2011年11月27日日曜日

やっちまった話。

といっても事故の類ではなく。
部屋のレイアウトの都合上で永らく座椅子を使用していたのだが、6年程度の使用でかなりガタが来ていた為、いっそ買い換えるならと思い買い物がてら大須へ。界隈で美味いと評判の中華料理屋こと咲咲で景気付けにランチを食べてから目的の家具屋へ。

そして色々相談の末に、エコーネスのストレスレスチェア・ベガスを購入。型落ちとはいえ、ちょっと…いやかなり躊躇う価格だったとだけ。快適さは勿論のこと、長く使う品ではあるので出来るだけ良い物を選びたかったが故の選択なのだが、それでもオットマン抜きで5万ぐらい下げて欲しいと思わなくもない。

  
その後、即時配送で本人よりも早く家へと配送され、パソコン周りの再調整を何とか済ませてやっと落ち着いた次第である。

2011年11月14日月曜日

2011年11月の竜舞亭セッションの話。

前回無事キャンペーンも終わり、1月からの開催となる新キャンペーン"Carrion Crown"迄手空きとなった為、モンテ・クック謹製のPathfinderシナリオことCurse of the Riven Skyを全2回で開催する事となった。今回のセッション開始前に、経験者に助言を貰おうと頼んだところ、子細なシナリオ感想とアドバイスを下さったDM-SKM氏にはこの場を借りて感謝したいと思います(アレのお陰できっちり時間内にシナリオ前半を収めることが出来ました)。

とはいえ、あのシナリオ背景は(後半で恐らく解説するが)正直無いと思うが。参加面子は以下の通りだが、色々都合があり2名程欠席となってしまったが、扱いやすいキャラだったので何とか4人でも問題無かった(逆に人数が少なかったからこそ早く回せた可能性も高いが)。

構築については色々言いたい部分もあったが、マスターとしては何とも言えずに此処に書く。
プレイヤー名前種族クラス特徴
歪人エミリィ・グラシアハーフオークファイター今回不在。まさかの大旋風ファイター、その真価や如何に。
ろうなむオリジン・タメトモハーフオークレンジャー今回不在。巨人殺しの弓レンジャー、メインアタッカーとして特化レンジャーの面目躍如である…しかし《束ね撃ち》と《速射》が足りない。
Waizブラント・マーキュリー人間ガンスリンガー(Pistolero)/インクィジター(Justice)拳銃使いの異端審問官。そして暴発は味方を巻き込む。
Makkouヴァンデ・ルングハーフエルフサモナー(統合者)珍しい統合サモナーにしてパーティー最大のキルマーク保持者。だがDRだけは勘弁な!
2xxPゴーダノームバード23ステップを刻みながら敵を翻弄するバード。攻撃メインの面子との相性が非常に良かった。
オットールッチオキノノームクレリック箒乗りのデズナ信者クレリック、というかルチア婆クローン。
”君達は前の冒険で『タイタンの書』と呼ばれる書物を入手した。この書はマニュアルオブゲインフルエクササイズ+2の効果を持つ事までは理解っているが、ここで問題が1つ発生した。この書物の儀式を起動させ、完遂するには巨人の血を引くウィザードの助力が必要であることが判明した。 幸い、君達は伝説に名高いスカイ・メイジと呼ばれるクラウド・ジャイアントのウィザードの噂を知っており、また彼の住処がリノーム諸王の地にあるという情報も得る事が出来た。 その城はジョルという街からほど近い山中にあり、君達は現在そこに向かっている。”

という導入で開始し、早速ジャイアントの集団と鉢合わせとなり、並べられたフィギュアの数(総計13体)に絶句するパーティー一同。因みにこの遭遇のみ一切手を加えていないが、インパクトは充分だったようである。しかし全ルール適用PCにとって、強化の無いヒルジャイアント達はさほど敵でもなく順調に蹴散らされて終わる。 
しかし、間合い無し、巨大化が困難、踏み込み無しの状況では生かせる場面も少ないだろうと考えていたが、予想通りこの先ほぼ《大旋風》は死に特技となっていた。 あと早速ブラントのペッパー・ボックスは暴発していた。


 そして、霧に包まれたスカイメイジの居城に至る真鍮の螺旋階段を昇ることとなったが、途中で発生した振動で何度も階段から落とされそうになりながらも振動の原因であるアダマンティンの篭手で武装した壊し屋のジャイアントに到達し、ゴーダのグリースで転ばされた後、常に飛行状態のヴァンデによって倒される。 どうせなら1人ぐらい階段落ちを経験して欲しかったが。
この後、ちょっと早めの昼食となる。そういえば午前中に2戦闘終了したのは久し振りという気がする。

次に先程の壊し屋によって作られた城壁の穴より侵入したジャイアント達がエア・エレメンタルを虐めている場面に遭遇し、中立が多い為見逃すかという話になりかかったものの、ヴァンデが善(とはいえ混沌にして善だが)だった為に突入して助けるべきだという話となり奇襲して蹴散らす。

戦闘終了後に、スカイ・メイジの使い魔の猫による救援要請を受けて城の基底部へと向かう事となる。そこには雲で出来た柱を突き崩すアイス・デヴィルとそれに取り憑かれたフロスト・ジャイアントの姿があった。
まずはアイス・デヴィルを潰そうとヴァンデがディメンジョン・ドアで突撃をしたところに伏兵として仕込んでいたボーン・デヴィル3体に囲まれウォール・オブ・アイスで分断されて、更にアイス・デヴィルのスロウを受けて大ピンチに。
しかし、ゴーダが取り出した巻物からのファイアボールで切り返し、受けたダメージもルッチオキノが押し戻し、ボーン・デヴィルが引きずりで落下させようとエミリィを狙うも目が振るわず、結局ブラントのバロウィング・ブリットで足を止められてオリジンの弓によりフロスト・ジャイアントが沈められて依代を失ったアイス・デヴィルも逃げ出した。

最後に辿り着いた大広間で、巨大な彫像の掌に乗り絶賛防戦中のスカイメイジとそれを襲うヒルジャイアント達、そしてその隊長のトリケラトプス騎乗ジャイアントという浪漫溢れる遭遇だったが、流石に危険視されたのか隊長は即殺され、トリケラトプスに蹂躙されながらもこれを押し返してようやくスカイメイジと交渉となる。
しかし、当のスカイメイジは襲撃に身に覚えは無く、しかも襲撃が収まらなければタイタンの書の儀式も難しく、どの道この荒れ果てた城では儀式の遂行は難しいということで、先程のトリケラトプス・ライダーの首を持ってヒル・ジャイアントの族長と交渉して来いという話になり、其方に向かう事となった。


そして、時間に余裕があったのでボーナス予定で準備していた、そりゃリノーム王国という名なら出さない手は無い(とはいえシナリオに書いてあるのだが)クラッグ・リノーム戦。密集していたところに叩き込まれた15d8の溶岩ブレスで容赦無く焼かれたり、ファイターの打撃が届かない(リノームは常に10ft上空に居る為)為に危うく死者が出そうになるも、+3強化で材質系ダメージ減少にも強いオリジンの弓、高いダメージ減少をものともせずに手数で強引に削るヴァンデの飛びかかり、そして暴発させつつも有効打となったブラントの銃弾に止めを刺される形となった。
相変わらずの早回しで駆け足となってしまった部分もあったが、個人的にはやる予定だった事が全部出来たので大変満足だった。この調子で次回も上手く回ってくれることを願いたい。