2010年4月12日月曜日

位坂敏樹はTRPGをどう捉えているのかという話。

個人的に言えば「見知らぬ他者とある程度胸襟を開き交流する為の話題」であり「自分の欲求を満たす為に最適なツール」だと捉えている。個人的にこの目的の為に最上の品だと思うのは適度に酒の入った食事だと思っているのだが、残念ながら酒は万人に楽しめる物では無い上にこういう場はそれなりに金銭が掛かり、更に言えば必ずしも好ましい効果をもたらすとは限らない(私自身もあまり好ましくない振る舞いをした経験がある)のである。

因みに私自身は基本的には身内、コンベンションに限らずTRPGで卓を囲むのはパーティー(冒険者一行の方ではなく)に似ていると考え、マスターはホスト役、プレイヤーはゲスト役でホストは場を設け、パーティーの方向性を決め、出来る限り参加者が楽しめるように腐心するべきだと考えており、ゲストも単に客であるという振る舞い以上に場を盛り上げて皆を楽しませる気遣いは欲しいと願っている。だから出来れば所謂「地蔵」然としてではなく会話で参加して欲しいと願っているし、発言の無い人が卓に居ると楽しめていないのではないか不安になる。

そして、それとは別に社会性の持ち合わせは欲しいと思っている。特にこの界隈は独自性を取り上げがちになる為に尚更。といっても精々公衆の面前で口にするのも憚られるような事を叫ばないとか、他者を不快にさせるような行動を積極的に行わない、また自身の行動がそれに該当すると理解することぐらいである。そもそも礼節を弁えることで得をすることはあっても、大凡損をすることは無いのだから。 特に所謂オタク的な人は自分の好きな趣味に対しての押し出しが強すぎ、他者の言葉に耳を傾けずについ語りすぎるきらいがある為尚更にそう思うことがある。勿論自分も含めて、だが。
因みにルールの好き嫌いについては、本来無い方が望ましいのだろうがある程度の見通しの良さと自身の知識程度で現在はPathfinderを愛用しているが、これもそれ以外選ばないという訳でもなく、より扱いやすく自分好みのルールがあるならば其方でも全く構わないと思っている…但し、極端な演技重視ではなく、独特の緊張感があり、世界観として綺麗すぎず、システムが無理に複雑ではなく見通しが利きやすく他者へ教えやすいことが条件だが。 更に言えばPathfinderは金銭的な敷居の高いと言われるd20ルールが無料で遊べるという好条件もある。

因みに我の強い人の多く集まる状況上仕方無い事だろうとも思うが、個人的にはサークル同士の力関係等小さな政治的問題には出来るだけ関わりたくないし、基本的に「自身の周囲で起こるどのような問題も、常に半分の責任を負っている」という思考の持ち主なので、何かの際に問題の中心人物を一方的に糾弾するような行動は出来うる限りしないように心懸けている。

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