2013年10月15日火曜日

project diVe『TRPG』生放送第5回の話。

様々限界だったこともあり、連休初日の土曜日は友人を誘って関ヶ原にて開催されているドリフターズ原画展を見に行くことに。途中最近気になっていたカフェぼあこに寄って(後に古い知り合いだったことを知る)原画展(欲を言えば、半分削られるとの噂のネームを見てみたかったが)で色々購入して帰りに星乃珈琲店にて季節のパンケーキを堪能して何とか気力を取り戻した。


そして翌日は上手く回らない文章回路を騙し騙し動かしながら雑記を書き、夕食後に今回は20時からの開催となったproject diVe『TRPG』生放送の第5回を見る事に。
そういえば今更project diVeの公式blogがあることを知ったので、キャラクターデータはそちらを参照のこと。


尚、第4回のアーカイヴはこちら。


・D&Dシャドウオーバーミスタラ
 当時は単独ワンコイン上等たまに縛りプレイという感じ(メインはMUかシーフだった)。プレイそのものはアイテムがほぼ使用されない(大オイルハメの外道っぷりは見せておけばまた違ったろう)、ディスプレッサークローク無視、ルート選択が酷い(クリアするだけならばノームの村のルートの方が断然楽)、迷いの森でペナルティ(壊れる直前の看板とコボルドの逃げる方向で抜け道を知る事が出来る)、テルエレロン殺害(生存時のイベントがあれば後のセッションは尚更盛り上がっただろうに…勿体無い)、ホーリィシールドは、要りませんよね?(箱の裏に回ってもマジックユーザーでは持ち上げられない。またラインを合わせればどのキャラでも罠を素通り出来る。どのみち初心者はガードを忘れるので無用の長物だが)、ドラゴンブレスで全滅x3、仲間ごとエザーホーデンを斬った(しかも伝説の剣で)、そして止めに伝説の剣をロストと何というかいかに初見にしてもひどいものだった。

 しかし、どうせならこれもガーディアンヒーローズのようにHD対応でリバイバルすれば良かったものを、とは思わなくもないが(現在のカプコンだとその余力が無くて無理だろうが)。
因みにこのゲームで装備アイテムがやたら壊れるのはゲーム的な要素もあるが、AD&Dの頃の特徴でもある(3.5版迄はセーヴで1を振るとアイテムが壊れた)。


 そして10分押しで開始された本セッションの方だが、今回はミスタラコラボ回だった為にゲーム内でも出てきたあれこれが使われるというこれもD&Dの長い歴史あってこそ出来るネタだったのではないかと(TRPGに於ける歴史と神話の話についてはまたいずれ)。


・銀座
強制モード変更も業腹で、そもそも何一つとして良い評判を聞かないが、動画の画面左右端クリックで生放送のザッピングモードになるのが何より最悪。


・無数の世界
 惑星ミスタラもD&D公式世界(ゲームオリジナルではない)の1つなので、九層地獄や他の次元界を介して繋がっている為今回のようなコラボが無理なく可能である。何処にも繋がっていないと明記されるエベロンですら影界で繋がっている。
因みに年齢段階や権力的な様々は兎も角として、ゲーム的にはシンよりもラファエルの洞窟のレッドドラゴンの方が明らかに強い。
狡猾なナグパ(ナグパは種族名なので「人間」と呼んでいるようなものだが)や強敵ディスプレッサービースト、ブラックドラゴン、吸い込みから発生する大ダメージのブレス等これが私の良く言う”歴史”、つまり情報や知識をプレイヤー自身に別の場所や方法で体験させ、後に再体験して貰う事により更に深い没入感や楽しみを得る事が出来るのである。
しかし、PCに渡されたアイテム群だが、確かに直前のゲーム中でもそれを感じさせるコメントがあったにせよ、クレリックのモーニングスターだけやたら優遇されてやしませんかね?(大オイルとメテオはレッドドラゴンの耐性で阻まれる、スタッフオヴウィザードリィはファイナルストライク用、伝説の剣はダメージ+1d20…咎人の剣か?)


・荒れる色々とDMの負担
 今回は特に長丁場だったからか、出目もさることながらセッションそのものも随分荒れていた印象がある(ダイスもよくトレイから飛び出していたし)。ダイス目に一喜一憂するのは楽しい部分でもあるので良いのだが、引きずりすぎるのも宜しくない。
また、矢張りセッションの性質上DMであるRebis氏への負荷が大きすぎるように感じる。確かにDMはゲームの進行や判定を引き受ける義務があるが、ならばこそ「参加した皆で楽しむ」事が重要となり、その為には参加者の積極的な助けによって少しでもDMの負担を減らして上げて欲しい。そろそろ流石に初心者とは言えないだろうし、簡単なところではDM席に近い人がフィギュアを並べる準備を手伝ってあげたり、目印マーカー類を引っ掛けてあげたり等をしてくれるのはDMとしても非常に助かるだろう。


・脱初心者の第一歩
 まず第一に自分のキャラクターを把握する事。特に基本的に与えられたキャラクターで遊んでいる性質上かどうしてもパワーやアイテムについての読み込みが浅く、使用するパワーのアドバイスをその都度行っているように見える。
また、セッション中に1回DMが(半ば冗談気味に)キレていたが、自分のキャラクターに関するトリガーは自分で覚え管理するべきだろう(中でも特にマークは忘れられやすい)。どれだけ暴虐の限りを尽くしたとしても、GM/DMというものは基本的にはプレイヤーに気持ち良く勝たせてあげたいと考えているものであり、こういった自分が有利になる要素を見逃すのは愚行極まりない。それ自体良くあることとはいえ、セッション中のロールバック発生はマスターの負担が増えるし、時間的な面でも宜しくない。
そして、4人という人数やイニシアチブ順と4版というシステムの都合上仕方無いとはいえ、そろそろ易々とクレリックやウィザードに敵を近寄らせてしまう場面もどうにかするべきだろう。キャラクターが脳筋だからといってもプレイヤー迄脳筋に振る舞う必要は無いし、前線にカッ飛んで大旋風ぶっぱするだけが戦士の仕事でもないし、ウィザードも大きなダメージを与えるよりも減速や幻惑、移動の阻止させた方がより良い選択肢となることがあるし、そもそも4版のルール的に雑魚以外を広域の焼き払いで一掃というのは非常に難しい。そしてマジックミサイルは大抵の場合において暇潰しの悪手である(そういえばヒプノティズムが使われた記憶が無い)。

また、イニシアチブが席順となっている為これは難しいのだろうが、今回フラウが行ったように待機によって手番を遅らせて有効な手段を選ぶというのはもっと積極的に行うべきだろう。特に4版は戦闘前強化が出来ず、またクレリックの1日毎パワーは遭遇終了迄効果が続く(=早く使用するほど有利)ものが多い為、どれだけ早く皆の援護が出来るかどうか、そしてその後はいかに状況に対応した手を打てるかどうかが明暗を分けることになる…それこそ、開幕即全滅した直前のエンカウンターズ生ではないが(アレはほぼ開幕即死なのでなんというかどうしようもないが)。
4版は特にパーティーが噛み合った時に最高のパフォーマンスを発揮するように出来ているので、その辺りがDMの演出による助けが無くても回る場面をそろそろ拝みたい。


・ファイナルストライク!
 回線も切れる。
 因みにアーケード版ではhp1が残るが、そもそもは50%の確率で完全消滅(セーヴ不可)、もう50%で他の次元界に飛ばされると実はアーケード版ですら温情措置であり、更に言えばどちらにせよ自爆技である。

 今回は少々辛めの感想となったが、それでも楽しみにしているのは間違い無くだからこそ次回最終回も期待している。

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