2011年8月19日金曜日

8月15日の話。

コミケ4日目なんてものは無い。
今日から連休ということもあり、長期連休恒例の生原酒買い出しの為にほうらいせん吟醸工房へと向かう。今回は出掛ける前に若干降ったものの、午後からは天気も良くまた毎度ながら川沿いを走り続ける為、二度程やなに寄って涼んで行こうかとも思ったが、腰が重いのが災いして時間の余裕が無く見送る羽目に。

吟醸工房では、いつも通り一番安い生原酒(高いのもたまには呑みたいが、貧乏舌な為あまり差異を感じない為)と青じそ梅酒、それと完熟梅酒を購入して店を出たのだが…何というか、最近は痛車を何処でも見るようになった。自分も昔一度やろうかと思ったが、以前会社に来ていた痛車がいつの間にか別の車にされていたことを考えるに色々難しいだろう。

そして、世間的には未だ休みだった事もあり渋滞に巻き込まれながら何とか帰宅。この1週間は堕落して過ごしたい(後のスケジュールを考えるに無理だろうが)。

8月12日の話。

最早夏冬の恒例となった(といっても冬は行かなかったが)夏コミーの為に夜行バスに乗って上京する。
前回あまり眠れなかった事を踏まえて、昼に仮眠もせずに居た為に酷い疲労状態だったが、お陰で乗ってからは座席が良かったこともあり東京駅迄気絶するように眠ることが出来た。但し、色々な(臭いとか汗とか)対策の所為かバス内部はエアコン全開の20度以下という有様で毛布を被ってもまだ寒いぐらいだったが。

東京駅到着後、結局前と同じ宿に荷物を置いて有明へ。色々不便な点も多いのだが、14時からチェックイン可能というのと、近隣を探せば何でもあるというのと、広い浴場があるという魅力は中々捨て難い。

1日目は非電源サークルぐらいしか回らない為に西館列へと並んだが、今回はえらくビッグサイト内に入る時間が早かった(8時に並び始めて大体開始30分程度で中へ)ように感じた。尤も、途中2巻が出る気配が無い為いい加減開封することにしたテスタメント・シュピーゲルを読みながら暇潰しをしていた為かも知れないが。
入館後はめぼしいサークルを回り、心が折れそうなストラップを入手し、次回の幻想世界コンベンションの予約をし、gen-conのレポートを読みながらPathfinderとD&D4thの近況を話したり、ラボメンと化したどどんとふ面子の処に挨拶に行ったり、石膏フィギュアを買ったり(売り物の都合もあるが、次回以降は列を作りやすいお誕生日席側へ移動して欲しい。但し荷物が置けない不具合もあるが)して11時30分頃には脱出し、そういえば築地までそう遠くないと思い立ち昼飯を食べに向かう。
時間帯的には昼飯時だったため、大半の寿司屋は長蛇の列だったが、丁度店が空いていた為に天丼でビールを戴く。昼間にこういう堕落の極みを堪能出来るというのも後をあまり考えずに済む旅行先ならではだろうか。因みに天丼の味の方はそれなりだった。

その後は宿に戻りチェックインを済ませ、暫し休んでいたが折角の上野宿泊なので国立科学博物館に行こうかと思ったが、時間が無かったのと相変わらずの行列だった為、断念して近代美術博物館へと行き、ギリシャ展を見てくる…しかし、価値観の違う時代の話とは言え、ギリシャ神話はやはりひどい。正気を失う呪いを掛けた原因に許して貰う為に12の無茶振りをやらされた上にその相手の栄光呼ばわりとか、バラバラ大好きメディアさんとか。時間が無かった為、かなり早足になってしまったのが残念だったが、目玉の円盤投げ像も周囲から見る事が出来たので存分に堪能することが出来た。

そして、いつもの大殲面子と呑む為に新宿駅へと向かうが、去年の年末に出ていなかった為、待ち合わせ場所が工事で移転していた事を知らずに若干迷う。何とか合流して今年はメキシコ料理の店で酒と何もかも辛くて美味い(いや、中本は勘弁)料理を堪能しながら駄目な話題を楽しむ。しかしコロナ>カクテル>テキーラ少量>カクテル>カクテル>コロナを痛飲して前後不覚に陥る…流石に踏み止まったが、カラオケに行く一行と別れてホテルに帰還し、大浴場で酒気を落としてから潰れるように眠る。

オフラインセッション用ツールの話+α

最近はすっかりオフラインセッションばかりだが、コミケで色々見かけたのと、この間の超巨大用台座のサイズ間違いで改めて材料を購入したので色々メモを。

・サイズ変更用台座
 材質は発泡塩ビ。そこそこの強度がありかつ軽量だがカッターで比較的簡単に加工ができるのがメリット。A4サイズから超巨大x1、巨大x1、超大型x2、あと大型を幾つか切り出せる。

・障害物プレート
 コミケで見かけたが、上の切り出した台座に適当なサイズの石かガーデニングバーク(欠損等防止の為、表面を樹脂加工した方が良い)や柱等を貼り付けたもので障害物の表現に便利そうだった。

・マスタースクリーン
 B5ぐらいで再構築したい。鉄板を1枚入れておいて出番待ちのクリーチャーのイニシアチブコマを貼り付けておくのも良い。

・もばんとふの使用法
 ラボメン(偽)達とも話していたのだが、地図をツールで作成して画像形式で出力しているのを利用して透明化クリーチャーの管理に使用している。地図上に意図的にマーカー(柱等の障害物、割れたタイル等)を入れておけば位置把握と同期もしやすく便利。

8月13日の話。

相変わらず慣れないベッドの上だからか、暑さと身体の痛みで仕掛けた目覚ましが鳴るかなり前に目を覚ます。それでも一応身体には支障もなく動くだけの気力があったのでのんびりと出発準備を済ませてからビッグサイトへと出向く。しかし、今日も多少買った程度で早々にビッグサイトを抜け出して今日は築地にて寿司とビールを堪能する。丁度タイミングが良かったのか、入った店が空いており待つ事もなく座ることが出来た。
後で調べたが、それなりに当たりの店だったらしくお任せで美味い寿司を楽しむ事が出来た…しかし、店から出た後に気が付いたのだが、卵焼きが足りなかったらしくそこは残念だった。

宿へ帰還後、上野公園へ出向くが相変わらず酷い行列だった為に科学博物館は諦めて秋葉原巡りへ。そういえば震災後には来ていなかったのでその辺も再確認する為に色々巡る。しかし仕方が無いとはいえ、TRPG関連、殊にD&D関連の立体物はすっかり秋葉原での入手が難しくなったようで殆ど見る事が無くなった。代わりという訳でもないが、モンハン関連の立体物を2つばかり購入。

その後、宿へと一旦戻り冷蔵庫から酒を持ち出して蒲田へEQ退役軍人会の飲み会へと向かう。評判の店らしく結構混雑していたが、そこは抜かりなく予約されており開幕餃子30人前という暴挙にも速やかに応じてくれる良い店だった…ビアー餃子餃子餃子餃子他で少々調子に乗りすぎて食べ過ぎ、一時坑道不能になりそうになったが。

そしていつも通りの流れで新Goizou邸へと行き、新居祝いの酒を振る舞ったり(持ち込んだ本人が飲み干すのもどうかと思い控えたが)ガンダムユニコーンの1巻を見ながらグダグダと喋ったりしているうちに時間となり宿へと戻る。蒲田-上野ならば電車で一本で済むのでそこは楽になったか。

宿で風呂を済ませて佳境を迎えていたテスタメント・シュピーゲルを読了。繰り返される希望と絶望の落差に「持ち上げて落とす」では甘く、最早「持ち上げて叩きつける」という感想しか出ないぐらいの惨状でも続きが読みたくて堪らなくなるのは流石の冲方節だと思う…願わくばあと1年以内に2巻が出て欲しいが。

8月14日の話。

朝は足が少々辛かったものの、普通に起床してチェックアウトを済ませてビッグサイトへと向かう。そういえば3日全部に参加したのは初回以来久し振りぐらいという気がする。といっても買って回る程買う物が有る訳でもなく、結局適当に回ってから昼には上野の蕎麦屋で鴨せいろとビール、そして昨日食べ損ねた卵焼きをこちらで注文して、その完璧な焼き上がりと味を堕落の極みと楽しんでいた。

そしてまだ少し時間があった為に秋葉原のHeyへと行き、歴代ダライアスの並ぶ様を見たり、最近全く触ってもいない格闘ゲームを見たりしているうちに時間となり、東京駅から新幹線で帰路へ…危うく大阪迄乗り過ごすところだったが。

そして帰路の電車内にて、ある意味噂となったマルドゥック・フラグメンツを読了する。そちら関連はどうでも良いが、まさかのボイルドの天丼ネタと相変わらずの登場人物の精神的フリークスっぷり、そして何章かは既に読了済みだった為再読となったが、前後の話がはっきりした分より墜落的なシチュエーションが浮き彫りになり絶望が色濃く感じられた。

そして、帰宅後色々済ませてから、今回の旅行中に使った革製品(そういや今年は神保町の革製品屋ひまわりの出店が見られなかった。ハヤカワサイズのブックカバーが欲しかったのだが)の手入れを済ませ寝る。
毎年と違い、明日より1週間連休なのでその間に色々片付けておきたいところである。

TRPG関連について思った事色々の話。

東京に行った際に若干話す機会があったが、幾つか思う処があった。
まずgen-conのレポートで言われていたD&D4版とPathfinderの状況(4版は女性プレイヤーや若いプレイヤーが多く、Pathfinderは煮詰まったハゲ共…もといコアな連中ばかりだったという話)だが、これは日本でのソードワールドやFEAR系ルールとD&Dが抱える状況とそのまま対称的な関係になっているだろうし、何より私自身は女性や若い連中と卓が囲みたいだけでやっている訳でもなく(確かに新人は増やすべきだと思うが)、更に言えばそもそも「自分が遊びたいルールを、参加者が遊びたいレギュレーションで、遊びたい人々の為に」がモットーなのでやりたいようにやっているというのが現状だし恐らくあまり今後もこの辺の意識は変わらないだろう。

そして、「~が居るからあのゲームは嫌いだ」という意見や態度は心底どうでも良い。「○○(これはゲームでもアニメでも小説でも何でも良いが)が好きだ」というのは交流の切っ掛けにはなるが、それだけで相手と十全仲良くなれるものでもなし、逆に同じ趣味を持つからといって全員を同じように扱うのも愚の骨頂だろう。

ただ、表立ち先頭で何かを推進するような人がぶれず曲がらないというのは当事者がどんな人であれ、追従する分には非常に楽であるのは間違いない。別に相手の全てを愛して受け入れなければ友人付き合いが出来ない訳でもなし。

そもそも、物事を話すのに否定的な態度で入る事自体、それを楽しんでいる人間に対する侮辱もいいところだと思うが。

2011年8月8日月曜日

2011年08月の竜舞亭セッションの話。

例によってYack.氏の生放送を聞いて作業を停滞させながら何とか完了させる。流石にUstreamの二次会迄は無理だったが。
プレイヤー名前種族クラス特徴
ろうなむトシアキ人間パラディン(輝きの騎士)三下系パラディン。シナリオ毎にソウルが曇り続ける。
Waizプリセラハーフエルフローグ(活劇剣士)/ファイター(両手武器)フェイント系戦士。ヴィシャス武器入手で自傷を顧みないスタイルに。
歪人ルチア・カストールノームクレリックババァ系クレリック。今回もお休み。
オットー獅子のテオドリック人間ドルイド(獅子のトーテム)嬉しくないネコミミ系ドルイド(男)。今回はお休み。
Makkouリリアナエルフウィザード/ディアボリスト似非魔法少女。ローブofアーチマギ購入で調子に乗ってる。うなる《呪文霧氷化》
2xxPヴォールトハーフオークモンク/インクィジター/レンジャー異端審問官のゼン・アーチャー。まさかのアンデッドメインシナリオとダイス目の腐敗に泣く得意な敵:デヴィル。
色々あり、参加人数4人(PC数は6人だが)となったCouncil of Thievesの第11回。混沌に陥りつつあるウエストクラウンを救う為、「ウエストクラウンの子供達」の一員であるPC達も(久し振りに)アラエル達と再会し、各勢力と同盟を結ぶ流れとなった…というのが予告だったのだが、実際にはPCの過去の関係(というとアレな感じがするが)を精算する為、懐かしい面々と戦って貰うこととなった。因みに既に気付いている人も多いと思うが、竜舞亭のセッション時間の都合やその他諸々あり、シナリオは大幅に(大体50%程度)弄ってある。
導入として檻のヘルナイトのゴーンウィルとヴェレンニを登場させ、和平の流れと思わせておいて恒例の騙して悪いがと言わんばかりの盗賊会議によるセーフハウスへのファイアボール投げ込み奇襲でシナリオ開始となった。今回は盗賊会議の本気を示すべく、スレイング・アローを準備して打ち込むも、残念ながらトシアキが(1回1を振ってセーヴを落としかけたがヒーローポイントで無かったことに)死にかけた他は、Ultimate Magic導入により出来るようになったルチアのヒール+エネルギー放出等もありさほど有効な打撃とはならなかった。
しかし、ヘルナイトのヴェレンニの裏切りにより、アラエルが逃亡中に敵勢力に拉致される事となる。

そして、新たなる闇の主なる者の要請でイルネリックより得た(既に破壊済みの)トーテムリスクと引き替えに人質を返す、来なければ死ぬよりもひどい目に合わせると言われて仕方なく崩壊した因縁のナイトシェイド・シアターへと向かうことに。
道中、トーテンマスケ、ドッターリ・ガードの格好をしたケルンワイト、ボダック、ディヴァウラー(元狂気のウィザードという設定がある)と目下兵力増強中のアンデッド軍団を蹴散らし、ナイトシェイド・シアターへと辿り着いた一行は、其処で謎のアナウンスにより誘導され、悪趣味な演劇”六重の試練を潜り抜けし英雄達”の主役として、過去に倒した敵の数々と再度戦うこととなる。
ヘルナイトの鎧を着た多数のスケルタル・チャンピオンをサンバーストで吹き飛ばし、舞台中央に据えられた牢獄馬車を開けて出現したバルバズゥと憑依デヴィルを何とか退け、犬(マルボージャン・ケルベリだが)を連れた盗賊団のエレバスの堕とし子改め死の堕とし子(本当にミイラになった兄弟、グールになって頭突きと噛み付きを同時に行う採掘屋、そしてモーグにされたパラヴィーン)もスパイク・ストーンズで移動困難地形に押し込められた挙げ句にいつも通り射殺される。
そして新しいゴーレムを連れた元召喚チャンピオンのシラクス、スケルトンモンクにされたエイセスの姉妹達、バンシーとなった歌姫デロウア、コーラスにハンドメイデン・デヴィルを連れ、舞台女優のカルセイニカを飲み込ませた超巨大アニメイテッド・オブジェクト(CR12,超巨大の人造,ミスラル製硬度15,間合い30ft,叩きつけx3命中+27/4d6+18+つかみ,CMB+35のすごいやつだよ!)と化した一行にとってのトラウマである例の竜と共に登場した新たな闇の主ことヴァンパイア化したテージングという過去の因縁大集合という風情だったが、そこはヒーローポイントを持ったPC達によりイニシアチブを取られ(時間もなかったが)、リリアナの霧氷化コールドアイスストライク(帰ってから30ft直線のエラッタが判明したが)&アイスストームにより片っ端から潰され(《呪文霧氷化》は1レベルの上昇で得られる効果としてはかなり酷い部類に入ると思う)、アニメイテッド・オブジェクトの竜はヴォールトのアダマンティンアロー(無ければかなり苦しいことになっていた筈)によりガラクタとされ、テージングに至ってはディストラクションで灼き殺されて(後にアンデッドには無効だったことに気が付いたがまあ良くあるミスである。どのみち焼けなくてもトシアキの突撃で消滅させられていたが)終わるという生前にも増してがっかりな死に様となった。本当はもう1匹控えていたのだが、時間切れということもあり出せずに終わることとなったのは残念だった。

実は色々あり、キャンペーンを1回延長する事となり(主に日曜出勤の所為で)終了は10月となった。シナリオ自体は問題無いのだが、10月迄が異様に忙しいのが若干の問題である。

2011年8月3日水曜日

DAC2011当選の話。

今年も2日間通ってしまった為、自らを死地へと追い込むべくギアを上げていこうと思う。
しかし、去年とは打って変わって初日は新人が多いように見えるのと、2日目がまさかのPathfinder単卓…何かやらかした感もあるが(2日GMやりたけりゃ両日やれと言われそうだが、個人的には普段会えない多くの人と知り合える良い機会なので)。

因みに1日目は一応初心者不可という程ではないのだが、コンセプト自体が問答無用で殺しに掛かっているのと特殊ルールを使用する為お世辞にも初心者向けとは言えない、というのが実際の処である。2日目はレベルの高さもあり無理がある。勿論、やる気のある参加者は経験問わず歓迎します。
個人的にはセッション中に寝ないで、最低限の会話が出来る人が来てくれると有り難い限りですが。

そして何よりの問題は準備期間。既に8月はオフのテストプレイが難しい(幻想さんがまさかの8/14開催とか)為、色々厳しい状況になっている。10レベルの方はそもそもオフでのテストが難しいだろうし。
…ま、頑張ります(ダークソウルの予約票を隠しながら)。

ACVβの話。

当選当日にxbox360の電源を入れたところ、見事に3つ点灯の赤環に見舞われる…全てを焼き尽くすといっても本体まで焼かなくとも。
結局即座に新型を購入して(結局1日目はログインすら出来なかった人が多数だったという惨状もあって)翌日には参加することが出来た。
感想としてはミッションはこんなもんじゃないかと思う。4系のシームレス型の方が好みではあるが、大規模な盤面変更とかをする場合には仕方ないだろうし。
主立ったトラブル関連は兎も角として、属性のKCTのうちCがあまり役立っていないのをもう少し何とか。あと個人的には歴代でも一番格好良いレーザーブレードは動画で見せても良かったんじゃないかと。

そして発売延期の報を受けたが、完成度も踏まえて妥当な線だという感想である。そもそも共にマルチプレイ前提であるDark Soulsを1ヶ月しか遊べないというのは流石に問題だろう。