考えるだけで酷いことになりその辺りをずずず氏に丸投げにしてしまった事も含め)。日本酒がおいしかった(時節柄かメニューの多くが品切れだったのが残念だったが)為につい飲み過ぎて要らん事を喋ったのは朧気に覚えている。そして帰りの電車を乗り過ごして気が付いたら千葉だった為焦る(終電に乗って何とか宿に戻れたが)。


●12月30日
 昼前よりビッグサイトへと向かい、非電源系を物色しながら去年買い逃した立体障害物を入手する。そして幾つかのサークルを見て回りながら出版物の電子化について聞いて廻るがこの辺りは以外と進んでいないようで、大抵「作っていない」という返答が返ってくる。この辺りジオ亭通信社(かつて活動していたRuneQuestのサークル)は先を行っていたなあと感心する。何せタブレットPCどころかミニノートPCが出始めた頃にサマリーの印刷とpdfを揃えて売っていたぐらいなので。
夕方よりいつもの面子で集合して新宿のロシア料理店スンガリーにて忘年回。個人的な趣味である「どうせなら高い店で良いモノを喰いたい」という動機で集まったこの回も若干欠員は出るが夏冬毎回開催されており、実に居心地が良い。
今回は(といっても最近ほぼ参加していないが)カラオケも無かったので早めに解散となり宿へ。風呂の後で夜食に夜鳴き蕎麦を啜ってベッドに倒れ込む。


●12月31日
 どうもベッドの硬さが身体に合わないのか眠れた気がしないが兎に角起床しビッグサイトへ。薄くてエロい流行り物の本を買うでもなく適当に巡っていたが、西館の趣味とセンスが合致した本に魅了される。以前タモリ倶楽部で紹介されていたタルタルソース本や醤油本等も目に付いたが(C2機関の本も期待していたが今回はそっちは無しというのが残念だったが)、個人的に気になっていた月刊lolliloopのボードゲーム本を購入して会場より脱出。最近見栄えの良さ、読みやすさといった要素は強い求心力となるのを実感しており、そういった面で本を見るとまた違った認識が出来るようになるというのを実感出来たのは大きな収穫だった。

築地で寿司と洒落込みたかったが大行列につき断念して巡り巡って東京駅で天丼となる。
その後昼過ぎに名古屋行きのグリーン車に乗り込み早々に東京を離脱中に小島秀夫の”僕が愛したMEMEたち”を読了。「美味しいものを美味しそうに見せる」という当たり前の事すら最近はなかなか経験出来ないが、兎に角何か読む本を探していたのでその指針を示してくれたこの本は非常に有り難かった。
昔と比べるにコミケそのものよりもそのついでに友人達と呑んだり観光したりに主な目的が移行しているのは歳故といったところだが、まあそういうものだろう。


●1月1日
 昼前より起き出して親戚一同への年始挨拶と寒い懐よりお年玉を子供達に渡し終え、昨日の疲れも抜けぬままに昼より酒を呑む…ただ、年末の体調不良もあってかあまり酒は進まなかったが。

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