2013年9月1日日曜日

2013年08月の竜舞亭セッションの話。:Jade Regent#00-Burnt Offering

 様々あり随分久し振りにGMをする気がするが(実際そうだが)、今回より竜舞亭でAdventure Path"Jade Regent"が開始となる。とはいえ、何も知らずに遊ぶのも勿体無いということでまずは関連の深いRise of the Runelords#01"Burnt Offering"を遊びかつてサンドポイントで何が起こったかを追体験して貰うことに。
しかし、夏の忙しい最中だったこともあり残念ながら今回は2名欠席となってしまった。
プレイヤー名前種族クラス
ひろくんリツキャットフォーク(ARGオリジナル)サムライ
駿足によるよく分からない機動性と二刀流からの噛みつきでルール無用の残虐ファイトを繰り広げるシズル信仰のアメイコ大好き、むしろ他はどうでもいいな猫侍。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ・ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)
「米の力」(byいしかわ)と言い張る成長副領域による巨大化を駆使して愛用のノダチで敵を真っ二つに切り裂く何人か不明(装備は東方、出身はリノーム諸王地、種族はウールフェン人)な殲滅担当落ち武者。GMの趣味で片付けが不得意な駄目OL風味と化したシャレルの義弟にして世話係。名前の元ネタはまさかの未来忍者。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツドラコニックヒューマン(ARGオリジナル)モンク(気功師/無数の型の達人)
龍の呪いを発現させたアメイコの妹で、「殴られたら殴り返せ」を信条に《豹の爪》を駆使し、前を歩くだけで(機会攻撃への反撃で)敵が倒れる喧嘩屋。
2xxPサチアアシマールクレリック(伝道師)
リザードフォークの間で崇拝されていた過去を持つアーバダー信者の自称14歳の自称天使(アアシマールの成人年齢は60歳)。腹パン悶絶必至な圧倒的な回復力のなさに泣く自称カワイイ【魅力】18。
ろうなむ幻術のセルバンテスノームモドキ(ARGオリジナル)ウィザード(幻術師)
幻術の神シヴァナー(ビックファイア)を信仰する謎多き幻術師。残念ながら今回は欠席。
雅士人間ガンスリンガー(予定)
本人体調不良の為キャラクター作成も間に合わず。次回に期待したい…まず飯を食おう。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #001『Burnt Offering』に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。


Jade Regentの第0回としてRise of the Runelords Anniversary Edition:Burnt Offeringsをプレイするに至った理由は過去のblogにも書いた通りなのだが、Jade Regentのキャンペーン特徴もこの時点で導入しているので人間関係が非常に面白いことになっている。尚、当初のはアメイコの存在自体をプレイヤーキャラクターに肩代わりさせる予定だったが、結局これはアメイコの設定が思いの外シナリオに食い込んでいる為に断念した(肩代わり予定のシオンはキャンペーン特徴でカイジツ家の末娘となった)。

 しかし、やはり実際に使ってみると様々な問題が発生するようで、その辺りも含めて第0回(次回迄に無料で構成変更を許可した)をやったのは正解だった。


1.アゲハチョウの祭とゴブリンの襲撃
 ザントゥス司祭の演説と同時に開始されたゴブリン達の襲撃だったが、基本的に目先の物事しか考えられないゴブリン達の愚かさと、やる気が無いながらもリツによる疾走からの斬撃や、ゴブリンに腐った果実をぶつけられて怒ったナンジョウの巨大化して振われるノダチより尋常で無い火力を放つ、そして《豹の爪》の反撃によって何故かシオンを殴ったゴブリンが次々と倒れたことにより増援も含めてウォーチャンターのウィップでセルバンテスが転ばされて危機に陥ったりしたもののあっさりと終わる。



 そして回復力の弱さから来る不安がありながらもヘムロック保安官が戦う北門へと向かうが、単騎駆けで先に出たリツが危うく袋にされかけるも何とか耐えてコマンドーの「武器なんて棄てて掛かってこい」の叫びも空しくカタナで真っ二つにされて戦闘は終了した。
 その後、前司祭であるエザキエン司祭の霊廟が荒らされていることを知りを確認しに行ってナンジョウがスケルトンに囲まれたり、洋服ダンスに隠れていたゴブリンをナンジョウが真っ二つにしたり、をマグニマールの実家に連れ戻しに来た父ロンジクに殴りかかろうとしたアメイコとの間に割って入ったナンジョウがフライパンで殴られたりしていた。

 そして、ゴブリン達による襲撃の増大という嬉しくないニュースを持ち帰ったシャレル(正確設定が何故か残念OL系になったが)と保安官は望み薄ながらもマグニマールへと増援を頼むことになり、その間の町の管理はPC達一行に任されることとなった。
その次の日、前日の朝より浮かない表情をしていたアメイコの行方不明が彼女のメイドであるベサナより知らされ、ティエン語が読めるシオンによりツトが姉を呼び出したことを知る。

ここで一旦休憩となり、天候が宜しくなかったこともあり傘を手にいつもの店へ。マグロ祭りを堪能していつも通りコーヒーを飲まずに出る。


2.硝子工房の攻防
 工房の中には職人達の死体を切り刻んだり硝子細工を破壊して楽しむゴブリン達と、椅子に縛られたまま溶けたガラスを浴びせられて前衛芸術のオブジェの如き死に様を晒すロンジク、そして姉の同意を得られずに泥酔したツトが待ち構えていた。

 シオンが得意の〈装置無力化〉によって音を立てずに侵入した為先手を取ったものの、酔って尚冴えるツトの弓の前に突出しすぎたリツが一旦はサムライの不退転の決意によって耐えるも追撃を受け斃され、危うくガラス炉の灰(この炉は死体の処理にも使われた過去があったが)にされかけたり、投げつけられたガラス瓶による即席のまきびしで進路を邪魔されたりするも、最終的に次々と敵に土下座(任意変換によるコマンド呪文)を迫るサチと重戦車の如く迫るナンジョウが血路を開き、妹であるシオンによって昏倒させられた。

 奥で囚われていたアメイコを解放し、ツトの日記(本人の目の前で読み上げられた)からツトこそが先に起こったサンドポイント襲撃の主犯であったこと、またかつて礼拝堂の火災で死んだと思われていたヌアリアが生きており、ラマトゥーシュを信仰しサンドポイントを火の海にしようという野望を抱えていることを知り、またツトが改心する気がない事を知ったアメイコは、せめて己の手で、とリツの刀を借りてツトの首を切り落とし、己の家族が行った罪への始末を付けた。


3.憤怒の地下遺跡
 その後、流石に休息が必要ということになり、硝子工房の地下については翌日探索しようということになった。
 探索には回復したアメイコも同行することとなり、〈隠密〉が高いアメイコが先行して偵察した後に地下遺跡へと踏み込む。中にはラマトゥーシュのものと思わしき祭壇とランサーを手にしたラス・シンスポーン、そして壊れた牢獄に詰め込まれたゾンビがいたが、片側の牢獄の前にアメイコが立ちふさがり、その間にリツとナンジョウがシンスポーンを食い止め、もう1つの牢獄から溢れるゾンビはシオンが片っ端から殴り返して殲滅させる。
 祭壇の前に溜まっていた水は誰も飲まず、そのまま奥の重厚な扉を開けて奥の部屋へと入ると中には黄金色に輝く泉があり、3本腕の異形となったゴブリンの英雄コルヴスとシンスポーン、そしてクアジット”エリリウム”が一行を待ち構えていた。酸の血のブレスでまたもやナンジョウが悪臭に見舞われたり、シオンへ向けてエリリウムのまどろみが放たれるもこれは防がれ、最終的に獲物を捕らえた猫よろしくリツがエリリウムの頸骨に牙を突き立てへし折り戦闘終了となった。


 矢張りというか時間的な都合があり随分と駆け足になってしまったものの、キャラクター達の立ち位置は随分と定まってきた様子で次回以降が楽しみである。

 尚、次回はダイジェスト風にヌアリアとの戦闘を行ってからようやくJade Regent第1話に入る予定となっている…次回こそ欠席者が居ないと良いが。

0 件のコメント:

コメントを投稿