2015年11月23日月曜日

2015年11月の竜舞亭第一例会の話。:Pathfinder Module - Daughters of Fury Chapter 3(前半)

竜舞亭Pathfinder第1卓ミニキャンペーンの第3回。前回、オーク”地獄の激怒”族とデヴィル達の脅迫に対抗する為に数名の捕虜達を残したままアーウィル・ステッドの城門は閉じられてしまったところからの続きとなる。

今回の面子は以下の通り、マスターとしては5名でのセッションは展開も早くさほどに悪くない感じだが、いかんせんプレイヤー側の余裕の余地が少ないのが何とも難しいところである。
プレイヤー名前種族クラス
ラインヴェノムハーフ・オークブラッド・レイジャー
額に鬼のような角の傷痕を持つハーフ・オークの傭兵。パーティー随一の破壊力を誇る。
Clareハルオイフリットスワッシュバックラー
短気な決闘剣士。微妙な火力不足に伸び悩むがブラッド・レイジャーがおかしいだけである。
ちーアルタ人間モンク(Unchained)
三節昆を操る武僧。跳び蹴りのおかしな挙動で高い殲滅能力を誇る。
えいちろむルーサー=ナッチェス人間クレリック
ゴルム信徒のクレリック。今回は回復が休み気味。
2xxPガク=シャラットフォークアーケイニスト
召喚術に長けたラットフォークの秘術使い。5レベルになった秘術使いの火力を存分に発揮する。
尚、以下はPathfinder Module - Daughters of Fury Chapter 3: Sacrifice前半に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。

2015年11月8日日曜日

DAC東北の話。:Pathfinder Module:The Midnight Mirror

-1:前日
 そもそも、各所で東北の面々にはそれなりに世話になっていたからというのもあるが、一応DAC愛知の主催として現地での宣伝もしておかなければなあと思い立ったのが参加の切っ掛けだった。もう1つばかり理由もあるがそれは私事なのでさておく。距離のこともあり、空路を選び手配を済ませて出発したものの、結局空港からの距離や待ち時間等もあり掛かる時間も料金も殆ど変わらない上に荷物関連が面倒で快適さには天地ほどの差があり余り良い経路ではなかった。
また、輸送時の振動や気温差が原因だと思うがフィギュアの破損が幾つか発生(Pathfinder Battlesはそもそも全体的に細いので破損が発生しやすいが)したというのも。
約20年振りとなる仙台入りの後、チェックイン後些事を済ませてから前日呑み会の待ち合わせ場所へと向かい、本日の呑み会の面々と合流して東京のDACでのとある件について当人に確認を取ったが…ほう、そうか。ならば以降は此方も相応の態度で対応することと決める。余談だが、相手の怒りの程度は正しく認識した方が良い。
それを除けば、以降東北の酒と料理を堪能してそれなりに楽しい気分で宿に戻り、軽く明日の準備を済ませて就寝となった。

 また、今回の参加で一番実感したのは、当然のことであるとはいえイベントの集客や傾向はその実主催者やその周辺メンバーのそれと地続きであるということだった。主催が私に変わったとはいえ年寄りの寄り合い場な竜舞亭が発端であるDAC愛知、イベントとしては巨大だが独立環境として成立…悪く言ってしまえば隔離環境または奇人変人の集う魔境な本家DACと比べてDAC東北は地元のフリーコンベンションと地続きであるからか、若くやる気に溢れたプレイヤーが多かった印象がある。

 とはいえ、それぞれにそれぞれの在り方や方向性があり、それを浅慮に舵切りしてしまうのもまたそれはそれではあるのだが…取り敢えず愛知は去年ほぼ方向性が決まったので、あの方向性(大部屋があるメリットを生かし、宿泊も含めて楽しめるコンベンション)で行こうかと考えているが。


0.:当日朝
若干早めに宿を出発し、タクシーを拾って会場があると思わしき場所へと向かうが、デパートと併設である為に開店時間前に入る手段が不明で周囲をうろつく羽目に。偶然会ったD16氏と共に入り口を捜し、結局裏手から入りエレベーターを使い会場へ入る…この辺りはちゃんとした案内が欲しかった(外に立っていた誘導役も「知らない」と言っていた)。
今回は1日だけの開催なので、比較的短めかつストーリー面も充実したシナリオを選択…だったのだが、一次募集時には1名、しかもNeile氏だけという有様で参加の取り止めも検討したが、幸いというべきか二次募集で満席となり、無事立卓することが出来た。しかし、掲示板でなんとなくそうなのではないかと思っていたが、参加するプレイヤーの1/3が若い女性かつ半数以上がほぼ初心者という昨今あまり余所では体験出来ない環境となった。その辺りが事前に理解っていたならば、プレロールドPCももう少しスマートな仕様にしていたのだが。

 卓に女性が多いのは良い事だと思われるかも知れないが、前回同じシナリオを遊んだ時もそうだったが今回のシナリオは性的なソレ以外でレーティングの問題が発生しそうな程度にはそういった描写が多い為、相応に気を使う事となる…個人的にはゴラリオン世界での宗教と結びついた奇異な風習を余すことなく示しており、非常に好きなシナリオなのだが。

ともあれ、今回の卓参加者は以下の通り。様々反省すべき点はあったものの、昨今あまり無い珍しい体験が出来た卓だった。
プレイヤー名前種族クラス
和菓子ヴィオレッタ=バーチェットハーフオークファイター(武器の達人)
プレロールドのファイター、グレートアックスで敵を薙ぎ払う重戦士。
グウェンダル=ウェラーハーフエルフスワッシュバックラー
プレロールドのスワッシュバックラー、GMの趣味でファルカタの使い手となった軽戦士。
(く)ずのタリウス=ホークマン人間レンジャー(案内人/都市レンジャー)
プレロールドのレンジャー、地元カーパッドの出身者で弓の使い手。
そめいFシーヴィス=アイアンサイドイフリットバード
オシーリオン出身で鞭使いのバード、パーティーの「知っているのかシーヴィス?!」係。
neileモンターニャ=キャステーロ人間クレリック(神聖なる戦略家)
シェリアックス出身のアスモデウス信者のクレリック、地獄からの使者を名乗る詐欺師。
あかしあトラオム人間ソーサラー
ニダル出身で夢紡ぎの血脈を受け継ぐソーサラー、隠れデズナ信者。
尚、以下はPathfinder Module『The Midnight Mirror』に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。