とはいえ、あのシナリオ背景は(後半で恐らく解説するが)正直無いと思うが。参加面子は以下の通りだが、色々都合があり2名程欠席となってしまったが、扱いやすいキャラだったので何とか4人でも問題無かった(逆に人数が少なかったからこそ早く回せた可能性も高いが)。
構築については色々言いたい部分もあったが、マスターとしては何とも言えずに此処に書く。
プレイヤー | 名前 | 種族 | クラス | 特徴 |
---|---|---|---|---|
歪人 | エミリィ・グラシア | ハーフオーク | ファイター | 今回不在。まさかの大旋風ファイター、その真価や如何に。 |
ろうなむ | オリジン・タメトモ | ハーフオーク | レンジャー | 今回不在。巨人殺しの弓レンジャー、メインアタッカーとして特化レンジャーの面目躍如である…しかし《束ね撃ち》と《速射》が足りない。 |
Waiz | ブラント・マーキュリー | 人間 | ガンスリンガー(Pistolero)/インクィジター(Justice) | 拳銃使いの異端審問官。そして暴発は味方を巻き込む。 |
Makkou | ヴァンデ・ルング | ハーフエルフ | サモナー(統合者) | 珍しい統合サモナーにしてパーティー最大のキルマーク保持者。だがDRだけは勘弁な! |
2xxP | ゴーダ | ノーム | バード | 23ステップを刻みながら敵を翻弄するバード。攻撃メインの面子との相性が非常に良かった。 |
オットー | ルッチオキノ | ノーム | クレリック | 箒乗りのデズナ信者クレリック、というかルチア婆クローン。 |
という導入で開始し、早速ジャイアントの集団と鉢合わせとなり、並べられたフィギュアの数(総計13体)に絶句するパーティー一同。因みにこの遭遇のみ一切手を加えていないが、インパクトは充分だったようである。しかし全ルール適用PCにとって、強化の無いヒルジャイアント達はさほど敵でもなく順調に蹴散らされて終わる。
しかし、間合い無し、巨大化が困難、踏み込み無しの状況では生かせる場面も少ないだろうと考えていたが、予想通りこの先ほぼ《大旋風》は死に特技となっていた。
あと早速ブラントのペッパー・ボックスは暴発していた。
そして、霧に包まれたスカイメイジの居城に至る真鍮の螺旋階段を昇ることとなったが、途中で発生した振動で何度も階段から落とされそうになりながらも振動の原因であるアダマンティンの篭手で武装した壊し屋のジャイアントに到達し、ゴーダのグリースで転ばされた後、常に飛行状態のヴァンデによって倒される。
どうせなら1人ぐらい階段落ちを経験して欲しかったが。
この後、ちょっと早めの昼食となる。そういえば午前中に2戦闘終了したのは久し振りという気がする。
次に先程の壊し屋によって作られた城壁の穴より侵入したジャイアント達がエア・エレメンタルを虐めている場面に遭遇し、中立が多い為見逃すかという話になりかかったものの、ヴァンデが善(とはいえ混沌にして善だが)だった為に突入して助けるべきだという話となり奇襲して蹴散らす。
戦闘終了後に、スカイ・メイジの使い魔の猫による救援要請を受けて城の基底部へと向かう事となる。そこには雲で出来た柱を突き崩すアイス・デヴィルとそれに取り憑かれたフロスト・ジャイアントの姿があった。
まずはアイス・デヴィルを潰そうとヴァンデがディメンジョン・ドアで突撃をしたところに伏兵として仕込んでいたボーン・デヴィル3体に囲まれウォール・オブ・アイスで分断されて、更にアイス・デヴィルのスロウを受けて大ピンチに。
しかし、ゴーダが取り出した巻物からのファイアボールで切り返し、受けたダメージもルッチオキノが押し戻し、ボーン・デヴィルが引きずりで落下させようとエミリィを狙うも目が振るわず、結局ブラントのバロウィング・ブリットで足を止められてオリジンの弓によりフロスト・ジャイアントが沈められて依代を失ったアイス・デヴィルも逃げ出した。
最後に辿り着いた大広間で、巨大な彫像の掌に乗り絶賛防戦中のスカイメイジとそれを襲うヒルジャイアント達、そしてその隊長のトリケラトプス騎乗ジャイアントという浪漫溢れる遭遇だったが、流石に危険視されたのか隊長は即殺され、トリケラトプスに蹂躙されながらもこれを押し返してようやくスカイメイジと交渉となる。
しかし、当のスカイメイジは襲撃に身に覚えは無く、しかも襲撃が収まらなければタイタンの書の儀式も難しく、どの道この荒れ果てた城では儀式の遂行は難しいということで、先程のトリケラトプス・ライダーの首を持ってヒル・ジャイアントの族長と交渉して来いという話になり、其方に向かう事となった。
そして、時間に余裕があったのでボーナス予定で準備していた、そりゃリノーム王国という名なら出さない手は無い(とはいえシナリオに書いてあるのだが)クラッグ・リノーム戦。密集していたところに叩き込まれた15d8の溶岩ブレスで容赦無く焼かれたり、ファイターの打撃が届かない(リノームは常に10ft上空に居る為)為に危うく死者が出そうになるも、+3強化で材質系ダメージ減少にも強いオリジンの弓、高いダメージ減少をものともせずに手数で強引に削るヴァンデの飛びかかり、そして暴発させつつも有効打となったブラントの銃弾に止めを刺される形となった。
相変わらずの早回しで駆け足となってしまった部分もあったが、個人的にはやる予定だった事が全部出来たので大変満足だった。この調子で次回も上手く回ってくれることを願いたい。
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