去年発売されたPathfinder Beginner Box Heroes Miniatures SetはPaizoが初めて発売した塗装済みミニフィギュアだが、塗装済みフィギュアは監修がまともに入らないと泥人形か邪神になる、というのは既に広く知れ渡っている所であり、塗装については若干不満が無い訳でもない(ウチで買ったセットでは、ローグのMerisielの額の宝石がズレていたり、クレリックのKyraの剣の塗装が雑だったりした、とはいえ全く許容範囲だが)。
しかし、東京のPathfinder呑み会でも語ったが、それを差し引いて取り上げて然るべき程度に注目すべき点が1つある。
それはKyraのマント部分の模様である。恐らく、D&D Miniaturesでは殆ど無かった(手持ちで確認した限りでは1体だけだった)パッド印刷(タンポ印刷)がされているのである。それも恐らく形状的な問題で2工程か3工程重ねて行われている。
流石にこのレベルの気合いの入ったフィギュアはそうそう拝めるとは思わないが、それでもPaizo blogを読むに次に販売されるPathfinder Battles: Heroes & Monstersもなかなか期待が持てそうである。
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