2012年1月2日月曜日

Pathfinder Beginner Box Heroes Miniatures Setの塗装の話。

去年発売されたPathfinder Beginner Box Heroes Miniatures SetはPaizoが初めて発売した塗装済みミニフィギュアだが、塗装済みフィギュアは監修がまともに入らないと泥人形か邪神になる、というのは既に広く知れ渡っている所であり、塗装については若干不満が無い訳でもない(ウチで買ったセットでは、ローグのMerisielの額の宝石がズレていたり、クレリックのKyraの剣の塗装が雑だったりした、とはいえ全く許容範囲だが)。 

しかし、東京のPathfinder呑み会でも語ったが、それを差し引いて取り上げて然るべき程度に注目すべき点が1つある。
それはKyraのマント部分の模様である。恐らく、D&D Miniaturesでは殆ど無かった(手持ちで確認した限りでは1体だけだった)パッド印刷(タンポ印刷)がされているのである。それも恐らく形状的な問題で2工程か3工程重ねて行われている。
パッド印刷の原理等については上の動画を参考にして貰うとして、割と手間を食う(そもそも別工程を経るとコストがかなり跳ね上がる)作業なのでまずミニフィギュアのようなものには使われないと思っていただけに大変驚くと共に、Paizoの気合いの入りようが知れるというものである。

流石にこのレベルの気合いの入ったフィギュアはそうそう拝めるとは思わないが、それでもPaizo blogを読むに次に販売されるPathfinder Battles: Heroes & Monstersもなかなか期待が持てそうである。

0 件のコメント:

コメントを投稿