2010年1月12日火曜日

年末セッションの話

話は遡るが、丁度prdjの翻訳もほぼ主要部分は終わっており、(色々あって)丁度手が空いていたので最近入り浸っている卓ゲM@sterのIRCにて人員を募集して昨年12月25日、26日とPathfinderのオンラインセッションを開催した。一応開始レベル4で5回前後のキャンペーンを予定しているのと、今回は所謂漫画に於ける読み切りのようなものなので次回はキャラクターのリビルド有りとしてキャラクターを作成して貰った。
面子は以下の通り
プレイヤー名前種族クラス特徴
霧生リカルドハーフエルフパラディン正統派パラディン、グレートソード持ち
M-Renルーリィ・レイファード人間レンジャー二刀流レンジャー/狩人の絆(仲間)
雨月Pコッドハーフエルフローグ脅威の〈知覚〉技能
ごろまるアルト人間ファイター弓手、今回の最大ダメージソース
Kudlakアシャーダロンエルフウィザード領域:共通、その名前はどうなんだ
にーてんぜろPリリシアントローアハーフオーククレリック交渉というより脅迫担当、dtpn


面子的には(赤箱、3.5版、4版と)D&D経験者自体はそれなりに居たが正式製品版Pathfinderプレイ経験者が0だったのと年末で皆忙しかったこと、更に言うとその週の私が2直勤(深夜1時頃帰宅)だった為にキャラクターメイク辺りの細かいフォローが出来ずに苦労する。この辺りはもうちょっと何とか出来たんじゃないかと思う。しかし、この時勢に日本語サマリーがあるとはいえ、英語ルールに6人ものプレイヤーが集まるとは本当に良い時代になったものである。

因みにシナリオは丁度今この界隈で話題の名シナリオ「赤い手は滅びのしるし」をPathfinder用にリメイクしてやろうかとも思ったが、少々先の長い話になりそうだったのと、4th Cageにてダウンロード出来る『忘れられた谷』の遭遇セッティングが面白そうだったのでプレイテストをしてみたかった為にに若干のキャンペーン用設定を追加して利用してみる。

以下は募集時の設定。


港と巨大な図書館塔を擁する大都市”ガリーヴマディナー”、そこから3日程離れた所にある小さな村”ユヤオ”の近くで奇妙な病人を助けた君達は、彼らを助ける為に今は廃棄されてゴブリンやアンデッド、険しい崖や深く冷たく深い水など更なる脅威と様々な困難の巣窟となった洞窟を抜けて
貴重な薬草の自生する谷へと辿り着かなければならない。
残された時間は僅か、君達は数々の危機を乗り越えてこの先生きのこる事が出来るか?

因みに”ガリーヴマディナー”はアラビア語で「奇妙な街」とかの意味で=ナンジャタウンというネタ、”ユヤオ”についてはキーボードを見るべし。あと、「先生きのこる」はロボの方のAC者として避けて通れない部分である。

NPCもDS4人組と+1を出してこちら向けの味付けとしてみた。こういうのが便利なのは、ネタが通じる相手ならば描写や解説をせずとも相手が理解してくれる点である。
名前種族ネタ解説
アイ=ウン=ギルオルドワーフ/ファイター2ドワーフ語で「火の玉」
リョウ=ラフェンハーフエルフ/クレリック2エルフ語で「秋の月」
エリー=ニムコーフェルエルフ/ウィザード2エルフ語で「深い大地の湖」

あと出したのはローグのユメ=チェリーウェル(夢子)と宿屋”バンナム亭”の看板娘ことマナ。因みにサイなんとかさんはエリーの使い魔の黒猫で登場して、その都度名前を間違われるという扱いだった。

 セッション自体は年末の忙しい時期だったのと、プレイヤー各々の予定が色々あった為にトラブルも多かったが、優秀なオンラインセッションツールである”どどんとふ”を使用してのマップとコマを使って戦う戦闘の楽しさやPathfinderでの変更点辺りを総じて実感して貰えたと思う。マスターとしてもこのレベルでの《速射》+《致命的な狙い》の恐ろしさやパラディンの強さを実感出来た楽しいセッションだった。

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