2015年8月24日月曜日

2015年08月の竜舞亭第一例会の話。:Jade Regent#23-The Empty Throneその5(終)

Pathfinder Adventure Path - Jade Regentキャンペーンを開始したのが丁度2013年の08月。初回2回は背景説明の為のRise of the Runelords第一章で、間に1回だけ休止があったのでほぼ2年間と個人的にも未体験の長期キャンペーンとなった。そんなJade Regent最終回、一行はとうとうカサイにある皇宮の”翡翠の玉座の間”へと到達し、そこで待ち構える仇敵”翡翠の宰相”と死闘を繰り広げる事となる。

今回の面子は以下の通り。長丁場に付き合ってくれた皆には改めて感謝したい。
プレイヤー名前種族クラス
Pomtaケーン=タッカー=クララ人間ファイター(両手武器使い)/バーバリアン
口と態度の悪さに定評があるナギナタ使い。今回大半斃れていた。
Waiz南条飛勇鶴(ナンジョウ=ヒュウカク)人間/ウールフェン人(ARGオリジナル)インクィジター(魔女狩り師・伝道者)/ファイター(武器の達人)
ミンカイの初代皇帝の魂が宿ると言われる妖刀”翠閃”を振るうパーティーのまとめ役にしてキャンペーンの主人公。
ちーアルゴ・ペデス人間ファイター/クレリック(神学者)
《転移旋舞》で戦場を跳び回るデズナ信徒にして頼りになる癒し手。
Makkouシオン(紫苑)=カイジツ人間アーケイニスト
物語的に最重要人物であるアメイコの妹。爆撃担当。
2xxPサチアアシマール(自称)クレリック(伝道師)
サーレンレイ信者の自称天使のクレリック。戦場操作担当。
雅士ジョナサン=サイズモア人間ガンスリンガー
元少年兵のピストル使い。パーティーの鉄砲玉(色んな意味で)。
尚、以下はPathfinder Adventure Path #054『The Empty Throne』終盤に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。


1.弓兵のギャラリー
最上階では、”翡翠の宰相”にとっても最後の兵であるタイフーン・ガードとフタアタマオニの近衛兵、そしてウォーター・ヤイのタイフーン・ジェネラルが一行に引導を渡すべく”翡翠の玉座”がある広間の入口で待ち構えていた。彼らは一行が近付く迄不動の護りを固めており、血路を開く為にヒュウカクが先行して攻め入ったことで戦端は開かれた。
ヒュウカクがタイフーン・ガード達と切り結ぶ間にも更に奥に控える現ミンカイを支配する”翡翠の宰相”ソト=タカヒロ、その妻にして軍師のオラクル”レンシー=メイダ”、暗殺者の首領である”鴉王子”ギラス=ノトリ、そして”五襲の暴風”の首魁であり、この一連の真の黒幕であるウィンド・ヤイ”アナムルモン”がその後ろに私兵達を率いて最後の戦闘を繰り広げるべく待機していた。ヒュウカクのジャッジメント・ライト、サチのグレーター・フォービドアクションで動きを封じられた尖兵達、中でもディメンジョナル・ウェポンを準備していたフタアタマ・ロイヤルガードが何も出来ぬまま無力化され、戦場を自在に動くアルゴの《転移旋舞》とケーンとジョナサンの攻撃にによってタイフーン・ジェネラルも倒れた。


2.翡翠の玉座
”五襲の暴風”の神官達が足の止まった一行に次々とフレイム・ストライクを叩き込み、一行のhpを大きく削る。お返しと言わんばかりにサチがウォール・オヴ・ファイアーで敵を隔て、インセンディエリ・クラウドであぶり出し戦場を操作し、近寄る敵達をジョナサンとケーンが撃墜していく。
しかし、”鴉王子”率いるテング・スレイヤー達がディメンジョン・ドアでオニ・ヨコヅナ(ちゃんと2体いる)を一行の背後へと送り込み、挟撃の形となり、オニ・ヨコヅナ(テトリ)の掴みによってフリーダム・オヴ・ムーブメントを無力化されたケーンが敵の凶刃に斃れる。グレーター・マッド・エレメンタルが召喚されるもこれは早々に無力化されたが、窮地に陥ったヒュウカクが転移を受けようと玉璽を捨てたところをレンシーは迷わずアザーワールドリィ・キモノ(イカレたアイテムとして有名だが、実は彼女が初出)の効果により桜迷宮へと送られ、圧倒的な窮地に陥る。
だが、ギラスはジョナサンの凶弾に倒れ、アルゴがヒールでケーンを助け、ヒュウカクはダイス目が味方し僅か1ラウンドで復帰する。返す刀と言わんばかりにアルゴがレンシーを切り捨て、逆上したソトが追いかけようとする目前で転移により逃げ、ヒュウカクに挑むが返り討ちとなった。

 矢弾を阻む暴風を纏ったアナムルモンは暴風を巻き起こす三節昆”イカリクルサイ”を手に暴れ回るも、翠閃により暴風のオーラを切り裂かれ倒され、一行の活躍によって遂に”五襲の暴風”によるミンカイの支配は潰えることとなった…実は毎度恒例の厳しめのボーナス戦闘を企画していたのだが今回は時間切れにより出来ず(ヴォイド・ヤイとか控えていたが)。
こうしてミンカイに平和が戻り、アメイコはこれまでの功績により新たな皇帝として民衆に受け入れられることとなった。この後一行はある者は新皇帝アメイコを支えるべく側近として残り、またある者は再び自由な旅の身としてキャラバンへと戻り、ここに長きに渡るアメイコ達の旅は終焉の時を迎えた。


 個人的には様々到らぬ点も多かったことや(特に実生活に色々あり、終盤はモチベーションを保つのが難しかった)、もうちょっと何とかと思う部分もあるが、その辺りも含めて終わればいい思い出としておく。


 次回よりプレイヤーを入れ替えるので、慣れる意味でも軽めのDaughters of Furyを遊び、その後はアンケートの結果通りHell's Rebelsへと移行する予定となっている。

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