なんと実質4年ぶりの更新となる。書かなくなった理由は単純に多忙による疲労と意欲の減退だったが、書きたくなったのは生活環境の改善によりまた意欲を取り戻したからである。Return of the Runelords Adventure PathはPathfinder RPG 1st editionに於ける所謂ルーンロード三部作(Runelords Trilogy)の最終章に当たり、古代魔法帝国Thassilonの辿った結末とそれを様々な方法で回避した(或いは出来なかった)ルーンロード達の現代への帰還が描かれているのだが、その性質上セッション上だけでは説明出来ないことが多く、また今迄Paizoが発行してきた様々な出版物に書かれてきたVarisiaとThassilon Empire関連の物語が複雑に組み合わさっている為、そういった部分の補助解説も是非行いたいと考えたからである。
余談だが、当初の予定では次の開催予定は1st最終Adventure PathであるTyrant's Graspだった。以前にTar-Baphonの復活を扱ったCarrion Crown Adventure Pathを遊んでいたからというのが大きいが、世界を支配せんと復活した魔王との戦いというテーマにはやはり心惹かれるものがあったのと、当然ながら参加プレイヤーが遊んでいないAdventure Pathを選ぶ必要があったからである。以前と比べてオンラインでの開催が増えた為、各所でAdventure Pathが遊ばれる機会も増えておりそれは勿論喜ばしいことだが、こういった手前若干悩ましくもある。しかし、様々あり他所で開催されていたReturn of the Runelords卓が流れてしまった為に折角の機会だからと舵を切ることになった。
Adventure Path参加者の面々は以下の通り。他卓とは終了タイミングが合わなかった為にプレイヤーは前回Adventure PathのStrange Aeonsからの継続となっている(更にその後時間調整として選んだ1st最終ModuleであるCradle of Nightもこの面子で終了しているのでこれも折を見て何処かで語りたいが)。
初回は例によって事故を避ける為に2レベル経験点0からの開始となっているプレイヤー | 名前 | 種族 | クラス |
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makkou | レーナ | 人間 | ミーディアム(遺物交信者) |
首に執拗にこだわる謎のサムライ霊に憑依された二刀流カタナ使い。特徴は〔伝説の末裔〕。 | |||
ちー | ミェンウェン | 人間 | アンチェインドモンク |
ケル・マーガの”封印修道会(Brothers of the Seal)”出身で腕に兄弟子の霊を宿す。特徴は〔霊との接触〕。 | |||
Waiz | 鈴雨 | フェッチリング | スカルド(Urban Skald) |
ミンカイ人の翁に育てられた捻くれ者。特徴は〔失われた時間〕。 | |||
トリグラフ | リヴィア | 人間 | オラクル(魂の導き役) |
長柄武器を使いこなすオラクル。特徴は〔サーシロンへの誘惑〕。今回は欠席。 | |||
Clare | ニャル | アーケイニスト(Aeromancer) | |
癖のある標準語を喋り大気の技を操る秘術使い。特徴は〔オードラニの味方〕。 | |||
2xxP | テオドラ | 人間 | サイキック(Magaambyan telepath) |
元男性の大自然系サイキック。特徴は〔不慮のクローン〕。 |