2013年3月15日金曜日

2013年03月の幻想TRPGコンベンションの話その3。

 明けて翌日、レベルアップ作業を済ませたキャラクターシートをコンビニにて印刷出力完了。この辺りの様々は本当に便利になったと実感する(但しその様々の為の道具として荷物は増えるが)。

 尚、以下はRise of the Runelords Anniversary Edition#01: Burnt Offerings後半に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

1.ネトルウッドの攻防
翌日、買い物等を済ませた一行は逃亡したツトを追いかけてシスルトップの砦に到着する。しかしその前にはネトルウッドの茨の森が広がっており、また先の襲撃で指導者を失ったゴブリンの部族が難民として住み着いていた。
隠密活動など不可能な一行は早速ゴブリン達に発見され、倒せば取り入る材料に出来ると思ったゴブリン達からの襲撃を受ける。しかしモーガンの《威圧演舞》で怯えた上に次々と一向に倒され、巣穴から追加で出てきたゴブリン・ドッグも蹴散らされる。
そして族長リップナゲットに意見した為に暇を言い渡され、とはいえ部族への忠誠が消えないドルイドの”ゴグマート”と相棒のクーガー”タングルトゥース”も襲い掛かり、エンタングルで大幅に移動を制限されたりしたものの危うげなく倒し、モーガンが得意の尋問で情報を聞き出して「二度と人間に悪さをしない」と誓わせた上で解放した(ゴブリンとの約束なので程度は知れているが)。


2.シスルトップ・ゴブリンとの戦闘
  森を抜けた先の吊り橋にあった罠を危ういところで看破してこれを通過。巨大な人の頭のように見えるシスルトップの砦外には警備をさぼってカモメに石を投げる遊びをしていたゴブリン達が居た。
一行はこれを無視して先に進むが、しかしゴグマートにより既に警告が渡っていた為に内部のゴブリン達は一行を待ち構えていた。
途中盗まれた軍馬シャドウミスト号を救出したり、ゴブリンの塒を調べて危うく病気に罹ったりしたものの、何とか首領リップナゲットの部屋に到着。
ジャイアント・ゲッコゥに乗り《猛突撃》と《駆け抜け攻撃》で次々と前衛を血祭りに上げていったが、モーガンの《薙ぎ払い》でゲッコゥが倒されて、次いでバカルディ・ブリーカーでトドメを刺された。
本来はゲッコウによる壁走り突撃というものもあったのだが色々な都合で残念ながら使用出来ず


2.ツトの最期
下の階層へと向かう階段の先には、サンドポイント襲撃の為の作戦会議室があり、その更に奥の扉からは女性と言い争うツトの声が聞こえたが、一行が隣の部屋に踏み込むと勘付かれたようで声が静まり、次いで呪文詠唱の声が聞こえて来た。
先手を取られてたまるかとばかりに踏み込み、アンリッケがサウンド・バーストを撃ち込むとツトがセーヴを落としてモーガンに切り伏せられ、女性ウィザードのリリィ=アケーニャ(彼女も絵師変更で顔がかなり変わったが、説明からするとむしろ今の顔の方が正しい)はこれに耐えた。

しかしサーシリオニア・ブロンズセンティネルを起動させたところでバカルディに掴まれ、マジック・ミサイルワンドでの抵抗も空しくバカルディ・ブリーカーで串刺しにされ彼女もツトの後を追うこととなった。

 リリィの懐からはツトのイヤリングの片割れが見つかるが(思い余った彼女がツトから盗んだ)、ツトは死に際にケインに「ヌアリアを救ってやってくれ」とだけ伝え、事切れた。
実は次の遭遇の面々も含めて非常に複雑な人間模様が繰り広げられていて大変楽しげなのだが、いかんせん上手く伝わらなかったようで少々残念であった。


3.ラマーシュトゥの礼拝堂
上はヌアリアによる朝の礼拝の様子。 
中央の台座の上にはラマーシュトゥの像が据えられた祭壇があり、その手にあるククリは片方は青色に、もう1つはオレンジ色に輝いていた。祭壇の天井近くの影にはラマーシュトゥの遣いであるイェス・ハウンドが隠れており、唸り声によってアンリッケが恐慌状態に陥って逃亡したがACも低く強敵とは言い難かった為に難なく倒される。
しかし、アンリッケが恐慌状態を脱したところで準備を進めていたヌアリアの傭兵達であるバグベアのレンジャー”ブルサズムス”がゴブリンの愛人達を伴い、そして人間の戦士”オーリック”が挟撃する形で強襲をかけてきた。
 ブルザズムスはエルフに嫌悪を燃やしており、パーティー唯一のハーフエルフであるパナシェに矢を射掛けてきた為パナシェは転倒してこれに対応、先程入手したリリィのマジックミサイルワンドを撃ちまくる…ジョン・ウーか?(教会だし、鳩は居ないが)。

そしてバカルディがブルザズムスを掴んだところ、反撃にヒューマンベイン・アローを直に突き立てられ危うく死にかけるも、幸い致命打には至らず一旦離れてからの《猪の型》による連撃が決まり、必殺の追撃により全身を引き裂かれ出血死するというゴブリン種に相応しい死に様を晒す。
 オーリックの方はモーガンと戦っていたが、モーガンが一旦下がりエンラージ・パースンのポーションの飲んだ隙に逃亡した為戦闘は終了した。

 その後、この階層を探索したところ4人の傭兵達とヌアリアの部屋を発見する。因みにツトはヌアリアに、リリィはツトに、オーリックはリリィにそれぞれ好意を抱いており、それぞれがどうにもままならない状況を抱え込んでいて相手が死ねばいいのにとか思っていたりする。唯一ブルサズムスだけはゴブリンの妻達と宜しくやっているが。


4.シスルトップ最下層
最下層の廊下にはグレイヴを手に本を抱えた男の像が建ち並んでいたが、残念ながら技能が無い為に一行には誰の像だか理解らなかった。廊下の先には落とし穴の床と像のグレイヴで切り刻まれる罠があり、床が作動スイッチだと看破した為にヌアリアの部屋にあった天蓋付きベッドを解体して橋代わりにして通過。
そして先の部屋を開けると、そこは見張り台のある部屋となっており、部屋満杯のスケルトンとジュジュ・ゾンビとなり変わり果てた姿のグレイリンクスの姿があり、更に背後の扉からはラス・シンスポーンのバーバリアンと特別なイェス・ハウンドを護衛に引き連れたヌアリアが襲い掛かって来た。上でもそうだったが、隠密行動など何処かに投げ捨てた一行なので仕方が無い。

 ヌアリアは養父の遺体をラマーシュトゥに捧げたことでデーモンの女王の徴をその身体に授かっており、既にその左手はデーモンのそれに変容を遂げていた。ヌアリアはローグのくせに罠に掛かり命を絶ったグレイリンクスの無様を嘲笑い(あとベッドを破壊されたことに怒りを浮かべながら)、一行もすぐにラマーシュトゥの生贄に捧げてやろうという高らかな宣言を述べるとグレートソードを抜き、戦端が開かれた。

戦闘は凄惨を極める。スケルトンの群れをアンリッケがエネルギー放出で灼き、かつての友モーガンを死に誘おうとするグレイリンクスの前に立ちはだかったケインは悪を討つ一撃でこれを葬り、イェス・ハウンドの唸りもケインによる勇気のオーラとアンリッケの特徴により耐え切り伏せたのだが、ランサーを手に狭い出口をしっかり固めたシンスポーン達と、その背後で負のエネルギー放出を放ちながら待ち構えるヌアリアに苦戦し、一旦ヌアリアが下がり自身に呪文を使用したところでバカルディが突貫、出目の悪さにも助けられシンスポーンの片方を撃破、そして次いでモーガンもエンラージ・パースンのポーションを手に肉薄するも、高いACの前に攻撃が阻まれ、逆にヌアリアのグレートソードの一撃を受けて意識を失う。
 直後、すぐさま回復を受けて意識を取り戻したモーガンだったが立ち上がったところでヌアリアによる機会攻撃を受け、これによりhpが丁度0に。しかし、倒れながらも放った一撃がクリティカルとなり、ヌアリアに止めを刺し自身も再び倒れた。ダイスの神は最後まで諦めない者にこそ微笑むものである。
因みにもしもヌアリアがこのターンを生き残った場合一行をエネルギー放出で焼き払いながら勝利の高笑いを叫ぶような事態になっていただろう。

 そしてヌアリアは切り落とされた左腕から吹き出す血溜まりの中に沈み、己の大願である大火に包まれたサンドポイントの姿を夢見ながら死んでいった。
報われぬ人生だが、それ以上に彼女が為したことが紛れもない悪である事への報いはあるべきだろう。個人的にはこの何とも言えない無常感こそPathfinderのシナリオの魅力だと思っているが。
 その後、ヌアリアが真にデーモンとなる為に解放しようとしていたグレーター・バーゲストのマルフェシュネコールも撃破して終了となった。

 旧いシナリオなのでどうかとも思ったが、ある意味この頃から変わらないPathfinderらしさが存分に出ており普段遊べないようなミニキャンペーンも出来たのでGMとしては大変楽しかった。これは矢張りJade Regentをプレイする前に竜舞亭の面子の方とも一度遊んでおいた方が良いだろう。

様々あったが、矢張り長尺を使い1つのシナリオを存分に楽しめる機会というのは貴重で、また自分にとっても様々参考になった為、それも含めてこういう機会を準備し運営してくれた幻想TRPGの方々には改めて感謝したい。

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