2013年11月23日土曜日

Dungeons & Dragons Annual Convention 2013の話その4:『レピドスタッドの怪物裁判』2日目の話。

勿論こんな場面は無かった。
 尚、以下はPathfinder Adventure Path #44『Trial of the Beast』後半に関するネタバレを含みます。また、シナリオは所処変更されています。


8.裁判3日目:カルブ島の”聖域”の放火
前日に拘束されたヴォーグスタグも証言者として出廷を命じられたが、切り札がある為に余裕の表情を浮かべていた。証言を求められた際にその切り札であるフレイが自身の種族を偽っていることを公衆の面前で暴露するが、これはまさかのレイリ検事による証言棄却で差し止められ裁判は続行。
更に数多くの罪状から最早極刑を免れない彼らの裁判の検事もレイリが担当する事となり、彼らはどう足掻こうとも絶望するしかなくなった。

勿論裁判には勝利し、ここに”レピドスタッドの怪物”の無罪が確定した。


9.シュロッス・カロマーク
 無事無罪が確定した怪物は、「自身が本当に信頼出来る者にだけ教えても良い」と言われていた己の創造主であり自治領の前支配者カロマーク伯爵の名を一行に告げ、もし良ければ歓迎するので伯爵の館シュロッス・カロマークへと来て欲しいと伝えて、開放された。
しかしその直後、カロマーク伯爵からの音信が無い事、何処かで聞きつけた未だ怪物の有罪を信じて疑わない者達が怪物を追って沼地へと向かった報を聞き、ダラミド判事より依頼を受けて調査することに。
ここで金が大量に入ったのをいいことにインヴィジビリティのワンドやらを買い出す一行…少し金を出しすぎたかと後悔(しかし見ず知らずの人が蘇生代金を出してくれたのであれば、その代金は返金するだろう)。

 以降の流れは基本的にあまり以前とは変更しておらず、主に写真と細かい違いについて書くのみとする。
そして建物の正門へと到着すると、そこには激しい戦闘の痕跡と門を守るトロル・ハウンドが。状況が飲み込めぬまま戦闘に突入し、門の中で先に進めぬまま立ち往生していたトロル達を蹴散らす。この辺りは奴隷として扱われていたゴブリン達に呼びかけ、裏切らせて戦力にすることも出来たのだが、そこまでは頭が回らなかったか。

実はこのセッションにはタイムリミットがあったのだが、この辺りで何度か街との往復があり危うく伯爵が餓死するところだった。


10.迎賓館と破壊された錬金術工房
迎賓館で最後の休息を済ませ、ラスト・モンスターの徘徊する錬金術工房へと足を踏み入れる。影牢か刻命館かといったかのように連続トラップのアシッド・フォッグからのエリニュス召喚に引っかかる(実は博物館に踏み込んだ時にもう1つトラップが作動していたのだが)。この辺りから前衛と後衛の間が開きすぎる状況が多かったので、エリニュス召喚のトラップ辺りはもう少し後衛を狙ってやれば良かったか(データを間違い矢でロープを切り落とせなかった)。


11.博物館
この辺りはほぼ以前と変わりないが、後衛が部屋から出ては戻るを繰り返していた。


12.動物園
この辺りも以前と変わらず。1人ぐらい好奇心でゲートを開けてくれると思ったが。


13.雷鳴塔へと続く橋
ギラロンのゴーレムが橋の先と下で待ち構えており、後から出て奇襲する予定だったのだが、ゴーレムベイン・スカラベにより感知され難なく蹴散らされる。それよりも伯爵の使い魔がリング・オヴ・インヴィジビリティを使用して隠れているのをアリーシャが発見した為異様に警戒される。


14.異形のプロメテウス
雷鳴塔の最上部にある”創造の間”では、鉄の拘束具に閉じ込められた(ついでに言うと餓死寸前の)カロマーク伯爵と活動停止したレピドスタッドの怪物、そしてアリーシャにとって父を殺した仇敵であるオーレン=ヴラッドがアンデッドと”囁ける道”の信奉者を率いて待ち構えていた。アリーシャを消耗させようと父の仇への呼びかけを惚けたように受け流し煽るが、全火力を投入しての《呪文威力最大化》ファイアーボール2連発で危うく殺されかける。とはいえアリーシャも其処で最大火力を使い切り、己の聖痕より血を流したことで父の教えを思い出し冷静になる。
そして、カロマーク伯爵のゴーレム作成技術を盗み、”海の賢者の偶像”からインスピレーションを得たオーレン=ヴラッド作のゴーレム”異形のプロメテウス”が屋上より降り立ち、オーレン=ヴラッド一行は巻き込まれてはたまらないとテレポートでその場から去った。因みにシチュエーションはほぼ別物だが、造型はオリジナル通りで、クローカーの頭部、チョーカーの胴と腕と脚、エターキャップの糸吐き、チュールの腕と触手というどう見ても神話的恐怖存在である(丁度フィギュアが間に合ったのもあった)。造型については一応隠していたがバレバレだった模様。因みに以前とほぼデータは変わらず、一応フィギュアに合わせてサイズと間合いを弄っただけである(そこが一番弄ってはいかん場所だと言われたが)。

戦闘の方はACは高いながらも攻撃は命中しダメージは出るものの、敵の攻撃が命中した時点でつかみからの麻痺がほぼ確定し、更にフレッシュ・ゴーレムの弱点である火や冷気で動きを遅くしようともチョーカーの能力や広い間合いにより効果が薄く次々と無力化され、徐々に追い詰められる。
しかし、伯爵の助言に従い”レピドスタッドの怪物”を再起動させるべくマイアが支配隷属機 (Bondslave Thrall、裁判所の時にヴォーグスタグが使っていたものの完全版)を機動させ、”怪物”に相乗り(ドリフト、とルビ)し、圧倒的な強さで”異形のプロメテウス”を葬り去り、戦闘は終了した。
シナリオとしては過去にプレイしていたこともありそれほど問題も無かったのだが、色々限界を追求しすぎた勢に向けてもう少し色々手を加えても良かったのではないかと反省。ただ、その場合他への対応が難しいところだが。

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