2010年6月29日火曜日

2010年6月のStepsコンベンションの話

写真は虐殺開始6秒前の様子。ここから2ラウンドで一掃されるとは…

 丁度手の空いている時期と噛み合ったのと、DAC愛知の最後の客集めもしておきたかった事もあり、旧い知り合いでもあるP.O.N氏が主催している、豊橋で開催されたStepsのコンベンションにPathfinderのマスターをする為に新車を駆って参加してきた。天気は生憎の雨模様だったが、高速道路を経由して豊橋へ。実はETCもナビもあまり評価していなかったのだが、いざ使ってみると便利この上無く快適なドライブが出来た。
今回の面子はハーフオークバーバリアンのイーノ(蘇芳)、人間レンジャーのアキレス(仮名)、ハーフリングローグのピリル(だみー)、ノームソーサラーのトゥーリカ(Raja)の4名、例によって敬称略。今回もクレリックはGM操作となった。クレリックは面白いのだが、いかんせん扱うデータの多さが初心者向けでないのが問題か。今回は蘇芳氏を除いて経験者だった為、その辺りでも大変助けられた為、この場を借りて感謝したい。
シナリオの方はもはや見ずとも動かせるレベルになっているのだが、今回は天候、というよりも異常な、それこそ海の底を歩くような湿度が色々影響して(前日の印刷とか、当日の体調等)厳しかった。
シナリオについてはそろそろ詳細も語りたいところだが、もう1回ぐらい何処かで遊ぶかも知れないので割愛させて貰うとして、何故か危険なアレネタで皆揃って奴を思い出す辺りとか、今回はバーバリアンが楽しそうに的を虐殺し、ラスボスの喉笛を食いちぎってトドメを刺すという実にらしい終わり方だった。他に基本的に戦場が狭いこともあり、レンジャーが相変わらず味方の遮蔽を受けて大変そうだったのと、ローグも背面を取るのに苦労していたのと、今回はソーサラーの呪文の使い方がいちいち的確(キャラクターを作成したのは自分なので嬉しい部分でもあるのだが)だったのが印象に残っている。あと、最近GMによる味方殺しのカウントばかり上がっている気がするが気の所為だろう。
反省点については、クーラーの影響もあって声の通りが悪く、プレイヤー側から聞き取り辛かったというのと、今回新版のキャラクタージェネレーターを使ったのだが印刷欄に反映されないデータが幾つかあったのと、時間にあまり余裕が無かった為に急いだ進行になってしまったのが申し訳なかったと思う。

イベント終了後は例によってクトゥルフダイスを何回か遊んで帰宅したのだが、カーナビの案内に助けられて渋滞に巻き込まれずに帰れたのは有り難かった。
コンベンション自体は、黒板企画も含めてこちらの我が儘に色々と骨を折ってくれたこともあり大変快適に過ごさせて貰ったこともあり次回は少々先の話になるがタイミングが合えば参加したいと思う。

個人的に言えば、兎に角いつも言っているがマップの上でキャラクターを動かし、ダイスの出目に一喜一憂し、卓を囲んだ仲間と協力して敵を倒すというだけで十分楽しめるので機会があればまた何処かでマスターをしたいと思う。特に、語弊はあるが値段の面での躊躇が多いd20ルールが無料で参照可能とあれば、興味のある人もそれなりに居るのではないかと思う。

2010年6月10日木曜日

2010年6月の幻想世界TRPGコンベンションの話

 オンラインセッションの中日というなかなかハードな条件だったが、兎に角まずは皆にPathfinderに触れて貰おうということで色々な近隣のコンベンションに出向いてマスターをしようと考えて、刈谷で開催される幻想世界のTRPG空間主催のコンベンションにマスターとして久しぶりに参加してきた。実は公開コンベンションでPathfinderのマスターをするのはこれが初だった気がする。
当日早めに到着、まずは主催の方から諸注意を受けたが、こういうつい忘れがちになる事を再確認させて貰えるのは実に有り難い。殊につい舞い上がって忘れがちになる私のような人にとっては。
シナリオは最近各所で使い回している初心者用セッションのシナリオで、そろそろメモを見なくても準備が出来るようになってきた。今回の面子は以下の通り。今回は全員何らかの形でD&D経験者だった為にその辺りは楽だった。
プレイヤー名前種族クラス特徴
雅士バトリークドワーフファイターAC25の鉄壁。
P.O.Nガリア人間レンジャーダンジョン型レンジャー
はやかわダッワ-マハーフオークバーバリアンメインダメージ係
makkouカリムノームソーサラー主な仕事はグリース係

因みに色々反省を踏まえて、クレリックはNPCで対応することにした。妙に殺意が高かったのは気のせいだと思う。
シナリオの詳細は例によって省略するが、相変わらずドワーフが異様に硬い(ただし油断して倒れていたが)のと、何故かバーバリアンを選んだ人は蛮族ロールを楽しそうにやるのと、結構な改訂が入った割にはソーサラーのグリースが脅威だった。それと、やはり卓を囲んだ面子でする昼食というのは会話が弾んで良いものである。
反省点としては、キャラクターシートが旧い為に一部技能値計算にバグがあるのと、NPCクレリック操作が若干忙しかった為にフォローが若干散漫だった(特に錬金術アイテムは事前に説明しておいた方が良かっただろう)のと、データの扱いがぞんざいで見えてしまった為にプレイヤー方向への高さの低い遮蔽を1枚用意しておきたい。
そしてセッションが早めに終了した為にこの間購入したクトゥルフダイスで遊ぶが、1回が結構短く適当に遊べる割には、かなり盛り上がって楽しむことが出来た。問題は、6回ほど遊んで人類勝利が1回しか無かったという辺りだがそれもそれで面白い。

Pathfinder#4『忍び寄る影』

 D&Dのプレイヤーは基本的にキャラクターの性格ロールが薄いと言われるが、確かにその傾向はあると思う。私の場合、基本的に物事を考えすぎて発言が遅れる傾向があるのと、口プロレスでトップロープに昇るよりも、ダイスと行動で立ち位置を確保する方が好きだというのもあるが、一番はキャラクターを動かす為の状況の考察で性格ロールに費やす思考のリソースが足りないからだろう。
結構な回数やってきた身内Pathfinderキャンペーンも第4章で5回目、たまにはキャラクターの設定に関連する回をやってもいいだろうということでシティアドベンチャーメインのシナリオを組んでみた。折角Pathfinderで良い感じの強化がされたドッペルゲンガーがいるので、これをメインに据えて更に折角予告で蛸頭のアレを出したので、3.5版のデータ等を参考にしながらボスとして作成してみた。今回の面子もいつも通りの面々。
プレイヤー名前種族クラス特徴
霧生リカルドハーフエルフパラディン筋力系パラディン、ダメージ面でアルトに憎悪される存在。何故か良くセーヴを落とす。
M-Renルーリィ・レイファード人間レンジャー今回すっかり二重スパイ役に
雨月Pコッドハーフエルフローグ今回の主な仕事は上司を視姦する事だったような
ごろまるアルト人間ファイター弓手、パーティーの撃墜王なのは相変わらずだが、そろそろ色々厳しく
零猫アルロン人間ウィザード/ロアマスター領域:共通、いつの間にかロアマスターに
ふぃすたティークノームクレリック/バード小動物系、主に酒場で歌っていたような

大まかな内容としては、色々情報の断片を入れながら目立つ動きをする方に疑惑を向けようとしたら、思いの外接触したルーリィが意外とあっさり快諾して二重スパイ化したり、アルロンにひたすら(後に自分たちに向けられる予定の)巻物を書かせたり、コッドは相変わらず上司の律子っぽい人にべったりだったりとなんだかんだで概ねいつも通りの流れでやりたいことはやった感じだった。
そうして、これから入れ替わろうというドッペルゲンガーとオーガ・メイジに町中で遭遇して戦闘1回目、折角なのでちょっと強めの疑似呪文能力持ちとしてグレーター・バーゲストを出してみたのだが、マスインヴィジビリティ/ストレングス/エンラージを使えるのを見て機械化歩兵部隊の兵員輸送車という言葉が頭をよぎった。こちらは特に苦労もなく撃破される。
 そして最終戦闘は髭デヴィル2匹をお伴にした、伊織っぽい貴族に化けたドッペルゲンガーに色々スクロールを使わせ、ブラック・テンタクルズで4人を行動不能にして(本当はその直後に姿を現したマインドフレイヤーが片っ端から脳パッカンする予定だった)さぁ!、と思ったところで2回目の組み付き判定で1を振って全員解放して更に髭デヴィルがアルロンのフィアーで飛ばされるというお前ら悪魔の矜持はどうしたという体たらく、更にボスとして出したブリンクしながら迫る分身7体付きマインド・フレイヤーはリカルドの渾身の悪を討つ一撃のクリティカルで真っ二つにされた。ちなみにセッション直前に悪を討つ一撃に弱体化が入ったのだが、このぐらいで丁度良いと感じる。この辺りのレベルになると1手の失敗が即全滅に繋がったり逆転に繋がったりするのが大変面白い、難を言えば1人ぐらいは殺しておきたかったということか。
それと、折角仕込んだ集団土下座ことグレーター・コマンドも使い損ねた。
因みに私のシナリオで伊織風味キャラを出すと悉くロクでもないキャラにしかならないのは気のせい…だと思う。前はレッドドラゴンで今回はドッペルゲンガーで予定ではあと1回酷いのを考えているが。

2010年6月3日木曜日

ガンダムバーの話

そしてそんな夜勤明けの土曜日に東京から出張で来ている友人より「名古屋の飯とバーを紹介してくれ」との誘いが来た為、軽く仮眠を経て夜勤明けの脳を引きずりながら大須へ。
折角の新車も用件の都合上乗る訳にはいかず、また存外眠りが深かった為に昼食を摂る時間も無く胃を空にしたまま歩いて近所の駅から上前津へと向かう。合流後、早速まずは腹に何かを入れないことには始まらないと友人の希望だった矢場とんへと向かい、カツを喰らう。時間も良く、並ばずに済んだのは幸いだった。
 その後、三省堂ΣでTRPG関連の場所を教えた後で(所詮ニッチ商売だから仕方がないとはいえ、D&D関連になると現状でほぼΣか白樺書房の2択という選択肢の狭さが名古屋の現状を物語っている気がする)久方振りにバーZIEG ZIONへと向かったが…看板、室内のフォトスライドショー、メニュー、コースター、あと酒瓶の落書きとすっかりワンカップPバーに変貌を遂げていて突っ込むべきかどうか若干悩む。個人的には、他のこういう系統の店の色々と明確な違いが出ていて良いと思う。
注文時にまた太平洋と大西洋を言い間違えたり、隣のお客さんがパスタに悪戦苦闘する様を眺めたり、アテがMS IGLOOのヒルドルブ~オッゴの回だった為に初見だった友人向けに解説を入れながら結構な濃度のカクテルを呑んでいたが、それなりの量を呑んだ割には頭もはっきりしていて、気分良く切り上げて帰ることが出来た。その後は栄にあるというJOJOバーも覗いてみたかったが、これは時間もあり友人も詳しくなかった為に断念して切り上げる。
友人もバーの方を(隣のメイド喫茶も気になっていたようだが)気に入ってくれたようで何よりだった。

車を買い換えた話


4月18日に新車を注文してから大凡1ヶ月半、先日5月29日に現在乗っていたホンダ・ロゴの車検期限が切れた為にディーラーの方で代車を準備して貰ったのだが、来たのは車椅子乗降可能なゼストの福祉用仕様だった。流石に車椅子には縁遠い(一時期使用していた事もあったが)生活をしているので単にバックスペースが異様に広い(というか何もない)車だったが。

そして週末にようやく新車が到着、ホンダfit1.3Lのアリアリ(オートエアコン、スマートキー、ETC、カーナビ)で、色はブリリアントスカイ・メタリック。価格が同じなので1.5にしないかと勧められたが、燃費と税金を考えてこちらに。ディープボルドー/サファイアとかブリリアントオレンジ辺りの1.5でないと注文できない色もあったので若干惜しい気もしたが。
乗り心地の方は、流石に13年前の車と比べるのは酷だが加減速もスムーズで運転もしやすく、また思った以上に車内、特に左右幅が広い為に若干の違和感はあるものの、快適である。
今は、取り敢えず早いうちにナビの通信に必要なBluetooth付き携帯電話をどうにかしたいのだが、買い換え候補のAUの携帯の評判がKCP+の所為で悉く悪い為(ガンガン割のセンスの無いTVCMと、それから一時期やっていたmixiログイン画面のトラウマモノのCMも含めて)、契約会社変更も含めて悩んでいるところである。