2013年7月31日水曜日

project diVe『TRPG』生放送第2回の話。

第1回のアーカイヴはこちら。
project diVe『TRPG』生放送 第1回 1/2
project diVe『TRPG』生放送 第1回 2/2

そして、第2回アーカイヴがもう配信されていた。
project diVe『TRPG』生放送 第2回 1/2
project diVe『TRPG』生放送 第2回 2/2

 丁度第2回生放送の日がDAC愛知開催日2日目であったのと、HDMI接続可能なノートPCを持っていた為、DAC愛知終了後に21日の宿泊面子に呼びかけて、皆と一緒に大部屋で見ていたがこういう「ああだこうだと文句を付けながら多人数で生放送を見る」というのは一度やってみたかったので個人的には大変楽しかった(1日遊んで酒が入って轟沈する面子多発だったので少々申し訳なかったが、こうしてだらだらするのもまた良し)。
ただ、こちらで使用していたWifi回線が思いの外弱く結果としてNeile氏に機器を借りることになったが。


・開始前トーク
 個人的にはアーカイヴでもアレは残しておいて欲しかった。あのどうしようもない駄目フリートーク感が普段卓を囲んでいる感じで大変好きなのだが(所謂声優ラジオが好きだからというのもあるが)。


・セッティング
 相変わらずの素晴らしいマップとフィギュア(特に群衆ゾンビは良いアイデアだった。パクろう)だが、折角高低差がある盤面なのでもう少しその辺を生かした戦闘が見たかった。この辺りはプレイヤーの習熟が進んだ次回以降に期待だが。ただ、前回にも書いたが4人プレイヤーを実質1時間で回すとなるとあれ以上の複雑なセッティングをするのは難しいとは思うが。


・カメラ
 前回も気にはなっていたが、角度と光源の問題でダイス目が若干読み辛くなっていたのが気になった(1/2の49:07の10面辺りが顕著。これはエンカウンターズ生でもそうなのだが)。
そこで手元で試してみたのがこの画像だが

光源を加工しない場合がこれ。見易い色、見辛い色があるのは理解るかと。

提案されていた光源にフィルター(半透明プラダン1枚)を試してみたのがこんな感じ。残念ながらあまり効果は無い。

2光源にしたのがこれ。かなり見易くなっている。

また、トレイ内の位置によってかなり反射が強い箇所がある為、2光源+ダイスの色を変える辺りまですると見易くなるのではないかと(白地だと色飛びしやすい問題が出そうだが)。
ただ、後半に見辛い場面があまり無かったので何か弄ったのだとは思うが。


・キャラクターとプレイヤー
 ナレーションとシーン演技を含めて相変わらず素晴らしいが、まあ真似は出来ないよねという感想が出ていた(当たり前だが)。ただ、間のプレイヤー、マスターを含めた会話による提示、盛り上げ方は我々でも手が届く領域なのであのぐらいは出来るようにしたい(特にd20界隈は黙り考え込む傾向が強いので)。
今回は各人キャラクターの立ち位置が固まり、性能の把握も進みレベルが上がっていたこともあり、また際どい状況もあったのでプレイヤーが考え、協力し行動するまさしく4版の楽しさが良く出ていたのではないかと思う。しかし、ダイス目で無駄に緊張感が漂うのはどうなんだと…特に王様兄弟はしっかり仕事しろと。


・シナリオとマスタリング
 セッション本編をほぼ1時間でこなさなければならない都合上、どうしても進行が早くマスターが慌ただしくなるのは仕方のないところだろう。今回はアンデッドシナリオ=クレリックのお当番回ということで、前回あまり見せ場の無かったフラウ(クレリック)が活躍出来ていたのではないかと(ボスのトドメも持って行ったし)…そういや初期の4版では[光輝]ダメージ持ちが居ない為に戦闘で苦戦したという話を良く聞いた。
あと、マスターとして良くやる手だがさりげなくプレイヤーに利のある行動(この場合は行動遅延)を勧め、敵の見せ場を作る辺りはなんともいやらしい。
今回は今回はDM側が割と好調だったのもあるがちょっとした状態異常、敵によるシフトを使った戦術、技能チャレンジと逆転の演出も入り「平らな戦場でd20を振って近接を殴り合うだけ」の状況よりは多彩さも出てずっと良くなった印象である。

 ただ1つ突っ込むとするならば…「ズル無しで言うと」って言った?!(2/2 36:34辺り)…尤も、これはDM/GMをやっていると良くある事なので今更だが(生放送での時間的な制約もあるので)。
しかし、最後のアンケートだが視聴者の欲望ダダ漏れ過ぎる。みんなそんなに女性プレイヤー(声優)が欲しいか!(そりゃ居た方が良いがね)。

 因みに動画の終わり際に来場者数をこちらで見ている人達に見せたがえらく驚いていた。これでも1万人程度減ってはいるが(これは連続企画の常なので仕方が無いが)2万人近い人間が視聴していたというのは驚きがあった様子で、この先この動画を見て4版を遊びたいと思った人はこれを求めて来るのだろうなと思うとそこは大変そうだが(他人事のように言うが)…こちらで見ていた4版を全く知らないプレイヤーの人にも言ったが、このセッション自体は英雄級(低レベル)のキャラクターで伝説級(中高レベル)のシナリオを遊んでいるようなものなので、これから4版を遊ぶ人達はたとえ熟練者の揃うDACであってもなかなかこういうシナリオは遊べないと思った方が良い。前回も言ったが、動画として戦闘が長引くのは不味いこともあってかデータはかなり調整してあるだろう。見ていた4版を知っている面子は皆揃って「このレベルならまずドラコリッチから逃げる技能チャレンジだよな」と言っていたが。

しかし、次々回(9月)なんだがこのままのスケジュールで行くとDAC当日(9月21日)になるような気もするが…ともあれ、「TRPGの面白さ」を凝縮して短時間で提示している良い企画であり色々大変そうではあるが次回も楽しみにしたい。

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