2010年6月10日木曜日

Pathfinder#4『忍び寄る影』

 D&Dのプレイヤーは基本的にキャラクターの性格ロールが薄いと言われるが、確かにその傾向はあると思う。私の場合、基本的に物事を考えすぎて発言が遅れる傾向があるのと、口プロレスでトップロープに昇るよりも、ダイスと行動で立ち位置を確保する方が好きだというのもあるが、一番はキャラクターを動かす為の状況の考察で性格ロールに費やす思考のリソースが足りないからだろう。
結構な回数やってきた身内Pathfinderキャンペーンも第4章で5回目、たまにはキャラクターの設定に関連する回をやってもいいだろうということでシティアドベンチャーメインのシナリオを組んでみた。折角Pathfinderで良い感じの強化がされたドッペルゲンガーがいるので、これをメインに据えて更に折角予告で蛸頭のアレを出したので、3.5版のデータ等を参考にしながらボスとして作成してみた。今回の面子もいつも通りの面々。
プレイヤー名前種族クラス特徴
霧生リカルドハーフエルフパラディン筋力系パラディン、ダメージ面でアルトに憎悪される存在。何故か良くセーヴを落とす。
M-Renルーリィ・レイファード人間レンジャー今回すっかり二重スパイ役に
雨月Pコッドハーフエルフローグ今回の主な仕事は上司を視姦する事だったような
ごろまるアルト人間ファイター弓手、パーティーの撃墜王なのは相変わらずだが、そろそろ色々厳しく
零猫アルロン人間ウィザード/ロアマスター領域:共通、いつの間にかロアマスターに
ふぃすたティークノームクレリック/バード小動物系、主に酒場で歌っていたような

大まかな内容としては、色々情報の断片を入れながら目立つ動きをする方に疑惑を向けようとしたら、思いの外接触したルーリィが意外とあっさり快諾して二重スパイ化したり、アルロンにひたすら(後に自分たちに向けられる予定の)巻物を書かせたり、コッドは相変わらず上司の律子っぽい人にべったりだったりとなんだかんだで概ねいつも通りの流れでやりたいことはやった感じだった。
そうして、これから入れ替わろうというドッペルゲンガーとオーガ・メイジに町中で遭遇して戦闘1回目、折角なのでちょっと強めの疑似呪文能力持ちとしてグレーター・バーゲストを出してみたのだが、マスインヴィジビリティ/ストレングス/エンラージを使えるのを見て機械化歩兵部隊の兵員輸送車という言葉が頭をよぎった。こちらは特に苦労もなく撃破される。
 そして最終戦闘は髭デヴィル2匹をお伴にした、伊織っぽい貴族に化けたドッペルゲンガーに色々スクロールを使わせ、ブラック・テンタクルズで4人を行動不能にして(本当はその直後に姿を現したマインドフレイヤーが片っ端から脳パッカンする予定だった)さぁ!、と思ったところで2回目の組み付き判定で1を振って全員解放して更に髭デヴィルがアルロンのフィアーで飛ばされるというお前ら悪魔の矜持はどうしたという体たらく、更にボスとして出したブリンクしながら迫る分身7体付きマインド・フレイヤーはリカルドの渾身の悪を討つ一撃のクリティカルで真っ二つにされた。ちなみにセッション直前に悪を討つ一撃に弱体化が入ったのだが、このぐらいで丁度良いと感じる。この辺りのレベルになると1手の失敗が即全滅に繋がったり逆転に繋がったりするのが大変面白い、難を言えば1人ぐらいは殺しておきたかったということか。
それと、折角仕込んだ集団土下座ことグレーター・コマンドも使い損ねた。
因みに私のシナリオで伊織風味キャラを出すと悉くロクでもないキャラにしかならないのは気のせい…だと思う。前はレッドドラゴンで今回はドッペルゲンガーで予定ではあと1回酷いのを考えているが。

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