まず最初に。来る7月20日(土)、21日(日)の2日間、d20 Around Convention in 愛知 2013を開催します。
去年の話になるが、DAC愛知2012の懇親会にて「来年は2日開催で」と言って何言ってるんだこいつという目で主催の某氏に見られたが、実はあの時点で色々思う部分があった。というのも去年は2日目を遊ぶ会があったとはいえDAC自体は1日開催で今一つ不完全燃焼気味で、かつ部屋割りが個室中心であった為に(結局Pathfinder連中は1室に集まって色々話していたとはいえ)あまり宿泊時の交流が図れなかったという状況だった(2日目はもっと狭くなってしまったし)。そして色々あり2013年のDAC愛知は開催しないという話になった時点で各所への行動を開始した。それ自体は開催する側にも相応の事情があり、非難をする気は全く無いが、ただそれとは別に東京でのPFCCや個人セッション開催等も含めて「自分が望むような環境は結局自分で作るしか無い」という認識を新たにした。4卓だけとはいえ忙しい中で準備を整えてコンベンションを開催したあの手腕は是非見習いたいと同時に、主催に回ってみて思ったが気軽に「主催やってくれ」とか「GM担当してくれ」とは言えないものである(後者はプレイヤー専門で気軽に言っている輩にたまに言いたくなるが)。
テーマとしては「コストと生贄を最小限に、充実は最大限に」である。
開催で必要以上の負担や赤字を出すのは以ての外だが、それでも去年までのDAC愛知はコストが掛かりすぎる上に規模そのものが大きすぎ、イベントに参加するが肝心のゲームに参加出来ない裏方人員が多すぎるという問題が(これは本家DACを見ていても感じるしそれ自体を大変申し訳なく思うが)傍目に見ていても明らかだった。そして正直な感想としては、中部圏はd20プレイヤーをそれほど大量に集められる土壌は無い。
だからこそ、1日の卓の数を(個人で管理出来る許容値に)縮小し、かつ2日間開催という延べでの開催卓数そのものは増やせるという状況を選択したのである。尤も、これを開催出来るのもTRPGコンベンション開催に理解がある大府市勤労文化会館という好条件の建物があるからというのと、懇意にさせて貰っている幻想TRPGでの経験が大きいのだが。
会場については「名古屋中心街からは遠い」という意見は聞くが、最寄り駅に名古屋駅から乗り換え無しかつ3駅で到着可能、更に高速インターから近く完全無料かつほぼ無制限の台数の駐車場完備、近隣に商業施設が揃っており併設の宿泊施設もあるという個人的にはむしろ名古屋の中心部で開催するよりも余程やりやすくまた東京のDACよりも(地元ということもあるが)整っている環境だと感じる部分がある。
とはいえ、恐らくこれから問題は山程発生するだろうし(既に現時点でも様々あるが)、実際に当日を終えてやっとこの決断を評価出来るような代物ではあるのだが、それに何より折角DAC愛知の看板を借り受けたからには成功で終えたいと思っている。
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