そう言ってしまうのは問題があるとは思うが、多くの人にとって現在のPathfinderは「無料、或いは安価に遊べるd20ルール」という扱いになっていると思うし、私もそういう紹介をする事が多々ある。ただ実際には、触れて興味を持ったのであればpdfでも構わないのでルールブックは買って欲しいし、何よりBestiaryのようにビジュアル面で充実したものは是非見て欲しいと思っている、勿論正当な方法で(カードの問題があるとはいえ、円高の昨今フルカラー500pのルールに10$ぐらいなら払えるだろうし)。因みに私は基本的にPDFも冊子も買っているが、そろそろamazonではなくpaizoで予約しようかと思っている。
確かに英語である事や入手性は兎も角、ソードワールドやFEAR系ゲームと比べるとデータの量の多さや煩雑さはあるので、私の周囲を見る限りそれを敷居の高さとして感じる人も多いが、(ただGURPSを遊んでいる連中から「難しそう」と評価されるのは理不尽だと思うが)それについては提供する側の努力で何とか出来ると思っているし、そういう中でも興味を持ち遊びたいと思っている人達に遊べる機会を提供するのもまたルールに詳しい側が出来る事だと考えている。それで機を見ては募集を掛けているのだが、タイミングの悪さや様々な要因があってたまに心が折れているのが現状である(とはいえ、幸いにしてこの間のコンベンションのような事態はあれ以来起こっていないが)。今は兎に角認知度を上げ、プレイヤーを増やすのが先決か。
という訳で最近のモットーは借り物の言葉だが「捲くべき種がある限り、両手を開いて荒れ地を渡れ」である。個人的にはAdvanced Player's Guideによってやっと3.75版というよりPathfinder RPGになったと感じているし、追加されたルールはどれも魅力的だが量が多すぎるので、これを遊べる人を増やして自分と異なる考察を少しでも多く手に入れたいという思惑もあるのだが(時折いる深くハマってくれる人はルールの解析を一緒にしてくれるので勿論貴重だし、そうでなくとも卓を囲んで一緒に何度も遊べる相手だって有り難い存在である)。
因みに何かを評価する為に、他の対象物を貶めるのはあまり良い方法でないと考えを改めた為、そういった話題は極力出さないようにしているが、それなりに思う部分はあるので偶に漏れ出た部分で不快にさせてしまった場合は申し訳ないと思う。因みに基本的にPathfinderの話題しかしていないが、4版も遊ぶし他のルールも遊ぶ機会さえあれば参加するようにしているし何よりTRPG以外にも趣味はある。ただ、例えばサッカーの話題をオフシーズンにしても盛り上がらないように、物事を話すには最適の時があり、Pathfinderについて言えば間違いなく今がその時だろう(ENnie Awardsも総ナメしたことだし)。
どうも、お邪魔します。
返信削除PF普及のためにはまずプレイできる環境を増やすしか無いでしょうね。
3.5版からの移行を促すなら(自分は冊子待ちなので入手していませんが)APGのような魅力的なデータを増やし、あるていど高レベルで遊ぶのは有効な手段ですが、現実問題移行する人数は限りがあります。
いかにして新規プレイヤーを増やすかが問題ですね。
正直PFは簡単なシステムとは言えませんし、基本ルールだけでも修得するのは結構大変です。いきなりprdj読めとか言っても無理だと思います。1~2レベルシナリオをとりあえずプレイしてもらって基本的なルール覚えてからでないと。
問題はそのレベルのシナルオはマスターにとってタルイことですかね。正直3.5版とあまり変わらないですし、マスターがやれることも限られる。熟練になればなるほどこのレベルで楽しむのは難しいと思います。
ただ、僕の場合は3.5以降どちらかというとルールは最低限の方がマスターの腕の見せ所とは考えています。データを追加すればするほどどうしても派手な能力に目がいって、基本ルールにあるマイナーなルール・モンスター・呪文が忘れがちになります。
レベルもそこそこ(一桁のうち)ぐらいの方が、何でも呪文やマジックアイテムで一発解決という事態にならなくて面白いかなと。3e時代に大量データで17レベルまでキャンペーンをやった末行き着いたのですが。
ところで位坂は3.x時代より武器破壊危険だと思いませんか?
《渾身の一打》など一発あたりのダメージ増えましたが、その割りに武器のhpとか大して変わらないですし。
修理も楽なのでコンベンションはともかくキャンペーンならガンガンPCの武器破壊しても問題ないかなと。
敵を倒すのに相当苦労した割りに実は大してダメージ受けていない、とかそういうのが最近は好みですね。
>朋氏
返信削除個人的経験で言えば、適切なガイドさえあれば初心者相手でも3か4レベルぐらいは何とかなります。5レベル以降は色々変わるので難しいんですが。
人口増加については、幸い此方は友人の助力があり、環境も宜しいので一応順調にプレイ経験者は増えている…と思います。そりゃソードワールドとかにゃかないませんが。
レベルは、取り敢えずこちらはプレイヤーがまだ経験が浅いので、派手めの戦場を作るように調整してやっているのもありますが、それに存在するデータを使わないのも勿体ない(データの細かい運用はどちらかといえばプレイヤーに任せています。基本的に自分の思考の外にあるデータは多分どうやっても気がつけないので)のでたまに高レベルを立卓して遊んでます。
武器破壊については、危険というよりも「やりやすくなった」という感じでしょう。とはいえ、掛ける側もそれなりにリスクが伴うのでもう少し何か欲しいところですが。