因みに、遮蔽により身かわし強化を得るについての記述は、PHB P149”遮蔽を段階分けする”にありました>ゆづる氏
駄目な大人が揃いも揃って見回り教師の居ない修学旅行状態という惨状から明けて翌日、朝7時という大変健康的な時間に起床する。その後に某氏が起き抜けに最低な発言をしたのを聞いたような気がしたが気の所為だろう。朝の準備を済ませて仮面ライダーを見た後、ラパンドラ氏やライン氏と一緒にカフェテリアのバイキングで朝食を摂る。もうちょっとマシなアドバイスは出来なかったもんだろうかと後々迄猛省する羽目になったが、それはそれとして大変有意義な朝食となった。
昨日欠員が発生した為、その旨を話して人員募集をかけた2日目、無事に人員も確保出来てセッション開始。
今日の面子は以下の通り(敬称略)。
・アンヴィル=ハンマー(VAN):Human-Monk
役割に違わぬ活躍をしてくれたブレーデッド・スカーフ使いにしてパーティーのメイン盾。また、プレイヤーのまとめ役という面でも色々有り難かった(この辺りはマスター経験がモノを言う部分だったとも思う)。
・マウリシオ=ラ=シルバ(CANE):Human-Rogue
トラップスミスのローグ。2日連続参加だったが今回はマスターのミスもあり不遇枠に含まれてしまった形になり大変申し訳なかった。
・レスター(木林):H-Elf/Bard
結局、2日通して唯一の両日参加となったパーティーの支え役。今回は特に手数勢が揃っていた為に昨日にも増して呪芸が冴えていた。的確な呪文運用が効いて騎士殺しの引導渡し役に。
・ノーマ&エネク(瑞山堂):Halfling/Druid&Dog Companion
パーティーのメインヒーラー。初音ミク(仮名)陵辱事件の首謀者。仕方がないとはいえ、後半はひたすらキュアで手番を喰われていたのが大変そうだった。
・アッシュ&ピカ=チュー(千尋):H-Elf/Summoner&Eidolon
〈魔法装置使用〉であれこれを使いこなしてパーティーの地力を支える名前についてはツッコまないパーティーのサブヒーラー。しかし、電気鼠は壁を這い回ったり触手が生えていたりはしないと思う。
・アル=アサド(ヴェルフェン):H-Orc/Fighter(2Handed Warrior)
GM謹製によるプレロールドキャラクター。今回は特徴の一部入れ替えでSlayer's Oath(アンデッドに+1特徴ダメージ)を選択肢、アンデッド殺しに特化。例によってガチかつシナリオメタアセン。とうとうキーン・エッジのジンクス(何故かかけるとクリティカルしなくなる)を打破。あとルカ派らしい。
シナリオに関しては例に依って参加者の方のmixiなりblogなりに書いてあるだろうし、恐らく身内でもう1回程度遊ぶ機会が有ると思われるので子細を語るのを避け、そちらを参照にして貰うとして折角なのでマスターなりのネタを幾つか。参加者の方はどの発言がどのシーンかは理解って貰えるかと。
0.シナリオコンセプト
基本は昨日と同じく「Advanced Player's Guide他の新要素を楽しむ」だったのは変わらずだが、今回はダンジョンということもあり、私の好きな、変なというかゲームっぽい地形戦を多めにしてみた。
一応1日目のネタを拾って色々展開する話にはしていたのだが、その辺りで少々説明不足になってしまった部分もあったのは反省すべき点だろう。
1.Biohazard
1日目参加者にとっては既視感のあるシーンにしたのは意図的で、因みに馬車満載のグールについては直前に見たバイオハザードの映画(コンテナから出てくるグール)による影響もあった気がする。
因みに、基本的にコンベンションで遊ぶ時はプレイヤーに感覚を掴んで貰う為に軽い準備運動的な戦闘を入れるようにしているのだが、全員動く前に終わってしまったのでもう少し多めにしても良かったかとは思った。とはいえ映画のアレ程出すのは準備運動には過ぎた量だろうが。
2.遺跡の入り口
普通の遭遇。ただ以前にも言ったが、ファストダイアライオン・ゾンビは比較的能力を落とさずに脅威度を下げたモンスターが出せる為大変重宝するのと、筋力が上がって掴みやすくなるので多用気味。配置の問題で入り口が大渋滞になってしまい敵味方大混乱に。もうちょっとステージを上手く使いたかった。
3.墓荒らしの末路
どっちの死に様も悲惨という2択。実際の処悪人だった為、似合いの死に様ではあったのだが。
今回は特にビジュアル面のわかりやすさを重視したので印刷をしてみたのだが、気に入って貰えたようで何よりでした。
4.螺旋回廊
次の遭遇も合わせて、風雲たけし城とか言われた。階段を昇るPC達を一方的に蹂躙する敵&三重の罠というのをやってみたが、敵のベーンガードっぽい何かは兎も角、罠の方に以外と皆引っかかってくれて(うち1回はこちらのミスだったので申し訳なかったが)GMとしては満足である。ただ、上空から爆撃予定だった初音ミクさん(仮名)があんな方法で落とされるとは思ってもいなかった。
しかし、50ftの高さから突き落とされて1ラウンド後には同じ位置に復活するモンクは大変キモい。あと後にVAN氏と試算したところ、どうも助走を取れば螺旋階段の反対側まで飛べたのではないかという計算が出る。
因みにこの遭遇もそうなのだが、実は地図上に色々とヒントを作ってはあったのだがあまり気が付かれなかったようで残念だった。
5.ダムの死闘
水路に渡された通路の上でブレーデッド・スカーフvsメテオ・ハンマーというどこの中国武侠かという有様だったが、特殊能力を使ってもモンク1人落とせなかったり(hp53→1、大規模ダメージは事故が怖いので基本的に採用しないのだが、ヒーローポイントもあったのだし採用しておいても良かったかも知れず)、インヴィジビリティによるアサドの奇襲で巨人2匹が一瞬で沈んだりと今一つ生かし切れなかった。中央の膠着した状況の時に罠発動ぐらいが丁度良かったか。(きっちり発動した場合の大惨事っぷりは考えないことにしておく)
6.最終戦闘
動かし方と呪文の使い方はいつもあまり上手く行っていない感じがする…折角のコーズ・フィアーやホールド・パースンがが。設定のミスは個人的反省点だったが、その辺はさておき例の怪物については、直前に買ったLords of Madnessで出た為にじゃあ出すかということで投入。そうでない場合は百目サイクロプスというお前はどっちなんだというクリーチャーを出す予定だった。因みにデザインからしてモンクの格好の獲物だと思っていたが、案の定アンヴィルに沈められる。
個人的に言えば、ジャイアントキリングはセッションの華で、敵が見えた時のこのクソGMがと思うような絶望感と、それを打ち倒した時の爽快感は何事にも代え難いものがあると思っているので達成して貰えて良かったと思う。
確かに雰囲気やロールプレイを楽しむのも良いのだが、そういうのは気心の知れた仲間とやってこそという部分もあるので(私がロールプレイが苦手というのもあるが)もっと根本的な、ダイスの出目に一喜一憂し、卓を囲んだ面子と一緒に楽しかったと言えればそれで満足だと思っている。
今回、特に他プレイヤーへの手助けという点でVANさんに助けられた印象が大きかった。やはりこの辺はGM経験者か否かもあったという気がする。
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