2010年8月9日月曜日

Pathfinder:Advanced Player's Guideの話

先日5日にpdf版のダウンロードが開始し、本国でもGen Con(毎年夏の4日間に渡りアメリカのインディアナで開催される超巨大コンベンション)にて製品版の発売が開始されたAdvanced Player's Guideを入手して、ウチのキャンペーンメンバーのエース(キルマーク的な意味で)と深夜に色々話していたのだが、人間ソーサラーの適正クラスボーナス(1レベル下位以下の呪文を1つリストに加える)とか、まさかのOverhand chop復活(ごく一部の人にしか刺さらないネタ)とか、10レベルバーバリアンの激怒能力の飛びかかり(かなり制限はあるが)をはじめ移動後全力攻撃が幾つかあったり、全モンク注目のZen Archer(翻訳は『弓禅一如』とかどうだろうか? 性能としては連打で矢を撃てたり、《朦朧化打撃》の代わりに得られるPerfect Strikeでダイスを2個振って良い方を選べたり、気を矢に載せるとモンク素手ダメージで矢を撃てる等)、メタマジック:選択的除外(若干習得条件が厳しいので、メタマジックロッドがお得)、対象:自身だが武器の威力を1サイズ上昇出来る1レベルレンジャー呪文Gravitiy Bow/Lead Bladesなど色々注目したいところはあるのだが、やはり最大の目玉は全GM待望のPaladin alternate classのAntipaladinだろう。
「ボス殺し」、「キャラクターレベル+1扱いしても良い強さ」、「状態異常無効、殴れる、セーヴ通す、自己回復も出来るパーフェクト前衛」、「メイン盾来た、これで勝つる」、「お前smite evilでボコるわ」等言われるパラディンの能力をほぼそのまま引き継ぎ、更に接触によりダメージと状態異常を与えるTouch of Corruption(腐敗の手)とCruelty(残虐、より無慈悲か?)は新たに追加されたマジック武器効果のConductive(伝導:超常か疑似呪文能力を武器ダメージに上乗せ)を使えば武器ダメージと追加ダメージ共に各種状態異常を(!)相手に叩き込める。またパラディンの持つ恐怖への完全耐性を無効化した上で-4のペナルティを負わせるAura of Cowardiceがあったり、呪文もDisguise SelfやInvisibilityがあったり[恐怖]呪文が揃っていたりサモンモンスター出来たりとボスとして出すのに申し分が無い性能を持っている。取り敢えずヴァンパイアや悪のドラゴンにクラスレベルを載せるのがなかなか愉快そうである。

因みに来る10月16日と17日に開催されるDAC2010ではAdvanced Player's Guideをメインに据えたセッション卓を両日建てる予定なので、気が向いたら参加して下さると幸いです。

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