2010年3月22日月曜日

第10回卓ゲM@ster関東部会の話

此方への投稿をすっかり忘れていたが…先月2月13日、丁度タイミングが合ったということもありまた普段IRCで話している面々の顔ぐらいはいい加減拝んでおきたいと思った為、Pathfinder Roleplaying gameと16吋ディスプレイのノートPCとフィギュア満載のアルミケースを引っ提げて東京のR&R stationにて開催されるiM@s TRPG部の部会に参加する。実のところ、タイミングが合ったと思っていたのは間違いだったが、この程度の無理ならば押し通しても何とかなるだろうと昼夜勤明けの朝5時に起床して7時半名古屋発のこだまグリーン車に乗り込んで上京。毎度ながら1000円の差額で1ドリンクと快適な道中が得られるならばまあ選ぶよね、というところである。

そして、東京到着後に秋葉原のイエローサブマリンでD&Dスカーミッシュのフィギュア群を眺めながら(毎度上京する度に忘れ物をするのだが、今回はイエローサブマリンの会員カードだった。以前やらかした携帯電話よりマシだが)時間を過ごし、集合場所へと向かう。因みにこの日、東京は朝から生憎の雪で厚く着込んでいたにも関わらず足許周りの寒さと疲労とその他理由で既に心が折れそうだった。あまり積極的でも社交的でもない質なので、顔と名前が全く不明の(更に言うと、初めての参加者がそれなりに多かったそうなので)集団で誰に声を掛けるべきか良く理解らないうちにR&R stationに到着してセッション開始の準備をしながら集まった面々の様子を見ていたが、ドワーフP、石膏粉末P、M-Ren、Koya、風呂糸Pと何れも劣らぬ猛者達が未翻訳で殺意の高いルールに集まってくれた。これについてはこの場を借りて本当に感謝したいと思います。

セッション自体はD&D4版用Basic Gameのタイルを使った公式webシナリオ『冒険者入門』をPathfinder3レベル(3.5版との相違が比較的出てくるのがこの辺りなので)かつiM@s TRPG部用に改変したシナリオを使用。キャラクターは7種類居たうちプレイヤー順にドワーフファイター(AC重視で25迄上げた)、ハーフオークバーバリアン(ファルシオンにキーンエッジと噛み付き)、人間クレリック(様々な意味でエロいと噂のデスナ信者)、ノームソーサラー(水エレメンタル血統)、ハーフリングローグ(二刀流)といった具合で、4遭遇+ドラゴンをこなして貰ったが、今一つ削りきれなく緊張感の薄い遭遇となってしまったのはマスターとしても心底残念だった(著作権的に危険なワーラットは別の意味で緊張感が走ったが)。
結局一番活躍したのは透明化して逃げ回った上に視認困難による失敗で10回以上回避されたバグベアレンジャーで、因みに最後のジャイアントテンプレートを乗せたヤングホワイトドラゴンはキーンエッジオイルを塗った+1ドラゴンベインファルシオンを持ったバーバリアン(しかも激怒の切れた)によって1ターンで首を切り落とされたという体たらくだった。

一応、参照可能なデータ類を印刷して添付したが、逆に初めてPathfinderを遊ぶ人にとっては、そのデータの多さこそが敷居の高さに繋がる部分もあり、また戦闘関連についてはサマリーの用意を怠った(時間切れだったのもあるが)為に充分に楽しんで貰えなかった部分もあり、これは今後の反省としたい。3.5版の頃はCDS:PEに完成されたサマリーがあり、それを使わせて貰っていたのだが…誰か、センスのあるデザインの出来る人を求む。
しかし、個人的に今回参加してくれた皆に提示したかった「ミニチュアをわいわい言いながら選んで、イニシアチブ表を見てマップタイルの上を頭使いながら動かす楽しさ」を体験してくれたのならば本当に幸いでした。
その後、処理過多で空洞化した頭で朦朧としていたり、参加者の一部にPathfinder BestiaryやGods and Magicの挿絵を見せて布教したりしたうちに時間となり解散。参加して勿論楽しかったのだが、自分の卓の参加者以外殆どの人が誰であるのか知る機会が無かったのと(こちらの卓が初心者にとって敷居が高いのは自覚しているが、やはり折角の開かれた場所でほぼ身内卓作るのはどうなんだと思う部分もあった)、結構早い時間にお開きとなってしまい、その後の時間潰しに苦労したのと折角の機会だったのに皆と一緒に酒を飲みながら話したり出来なかったのが本当に残念だった。

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