Paizoという会社はTRPG界隈では珍しく盛況かつ自前ショップ持ちという比較的強い企業と言えるのでフットワーク軽く様々な展開を手広く拡げている。しかしPathfinder RPGは英語出版物であるという性質上日本国内での展開はどうしてもやる気のある個人に依存しがちになり、よしんば企業から翻訳出版されたとしても継続は担当者のモチベーション、それ以上に売り上げ次第とになる。だからこそ関連物の購入、所謂”買い支え”は情けは人の為ならぬ遊び続ける自身の未来への投資とも言える。
現状で私が完走を願ってならないのはReturn of the Runelords関連で言えばComic版Pathfinderで、合本5巻目に当たるHollow MountainはReturn of the Runelords前夜とも言える話であり、比較的イメージイラストが豊富なAdventure Pathでも描かれていない部分がフルカラーのコミックとして描かれている。
因みにKADOKAWAによる現在の刊行数は2巻で部数ももう少し欲しいし何より先は長い…”ファンタジー冒険者のアメコミ”という点に於いて間違いなく面白いので興味があれば是非に。
今回の面子は以下の通り。前回から1レベル上昇しキャラクター達は6レベルとなった。

プレイヤー | 名前 | 種族 | クラス |
---|---|---|---|
makkou | レーナ | 人間 | ミーディアム(遺物交信者) |
順調にパーティーの切り込み隊長となりつつある二刀流カタナ使い。特徴は〔伝説の末裔〕。 | |||
ちー | ミェンウェン | 人間 | アンチェインドモンク |
上級クラスBrother of the Sealを獲得。特徴は〔霊との接触〕。 | |||
Waiz | 鈴雨 | フェッチリング | スカルド(Urban Skald) |
パーティーのサブ知識と交渉担当。特徴は〔失われた時間〕。 | |||
トリグラフ | リヴィア | 人間 | オラクル(魂の導き役) |
唯一の信仰系にしてサーシロンマニア。特徴は〔サーシロンへの誘惑〕。 | |||
Clare | ニャル | アーケイニスト(Aeromancer) | |
直列の敵を求める秘術使い。特徴は〔オードラニの味方〕。 | |||
2xxP | テオドラ | 人間 | サイキック(Magaambyan telepath) |
要所での呪文の使い方が光る。特徴は〔不慮のクローン〕。 |
尚、以下はPathfinder Adventure Path #134『It Came from Hollow Mountain』序盤に関するネタバレを含みます。また、シナリオは随所変更されています。