2012年1月2日月曜日

12月29日の話。

今回はコミーの度に行っていたEverQuest退役軍人会が主催の多忙で流れてしまった為、ふと思いついて、Pathfinder関係者で呑み会を開催しようと画策したものの、流石に年の瀬の飲み屋がそうそう予約出来る筈もなく、結局出発限界時間となり他人任せになってしまうことに…この辺りは次回以降の課題とする。

バスの予約がしてあり、通常の交通網ではもはや間に合わなかった為に駅迄車を走らせてほぼギリギリの時間に到着、名古屋駅から夜行バスにて東京へと向かう。

未だ朝日も昇らない時刻に新宿に到着し、恒例のドリンク剤でVAAMを流し込む儀式の後にそこから上野の定宿へと移動し荷物を預けてから冬サバトの会場へと。例年と比べると随分暖かいのか、開場待ち迄は橋の上だったが凍えて死にかけるような事は無く、小説を片手に西館待機列に並んでいた。この時点で読みかけだった伊藤計劃の『ハーモニー』を読了。エピローグの最初の行で物語の仕掛けが何であったかに気が付き、その後を読むに従ってそれが正しい事を知り喜ぶと同時に絶叫したい気分になった。人類の手で完遂された幼年期の終わりという風情、氏の新しい文章をもう読む事が叶わないというのは本当に残念である。

開場後は殆ど薄い本を買わずに主にTRPGの友人関連を回って自作大戦略Tシャツの男に「下半身はどうした」と言ったり年の瀬の挨拶を済ませたり、あと恒例の神田かわの店ひまわりの出店でハヤカワ文庫本に合うサイズのブックカバーが欲しかったのでこれを漁り(無かったので新書サイズを購入したが…ハヤカワは何故あのサイズに変更したのか今でも理解に苦しむ)、早々に築地へと退散して寿司屋にて鮪尽くしとビールで昼食。今日はここが一番並んだ行列だった。

そして、チェックイン時刻を若干過ぎて宿に入り、身体を休めがてら1冊目の本、小川一水の『青い星まで飛んでいけ』を読了。何というかエロス的なセンスで括ったイーガンとハインラインと似非科学ヘイトその他の何かという感じだった。
その後は若干の仮眠を経て新宿駅へと移動。呑み会の待ち合わせをしていたのだが、かなりの強行軍だった為に色々指示が足りず、しかも待ち合わせに使用した新宿東口が溢れんばかりの人で危うく合流出来なくなるところだった…やはり南口か。
しかし、何とか無事合流を済ませて呑み会へと移動。若干遠い場所にはなってしまったものの、不幸中の幸いでほぼ個室状態の角席を取ることが出来た。この辺りは丸投げにしてしまったけん氏に感謝したい。ただ、窓の外の眺めは最高だったが、29階吹き抜けの渡り廊下から下を見た時はその場で倒れるかと思った。興味がある方は”NSビル”で是非調べて見て欲しい。
参加したのは私、けん、デローム、ずずず、そして遅れてやってきたこうぞう(以上敬称略)という面子で、重いからという理由でBestiary3が入ったノートPCを持って行かなかった事を心底悔やんだり(こういう際にはiPadのようなデバイスが欲しくなる)、若干2名程が凄まじい勢いで日本酒を消費したり、直前に届いたDragon Empires Gazetteerを見せたり、4版とPathfinder絡みのあれこれを話したり、最近のホットトピックである新モンテことCurse of the Riven skyについて話したり、途中で酔いが回りすぎて某氏が某氏にセメントを仕掛けるのを横目にゲラゲラ笑ったりしてほぼ4時間程飲んだり騒いだりしていた。
そして、良い気分のまま解散して宿へと戻り、着替えもそこそこに潰れていた。

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