2012年2月22日水曜日

2012年02月の幻想世界のTRPG空間の話。


兵共が夢の後、的な惨状。相変わらず片付け時間が無駄に掛かる為、セッション終了後は大体こんな感じである。

気力と体力の限界に挑みながら全くもって口外できないレベルでの直前迄準備を進めての参加となった幻想世界のTRPGコンベンションだが、最後の参加が去年の10月であった為、実に4ヶ月振りの参加だったことに後々気が付いて驚愕する。

そして今回は立卓が多かった為に参加者4名といつもより若干少ないながらも、珍しくキャラクター持ち込みが2名程居て、それ自体は大変有り難いのだが、キャラクターの準備が一番時間が掛かった為に色々と複雑な気分になったのと(とはいえ、他人の作成したキャラクターを扱うのはなかなか至難である為出来るのであれば其方の方が有り難いが)、持ち込みキャラクターをチェックする時間が充分と言えず、多分結構なルールミスの見落としがあったのではないだろうかという気がする(これについては別途記述)。
この辺りは予約〆切と卓確定の時間的問題が大きい為仕方のない所ではあるが…とはいえ、行けば立卓が確定しているのは未訳マイナーゲームメインの身分としては大変有り難いのだが。


今回は1月末に手に入った公式フィギュアのPathfinder Battlesのお披露目的要素がメインであった為、かなり無理のある遭遇となったが結論から言えば(マスターの頭が末期だった所為もあるが)、危ういながらも全滅せずに終わらせる事が出来た。因みに遭遇の作成中に超大型ブラック・ドラゴンを出すには最低脅威度が11だという事実に気が付き、流石にこれを5レベルパーティーにぶつけるのはどうだろうということになりレギュレーションを6レベルに改めさせて貰った(6レベルはキャラクターとしても初心者で扱えるギリギリであり、色々楽しいというのもあるが)。
参加してくれた猛者達は以下の通り。

プレイヤー名前種族クラス特徴
Raja"王護"ジュラスハーフエルフバーバリアン・ドルイド・モンク持ち込みキャラその1、アイアンーコングの相棒を連れたメンヒルドルイド
ひろくんレファリーネ人間クレリック/ファイター持ち込みキャラその2、正義の十字軍戦士。
REIJIエレンハーフエルフレンジャー貴重なd20初心者。キャラはプレロールドの案内人。
MINEデイジーエルフウィザード今回はプレロールドの瞬間移動ウィザードに挑戦して貰った。
導入としてはいつも通りのシェリアックス絡みのあれこれを話しつつPCの現状を説明するという流れだった。シナリオに関しては、ウィスパーウッドの森に逃げ込んだ盗賊会議の関連者(メンバーリストを持っている)を追いかけたヘルナイト達が、最近森に住み着いたブラックドラゴンとその配下で沼地の魔女を騙るサキュバスにより蹴散らされ壊滅したのを助けに行くという流れで、兎に角沢山戦って貰うというコンセプトで話を進めさせて貰った。 そして、キャラクター側のフェイルセーフ手段としてヒーロー・ポイントとハロウ・ポイントのどちらかを選んで貰ったのだが、やはり見た目の良さからかハロウ・ポイントが選択された。

1.オークの襲撃者
最初の遭遇。戦闘に慣れて貰う意味でも多少固めにしておいたが、特に危うげもなく撃破される。因みに交渉で回避しようという場面もあったが、残念ながら出目が悪く話し合いにはならなかった。





2.『沼地の魔女』の住処
伝説的なグリーン・ドラゴンであるエセルヴォックス(Athervox)の助手で、「ハットオブディスガイズ相当の野暮ったい眼鏡を掛けたメデューサ・ソーサラー」という脳が煮詰まったキャラクターが正体。因みにお喋り好き。こちらで最近沼地の奥に住み着いたブラック・ドラゴンを倒して欲しいという依頼を受ける。



この辺りで昼食となり、ACVとかダークソウルとか色々駄目な感じの会話を交わしたりしていた。

3.ゴブリン騒動
エティンのエサになりかかっていた馬に乗ったヘルナイトの隊長を横からかっさらったゴブリン達を更に追いかけ、トロルの集団と鉢合わせするという図。戦域自体が微妙に狭いこともあり、移動に苦労していた。





4.遺跡の魔女
サキュバスの変身した魔女によって良いように騙され、追い込まれるという感じにする予定だったのだがPC側の出目が走り、正体を見破られる。かすめ飛び攻撃でヴァンピリック・タッチを叩き込みながら削り取って行く予定だったのだが、流石に押し切られて落ちる。




5.黒竜の住処。
透明化した超大型(ジャイアントテンプレート付きのヤングアダルト・ブラックドラゴン)黒竜とペットの超大型クロコダイル(ヤングテンプレート付きダイアクロコダイル。水中に潜み、ボスの偽物として惹き付ける予定だった)、その取り巻きのトログロダイト・レンジャー&ソーサラーという感じだったが、流石にソーサラーは即落とされて透明化も見破られ、ドラゴンも《かすめ飛び攻撃》を活用しながら飛び回ったのだが、時間もありまたマスターの動かし方が宜しくなかったのもあり、1人の道連れ(動物の相棒は道連れにしたが)も無く落とされることとなった。

全体としては、事前に作ったサマリー類は割と好評で上手く働いたと思うのだが、脳が煮上がっていたこともあり、初心者フォローが充分とは言えなかった(その分プレイヤーの方に助けて貰ったが)辺りは毎度ながら何とかしたいところである。

あと、持ち込みを予想していなかった為、そちらのフォロー(フィギュア関連等)が充分に出来なかったというのも今後の課題である。時間的に余裕が無さ過ぎたのは勿論だが。

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